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electronicとreviewに関するnsyeeのブックマーク (237)

  • mp3: V.A. (FORTUNE500) // the music of the now age

  • Conny Plank / Various | ele-king

    Home > Reviews > Old & New > Conny Plank / Various- Who's That Man - A Tribute To Co… 『TECHNO definitive』の文中に、結果、もっとも多く出てきた固有名がノイ!だったことは、何度か話したが、さらに言えば、結局のところこれは、テクノの誕生においてコニー・プランクがもっとも重要な人物であるという、当たり前にして当たり前な結論が導き出されたということでもある。クラウス・ディンガーが「誓って」言っているように、「コニーがいなければノイ!はありえなかった」のだ。 言うまでもないことだが、コニー・プランクは、クラフトワークとクラスターという電子音楽宇宙の2大巨星の生みの親である。1963年からケルンのスタジオで働き、マレーネ・ディートリッヒやシュトックハウゼンの仕事を身近で見ながらフリーのサウンド・エン

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  • Scissor Lock | ele-king

  • Dean Blunt | ele-king

    戦争中から戦後にかけて、センチメンタリズムは氾濫した。それは、いまだに続いている。しかし、わたしには、その種のセンチメンタリズムは、イデオロギーぬきの生粋のセンチメンタリストに特別にめぐまれているやさしさを、いささかも助長するようなシロモノではなかったような気がしてならない。 ──花田清輝 DLカードが入っていたのでアドレスを打ち込んでみたが、何の応答もない。彼ららしい虚偽なのかもしれない。だいたい世相が荒れてくると、人はわかりやすいもの、真実をさもわかった風に言うもの、あるいは勇ましい人、あるいは涙に支配された言葉になびきがちだ。未来はわれらのもの......この言葉は誰の言葉か、ロックンローラーでもラッパーでもない。ヒトラー率いるナチスが歌った歌に出てくるフレーズである。 こんなご時世にロンドンのディーン・ブラントとインガ・コープランドという嘘の名前を懲りずに使用する、ハイプ・ウィリア

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  • Brood Ma | ele-king

    断固としてモダンでなければならない――アルチュール・ランボー タワーレコードミューンでもかけたけれど、正月はブッディ&リーフかジェイムスズーがヘヴィロテになるかと思いきや、年末に仕入れたカセット2がストンとツボにw。とくにブルードゥ・マーの無機質でトゲトゲしい感触はジャム・シティよりもさらに気分で、他人に引っ掻き回されやすい自分の心が冷たいステンレス製のダブによって容赦なく切り裂かれ、人間嫌いが爆発している夜には欠かすことのできない必需品となってしまったw。複数の金属音にさまざまなイフェクトが施され、ダブステップのフォームを偽装したような曲のつくりは、カラフルというよりは銀器を撒き散らしたような同系色の美しさに彩られ、J・G・バラード『結晶世界』のクライマックスを強烈にイメージさせる(→https://soundcloud.com/broodma)。坂龍一がジャム・シティやアンディ・

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  • Raime | ele-king

    そもそも自分とはまったく違う人間(生き物)が相手なのだから、それなりの奇跡と思いがなければ恋愛などは成立しない、と僕は宇宙論的に、いわばサン・ラー的に、いわば足穂的に、いわばセックス・ピストルズ的に考えているので、無闇に恋愛を繰り返す音楽や年中発情しているような音楽に、自分が発情期だったときでさえ積極的な共感はなかった。もちろんごくたまに例外的に好きなものもある、が、基はその路線だ。初期のサム・クックが素晴らしいのは間違いない......けれど、自分はやっぱり彼のライヴ盤、さもなければラヴソングを歌わないPファンクのほうが好きなのだ。そう易々とロマンを歌われたら、それはロマンではなくなる。 快速東京に"ラヴソング"という曲がある。「テレビを付ければラヴソング」という言葉ではじまるその曲は、世のなかどうしてこんなにラヴソングに溢れているのか不思議でなんないぜーと毒づいている、というよりも素

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  • Tim Hecker & Daniel Lopatin | ele-king

  • Sun Araw | ele-king

    2012年は奇妙な年だった。バランスは崩れ、何人かの人たちは東京から脱出した。ものごとは二元化され、逃げることも組みすることもできない中途半端な人間はサン・アロウを聴いた。『ジ・インナー・トリーティ』はコンゴスとの共作『アイコン・ギヴ・サンク』に続くリリースで、昨年の『Ancient Romans』に次いでのソロ・アルバム。ファラオ・サンダースのカヴァーをやっている。1970年に〈インパルス〉から発表されている『Summun Bukmun Umyun - Deaf Dumb Blind』というアルバムのA面の最初のパートをやっているわけだが、しかし、なんという、まったく、なんという気の抜けようだろうか......。 先日、紙エレキングの年末座談会のために、木津毅、田中宗一郎、松村正人、三田格という面々と1年を振り返った。そのとき、結局誌面には載らなかったのだが、「アメリカの終焉」という話が

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  • Gerry Read | ele-king

    『テルマエ・ロマエ』のヒットは発想がグローバルだったから......だそうである。インドネシアにはあと10年以内にセヴン・イレヴンが1000件はできるらしい。ブロック経済の行方を占うようにしてオランドーが提案したユーロ債はメルケルに一蹴され、市場=帝国に立ち向かう超民主主義をジャック・アタリは提唱するw。とにかくありとあらゆるものが国境を越えてノマド化するなか、なぜか「選挙権」だけがグローバル化しない。ある人が一国だけの経済に収まっていないのはもはや明白なのに、取引先の政権に対して何ひとつ影響力を行使できないというのは、まるで婦人参政権が与えられる以前の女性たちのようなものではないのかw。ジョージ・ブッシュが再選される際、ラルフ・ネーダーに投票するよう呼びかけたトム・ヨークに対して、モービーはイギリス人がアメリカの民主党票を割るような発言をするなとクレームをつけたことがある。つまり、国外か

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  • Mr Fingers | ele-king

    2012年を振り返ったときに、「ハウス・ミュージックへの回帰」というのがひとつあると思った。メインストリームではザ・XXの『コエグジスト』がそうだったし、大物プロデューサーとなったフィリップ・ズダールの手がけたカインドネスにもそのセンスはうかがえる。アンダーグラウンドではジョイ・オービソンとボディカが新世代の感覚でハウスの再解釈を試みている。もうすぐ〈ニンジャ・チューン〉からリリースされるフォルティDLの3枚目のアルバムにも、UKガラージを通過したハウス感覚が良く出ている。また、LAの〈ノット・ノット・ファン〉周辺は相変わらず90年代のハウスにハマっているようだし......。 UKガラージがハウスへと回帰することに僕は最初は複雑な気持ちを抱いていたが、考えてみれば好ましく思えるフシもある。ハウス・ミュージックは周知のようにゲイ文化から生まれていることもあって、色気、エロティシズム、女性的

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  • Shackleton | ele-king

    ダブステップが浮上してきたゼロ年代中盤、僕はどちらかというとグライムの方に興味があったので、エル-Bやディジタル・ミステックスといった人たちに大きな関心は持っていなかった。〈リフレックス〉からリリースされた2枚のコンピレイションや〈ソウル・ジャズ〉から出たシングルを何枚か買ってみたぐらいで、ベリアルのデビュー・アルバムも最初は試聴のみにとどまった。例外はピンチのデビュー・シングル「カバーリ」(06)で、この曲だけが一時期、僕とダブステップを結びつけていた。その圧倒的なポテンシャルは、昨年、リリースされたラマダンマンのミックスCDにいまさらのように収録されていたことでも明らかだろう(ちょっとBPMが早すぎたけど)。 「カバーリ」は、ひと言でいえば、ダブステップにトライバルなリズムを薄く忍ばせたもので、これが意外とフォロワーを産んでいない。この6年間でもブロークン・コンパス「オーストレイリア」

    Shackleton | ele-king
  • Andy Stott | ele-king

    カタログというのはこれがあるからキリがない。あと数週間早くアンディ・ストットのセカンド・アルバム『ラグジュアリー・プロブレムズ』を聴いていたら、最後の1ページに加えた。 アンディ・ストットはマンチェスターの〈モダン・ラヴ〉を拠点に活動しているDJで、デムダイク・ステアの(レコード蒐集家として知られる)マイルズ・ウィテカーとのコンビでダブステップの作品も出している。ストットは、2011年には「We Stay Together」と「Passed Me By」の2枚のシングルによって、デムダイク・ステア(紙ele-king vol.5参照)や〈ブラッケスト・エヴァー・ブラック〉のレイムあたりとも共振しながら、マンネリ気味だったミニマル・ダブに「ダーク・アンビエント/ポスト・インダストリアル」なるテイストを見せたひとりだった。 彼らの怪奇趣味の先人にはサム・シャックルトンがいて、新作『ミュージッ

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  • Italの過去をまとめてみた | Monchicon!

    「まとめサイト」ってなんか流行ってるじゃないですか(今更!?)。モンチコンもマネしたいなー・・・でも2ちゃんの洋楽板って他に比べてぶっちゃけあんま盛り上がってないじゃないですか。どうしよう・・・。そうだ! 勝手にまとめちゃえ! えっ何を? そう、人の人生を! ・・・というわけで早速まとめてみることにしました。 今年の夏に100% Silkのショーケース・ツアーで来日したばかりのItalが早くもセカンド・アルバム『Dream On』(エアロスミス!?)を今月リリースしました。 耳の早いリスナーならもうチェック済みかと思いますが、これがまたエラく野心的な内容ですばらしい!・・・でも、同じレーベル(Planet-Mu)にItal Techというユニットもいたりと、若干ややこしいと思ったので、意外と硬派な彼のこれまでのキャリアを簡単にまとめてみました。

  • Sacred Tapestry | ele-king

    Vektroid=Polygon Wizard=Vektordrum=ミ=LASERDISC VISIONS=MACINTOSH PLUS=情報デスクVIRTUAL=FUJI GRID TV=INITIATION TAPE=ESC不在 が与えられたとき、 Vektroid=〈NEW DREAMS LTD.〉 が成り立つので、 〈NEW DREAMS LTD.〉=New Age-Psychedelic-Chillwave=Vaporwave であることより、 Vektroid=Vaporwave が言える。 そう、ヴェイパーウェイヴとは、Vektroidを名乗る、アメリカ在住と思しき謎の人物による自作自演行為である。これが確かであるなら、ヴェイパーウェイヴは同時代の現象とはとても呼べないばかりか、小規模なアンダーグラウンド・コレクティヴでさえない。いわば偽装、詐術である。人がウェブ上に人格を

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  • Mediafired™ | ele-king

    Mediafired™ - Pixies "we had Pepsi™ sponsorship" misssequence(メディアファイアード™人。上記動画のコメント欄にて) 違法ダウソしてますか?™ 愉快なコマーシャル映像まで作られたオンライン・ストレージ〈メガアップロード〉は、違法ダウンロードの温床となっていたとされ、現在は閉鎖されている(http://www.megaupload.com/)。いっぽう、おなじく人気だったオンライン・ストレージ〈メディアファイアー〉は存続してはいるが、共有が違法と思われるファイルについては積極的に削除しているようだ。アーティスト名やタイトルとともに「mediafire」を入力してグーグル検索すれば音源ファイルが見つかりますよと友人に教えられたのは3年ほど前。いま同じことをしても、ダウンロードへのリンクは見つけづらい状況だろう。それが道理なのかもし

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  • Andrea Parker Et Daz Quayle | ele-king

  • [Vaporwave] | ele-king

    盗用がアートとなって、アンダーグラウンド・ポップのスタイルとして最初に定着したのが、1980年代のヒップホップとハウスである。いまでもよく覚えているのは、80年代末、MTVのBUZZという番組内でマルコム・マクラレンやティモシー・リアリーが、アシッド・ハウスをBGMに「盗め!」と視聴者を煽動する姿だ。「盗め!」、can you dig it? ヒップホップとハウスには、快楽主義としての音楽の延長ばかりではなく、盗用アートとしてのそれが同時にあった。ヴェイパーウェイヴは、インターネットの無限地獄/エントロピーの増大における盗用音楽として始動している。 いかにもうさんくさいこのジャンルに関しては、すでに議論が活性化している。その一例。「ヴェイパーウェイヴは資主義に対する批評か降伏か?」、その答えは「どちらでもあり、どちらでもない」 ヴェイパーウェイヴはネット時代の申し子的な、あだ花的なジャン

    [Vaporwave] | ele-king
  • Flying Lotus | ele-king

    チル・ウェイヴが16ビートを取り入れるようになった→ダフト・パンクがブラック・ミュージックに近づく→ジェイ・ポールがソウル・ミュージックの文脈でそれをやったとき、「ジャスミン(デモ)」は2012年のベスト・シングルになることは決まっていた......のではないだろうか。 「ジャスミン(デモ)」はデビュー前から期待されていたシングルだった。昨年、プロモーションで撒かれた「BTSTU」をドレイクがさっさとサンプリングし、タナソーのように『テイク・ケア』を評価したリスナーには彼の名前は早くから浸透していたはずである。僕のようにドレイクはウェットでもうひとつだな......と、オッド・フューチャーやビッグ・クリットを好んだリスナーにもそれは伝わってきた。もうひとついえば、そんなことは何ひとつ知らなくても、どこからか「ジャスミン(デモ)」が耳に飛び込んできたリスナーにももちろんダイレクトにアピールし

    Flying Lotus | ele-king
  • Safiyya | ele-king

    またしてもリビアやエジプトからはじまり、イエメン、チュニジアとイスラム圏全体に拡大している反米デモは、奇しくも9月11日にリビアでアメリカ大使以下4名が殺されたほか、いまだに被害者を増やしているにもかかわらず、さらにイスラエルや「アラブの春」とは無縁だったモロッコにも飛び火しているという。問題となったのは(最初はサム・バーシルと名乗っていた)ソフト・ポルノの映画監督、アラン・ロバーツ(65歳)がイスラム教の開祖ムハンマドにセックス・シーンを演じさせた自主映画『イノセンス・オブ・ムスリム』から予告編をユーチューブにアップしたことで、多くのマスコミがまだ内容を正確に把握できないまま、監督も「イスラムはガンだ」と言い残したまま姿をくらましたという経過を辿っている(大統領選を控えたバラク・オバマも慌てて同作を非難する声明を出している。15日現在、東南アジアやオーストラリアでも抗議デモが起こり、スー

  • Holy Other | ele-king