『アウトレイジ ビヨンド』で大友のバックにアッチ系がいるのであれば、三部作の掉尾を飾るであろう次の『アウトレイジ ジエンド』ではソン・ガンホが大暴れするだろうという予感があるような無いような。 もちろん三部作かどうかなんて話は今のところどこにもないわけで、しかし『ビヨンド』の物語における、いまだ道半ばの中途感からすると、次もあるだろうことをファッキン推測してしまう。 それはともかく、『アウトレイジ』の純血な続編として『ビヨンド』を期待してみにいけば、かなりの肩すかしとすかしっ屁を食らわされるだろうとは思う。 『仁義なき戦い』を彷彿とさせながらキッチリと横にスライドしてしまう『ビヨンド』のあのラストがまさに象徴しているように、今までのヤクザ映画全般のアンチテーゼとして構成された『ビヨンド』は当然のように前作の『アウトレイジ』をすらも逸脱すべき憎む対象として銃口を向ける。なので『ビヨンド』に「