7時前に自宅を出て国道16号線を北上し、いったん県道56号線に逃げてから再び16号線に合流、8時前に大和市内に入ると、国道16号線はいよいよその国道16号線性をむき出しにしはじめる そして相模原市内に入れば、広々した三車線と天を衝くような街路樹が迎えてくれる。そんじょそこらのロードサイドと一緒にして貰っては困るのだよ、天下の国道16号線だよ、と王者の風格である。私は相模大野の駅前の松屋に入り、朝飯を済ませる。エッグ定、ミニ牛皿に納豆までつける贅沢 さて本日は、はてな村サイクリングということで、9時の集合時間に向けて淵野辺駅に近いセブンイレブンに向かっている。そのセブンイレブン前にいたローディは、はじめて会ったけれどはじめて会った気はしない、もっとエキセントリックな外観の人なのではないかと密かに思ってはいたけれどしかし目の前に現れてみれば、ああ一目見てわかる、この落ち着いた風貌の人に間違いは
断片1 「……きさま、はてな精神に欠けているんじゃあないのか! はてな精神がなんたるものか言ってみろ!」 「め、瞑想、運動、野菜350gであります! じ、自分は、革命的はてな精神に則り、内なるプチ互助会主義を批判し、真のはてな村民になることを誓います!」 「……ぜんぜん、総括になっていない! 総括援助が必要だ! わかるか、ここは印旛沼だ! 穴を掘れ、自分の首までの深さの穴を掘るんだ! きさまには熊による総括が必要だ!」 おれは森の中に踏み込んで、錆びたスコップで穴を掘り始めた。空はどんよりと曇っていた。なんでこんなことになったのだろう? 問うても無駄であった。すべては決まってしまったことなのだった。 断片2 おれはゼブラという名のカフェにいた。 ほかに三人の男たちがいた。k氏、r氏、z氏であった。おれは明らかに場違いなことに恐縮しながら、アイス・コーヒーをすすった。時間は永遠に過ぎていくよ
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