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ブックマーク / sect.iij.ad.jp (3)

  • CVE-2015-7547 対策における信頼できるキャッシュサーバとは – IIJ Security Diary

    先の記事にて解説したとおり、信頼できる通信路 との組み合わせにおいては、TCP のみで攻撃することは困難であるため、UDP におけるヒープ確保の阻止が焦点となります。つまり、A/AAAA の1セットの UDP レスポンスにおいて、それぞれが1024バイト、合計値が2048バイトを超過しない事が条件です。EDNS0 無効時においては、1レスポンスあたり512バイトであるため、仕様に沿っていればこれを超過しません。 多くの DNS キャッシュのソフトウェアにおいては、DNS クエリ/レスポンスのチェックや再構築をしているため、異常な構造を持つデータはフィルタされる場合が殆どです。EDNS0 無効時に512バイトを越えるデータを送りつけるような違反も同様です。 しかし、DNS の転送のみを行う DNS フォワーダにおいてはチェックが甘いため、今回の脆弱性に対する防御にはなり得ない場合もあります。

    CVE-2015-7547 対策における信頼できるキャッシュサーバとは – IIJ Security Diary
  • CVE-2015-7547 glibc における getaddrinfo の脆弱性について – IIJ Security Diary

    この脆弱性は2016年2月17日に対策済みバージョンと共に公開されました。内容としては getaddrinfo の呼び出しにおいてスタックバッファオーバーフローが発生する物です。公開時点で以下の通り、PoC を含めた技術的な詳細が公開されています。記事では、脆弱性が発生するまでの処理と、回避策について解説したいと思います。 CVE-2015-7547 — glibc getaddrinfo() stack-based buffer overflow Google Online Security Blog: CVE-2015-7547: glibc getaddrinfo stack-based buffer overflow 脆弱性に至るまで 今回の脆弱性は getaddrinfo の呼び出しに起因しています。脆弱性のある箇所までの関数呼び出しは以下の様になっています。 getaddri

    CVE-2015-7547 glibc における getaddrinfo の脆弱性について – IIJ Security Diary
  • 外部にURL情報を送信するブラウザの拡張機能の組織内での利用に関する注意喚起 – IIJ Security Diary

    Web ブラウザの拡張機能(プラグインなど)には、その拡張機能が組み込まれたブラウザでアクセスした先の URL を、インターネット側の第三者に送信する機能を持つものがあります。これらの拡張機能の多くは利用者の判断で、同意のもとに正当にブラウザに組み込まれたものです。しかし、この機能を利用者が属する会社などの組織の内部において使用したときには、その組織内部の Web サーバに関する情報が外部に送信されることになり、組織からの情報漏えいにあたる行為と考えることができます。IIJ では実際に数多くの企業などにおいて、このような拡張機能が導入されていることを確認し、対策を実施しています。ここに示す情報を組織のセキュリティ基準などと照らし合わせて、組織の内部においては URL を送信するような拡張機能を利用しないように対処することをお勧めします。 アクセスしたURLを外部に送信するブラウザの拡張機能

    外部にURL情報を送信するブラウザの拡張機能の組織内での利用に関する注意喚起 – IIJ Security Diary
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