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ブックマーク / mondobizarro.hatenablog.com (6)

  • 次のアウトレイジにはソン・ガンホが出てくるんじゃないかという。 - 恥とマスは掻き捨てナマステ

    『アウトレイジ ビヨンド』で大友のバックにアッチ系がいるのであれば、三部作の掉尾を飾るであろう次の『アウトレイジ ジエンド』ではソン・ガンホが大暴れするだろうという予感があるような無いような。 もちろん三部作かどうかなんて話は今のところどこにもないわけで、しかし『ビヨンド』の物語における、いまだ道半ばの中途感からすると、次もあるだろうことをファッキン推測してしまう。 それはともかく、『アウトレイジ』の純血な続編として『ビヨンド』を期待してみにいけば、かなりの肩すかしとすかしっ屁をらわされるだろうとは思う。 『仁義なき戦い』を彷彿とさせながらキッチリと横にスライドしてしまう『ビヨンド』のあのラストがまさに象徴しているように、今までのヤクザ映画全般のアンチテーゼとして構成された『ビヨンド』は当然のように前作の『アウトレイジ』をすらも逸脱すべき憎む対象として銃口を向ける。なので『ビヨンド』に「

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    nuba
    nuba 2012/10/07
  • おっぱいに敬意を表して。 - 恥とマスは掻き捨てナマステ

    『ヘルタースケルター』をみました。川崎はチネチッタで。 沢尻エリカのおっぱいに免じて最後までみましたが、性交時における結合部を花瓶で隠すなど、昭和のアダルトビデオを髣髴とさせる所業がそこかしこ、それこそ原作が生まれるよりもっと前、三十年ほど前の八十年代にでも撮られていた映画ならば、どうにかあるいは。

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    nuba
    nuba 2012/08/04
  • 倫理と暴力と道徳と。 - 恥とマスは掻き捨てナマステ

    「冷たい熱帯魚」を観ました。川崎はTOHOシネマズで。 えーっと、なんて言っていいのやら、すごかった。 「埼玉愛犬家連続殺人事件」に範を取った映画。この映画で主犯格を演じているでんでんが実際の事件の主犯に似ているだけでなく演技も鬼気迫るもので圧倒されっぱなし。 暴力によって倫理や道徳、ひいては人間の生き方までが立ち上がっていくので、日版「ファイト・クラブ」とも言える。生きるってのは痛いことなんだ。痛すぎるわボケ。 タナトスと相性のいいのはエロスに決まってるのだけれども、セックスセックスセックスが充溢してるので、作劇におけるツボをまったく外していない脚。 監督の園子温曰く、 今回は“徹底的に救われない家族”を描いてみました。何にでも希望を持たすのはイカンと思うんですよ。ダメなものはダメだと。そのくらい徹底したほうが活力になる。 とのこと。貧しすぎる卓ひとつ取っても“徹底的に救われない家

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    nuba
    nuba 2011/02/24
  • 映画「ノルウェイの森」が駄作であるたったひとつの理由。 - 恥とマスは掻き捨てナマステ

    「ノルウェイの森」を観ました。豊洲で。 原作は未読。というか村上春樹の小説は一篇も読んだことない。思うところあって意識的に読むのを避けています。でもエッセイなんかは読む。 なので。 原作と比較してどうとかは分からないけど、おそらく映像化には不向きな小説なのだろうとは思う。しかしどうにか映画にしようという監督の誠意は伝わってきた。松山ケンイチがやたらと歩く。ひたすら歩き回る。手紙が届いたら歩きながら読む。読み歩く。やはり映画とは動きの画があってこそ成立するものだと思う*1ので、歩き回さざるを得なかったのかなと邪推する。 菊地凛子が昔の彼氏とセックスできなかった件を松山ケンイチに告白するシーン。草原の中を菊地と松山は左に進みユーターンして右に進む。その動きに意味はあるのか。ないと思う。動かすだけであれば、それは映画ではなく動画に過ぎないように思う。 そのシーンも含め、全体的に真横から水平に撮っ

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  • まだそこにある夏。 - 恥とマスは掻き捨てナマステ

    監督ダリオ・アルジェント、主演エイドリアン・ブロディの「ジャーロ」を観た。渋谷はシアターNで。 ところで。 わたしの部屋は三階建てマンションの三階にある。エレベーターなどという素敵なものはない。なので。部屋にたどりつく手段は階段だ。その階段の、一階から二階へとのぼる中途、踊り場をすぎて四段あがったところ。そこに。 蝉の亡き骸がふたつ、仲よく並んでいる。 夏が終わりゆく前からずっと。 秋というやつは、とうの前にやって来たはずなんだ。でもね。 夏の残骸は今でもしぶとく残されたままだ。 毎朝、社会にでます。 夏の死体を眼下に見ながら。 毎日、世間と戯れます。 夏の死体なんかすっかり忘れて。 毎晩、家路につきます。 夏の死体を視線に認めたらポッケから鍵を。 いつかだれかが夏を片づけてくれるだろうと、いつもこころで祈りながら、いつだって夏に別れを告げている。だけど。 あの四段目に舞い戻れば、いつもと

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    nuba
    nuba 2010/10/07
  • 女が髪をむすぶ、たったひとつの理由。 - 恥とマスは掻き捨てナマステ

    押井守が『勝つために戦え!〈監督篇〉』というで、宮崎駿の「未来少年コナン」について、こんなことを語ってた。 コナンが寝ているラナのために鉄板で日陰を作るっていう有名なレイアウトがあるんだよ(第八話『逃亡』)。地平線が一描いてあるだけなんだけど、すばらしいレイアウトなの。 参考:≒010734≒ どんなレイアウトなんだろうと興味がわき、いい機会なので、初めてコナンを観ました。ぜんぶ。で、押井守が絶賛するレイアウトはこれ。 正しくは「ラナのために鉄板で日陰を作る」のではなく、ラナとの初めての出会いを再現するために、砂浜で寝ているラナのところへ、コナンが鉄板を背負ってきたっていうのが正しかったんだけど、そんなことはともかく。 実はこのレイアウトに至る前に、とってもステキなシーンがある。そのシーンがあまりにステキすぎたせいで、正直このレイアウトに関してはどうでもよくなっちゃった。そのステキなシ

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    nuba
    nuba 2010/09/09
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