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青空文庫に関するnoto92のブックマーク (9)

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    noto92
    noto92 2018/05/08
    “丸善炎上の記”
  • 宮本百合子 ことの真実

  • 岸田國士 観光事業と文化問題 ――日本観光連盟第六回総会に於ける講演――

  • 豊島与志雄 台湾の姿態

    台湾の印象は、まず山と川から来る。比類ない断崖と深潭と高峯とを以て成るタコロ峡のことは、ここに云うまい。また、蘇澳から花蓮港に至る間の海岸絶壁を縫うバス道のことも、ここに云うまい。それらは余りに有名だからである。然し、台湾東部の山と川はすべて、一般に強い印象を与える。 台湾には、一万尺を越える高山が主峯だけでも四十八ある。それらの峯は大体、岩層と風化との関係で、西方が削ぎ取られて、謂わば西天に向って屹立している。然しそれらの峯を載せた中央山脈は、東海岸寄りに連っていて、東側に於て急峻であり、随って、東側に於て谿谷も深い。狭い平地に独立してる山々も、みな急峻である。 それらの山々は、麓と中腹と頂とが、同時に人に迫ってくる。山というものは、普通、人がそれに向って進む時、麓や中腹は次第に人に迫ってくるが、頂は後方に逃げてゆくものだ。頂上は捉え難く、裾だけが捉え易い。然し台湾東部の山々はそうでなく

  • 寺田寅彦 災難雑考

    大垣(おおがき)の女学校の生徒が修学旅行で箱根(はこね)へ来て一泊した翌朝、出発の間ぎわに監督の先生が記念の写真をとるというので、おおぜいの生徒が渓流(けいりゅう)に架したつり橋の上に並んだ。すると、つり橋がぐらぐら揺れだしたのに驚いて生徒が騒ぎ立てたので、振動がますますはげしくなり、そのためにつり橋の鋼索が断たれて、橋は生徒を載せたまま渓流に墜落し、無残にもおおぜいの死傷者を出したという記事が新聞に出た。これに対する世評も区々で、監督の先生の不注意を責める人もあれば、そういう抵抗力の弱い橋を架けておいた土地の人を非難する人もあるようである。なるほどこういう事故が起こった以上は監督の先生にも土地の人にも全然責任がないとは言われないであろう。しかし、考えてみると、この先生と同じことをして無事に写真をとって帰って、生徒やその父兄たちに喜ばれた先生は何人あるかわからないし、この橋よりもっと弱い橋

  • パソコン創世記 インデックス - @IT自分戦略研究所

    毎日公開するこの連載では、日のパソコン業界黎明期に活躍したさまざまなヒーローを取り上げて紹介します。普段は触れる機会の少ない日IT業界歴史を知り、より誇りを持って仕事に取り組むきっかけとなればと思います。 なお、この連載は『パソコン創世記』の著者である富田倫生氏の許可を得て公開しています。「青空文庫」版のテキストファイル(2003年1月16日最終更新)が底です。

  • 徳冨健次郎 みみずのたはこと

    儂(わし)の村住居(むらずまい)も、満六年になった。暦(こよみ)の齢(とし)は四十五、鏡を見ると頭髪(かみ)や満面の熊毛に白いのがふえたには今更(いまさら)の様に驚く。 元来田舎者のぼんやり者だが、近来ます/\杢兵衛(もくべえ)太五作式になったことを自覚する。先日上野を歩いて居たら、車夫(くるまや)が御案内しましょうか、と来た。銀座日橋あたりで買物すると、田舎者扱いされて毎々腹を立てる。後(あと)でぺろり舌を出されるとは知りながら、上等のを否(いや)極(ごく)上等(じょうとう)のをと気前を見せて言い値(ね)でさっさと買って来る様な子供らしいこともついしたくなる。然し店硝子(みせがらす)にうつる乃公(だいこう)の風采(ふうさい)を見てあれば、例令(たとえ)其れが背広(せびろ)や紋付羽織袴であろうとも、着こなしの不意気さ、薄ぎたない髯顔(ひげがお)の間抜け加減、如何に贔屓眼(ひいきめ)に見て

  • 小林一三 宝塚生い立ちの記

    四十年前の宝塚風景 私が宝塚音楽学校を創めてから、今年でちょうど四十一年になる。今日でこそ、大衆娯楽の理想郷としてあまねく、その名を知られている宝塚ではあるが、学校をはじめた当時は、見る影もない寂しい一寒村にすぎなかった。 そして宝塚という名称は、以前には温泉の名であって、今日のような地名ではなく、しかもその温泉は、すこぶる原始的な貧弱極まるものであった。その温泉の位置はやはり現在の旧温泉のある附近ではあったが、ずっと川の中へ突き出した武庫川の岸にささやかな湯小屋が設けられていて、その傍らに柳の木が一植わっていた。そして塩尾寺へ登って行く道の傍らに、観世音を祀った一軒の小屋があって、尼さんが一人いた。湯に入るものはそこへ参詣をしてから、流れの急な湯小屋の方へ下りて行ったものだ。その湧出する鉱泉を引いて、初めて浴場らしい形を見せたのは、明治二十五年のことであり、それ以後保養のために集って来

  • 作家別作品リスト:永井 荷風

    公開中の作品 浅草むかしばなし (新字新仮名、作品ID:60610) 「麻布襍記」叙 (新字新仮名、作品ID:60133) 畦道 (新字旧仮名、作品ID:51970) 畦道 (旧字旧仮名、作品ID:50437) あぢさゐ (新字新仮名、作品ID:60659) 吾橋 (新字新仮名、作品ID:60611) 吾橋 (新字旧仮名、作品ID:56168)     →永井 壮吉(著者) 雨瀟瀟 (新字新仮名、作品ID:58169) 亜米利加の思出 (新字新仮名、作品ID:60612) 或夜 (旧字旧仮名、作品ID:50438) 或夜 (新字新仮名、作品ID:60613) 一月一日 (新字旧仮名、作品ID:50275) 一夕 (新字旧仮名、作品ID:49632) 上野 (新字新仮名、作品ID:49633) 浮世絵の鑑賞 (新字新仮名、作品ID:58332) 噂ばなし (新字新仮名、作品ID:6061

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