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ブックマーク / number.bunshun.jp (49)

  • 攻撃だけでなく球際でも魅了せよ。風間体制後の川崎、鬼木監督の要求。(いしかわごう)

    川崎フロンターレが好調だ。 第17節でヴィッセル神戸に5-0で完勝すると、ACLの前哨戦とも目された浦和レッズ戦も4-1で圧勝。続くサガン鳥栖戦では、中2日ながら0-2から後半の3得点で逆転勝ち。真夏のタフな3連戦を全勝で飾り、3位に浮上した。 思えば、開幕前の前評判は決して高くはなかった。 クラブを約5シーズン率いてきた風間八宏監督が退任したこと、そしてJリーグ3年連続得点王に輝いた大久保嘉人がFC東京に移籍したこと。それもあって攻撃力のダウンが懸念されていた。しかし今年も「攻撃力の川崎」の看板に偽りはない。 第18節を終えて得点数「33」はリーグ3位。主将を務める小林悠が9得点、ガンバ大阪から移籍してきた阿部浩之が8得点で、得点ランキング2位、3位につける。指揮官が鬼木達になっても、持ち前の破壊力は健在だ。むしろ進化していると言って良いかもしれない。 川崎対策のマンマークが通用しなくな

    攻撃だけでなく球際でも魅了せよ。風間体制後の川崎、鬼木監督の要求。(いしかわごう)
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    nuba 2017/07/12
  • リトバルスキーが語る香川再生論。「私から見れば、彼は100%右利きだ」(田邊雅之)

    香川真司の繊細なプレースタイルは、今季のドルトムントでは輝きを失っている。香川はどんなキャリアパスを選択するのだろうか。 日本代表の10番、香川真司がドルトムントで苦しんでいる。先発には復帰できず、監督との不仲説も後を絶たない。結果、日本代表に招集された時にも、来の力を発揮できないケースが増えている。 はたして香川は、閉塞状況をいかにして打破すべきか。日サッカーを愛する1人として、香川を見守り続けてきたピエール・リトバルスキー(現ヴォルフスブルク・スカウト部長)に、復活のヒントを尋ねた。 ――ずばり香川の現状は、どうご覧になっていますか? 「香川はいろんなことを試して、必死に現状を打破しようとしているのだと思う。それはプレーだけにとどまらない。私生活でも、住むところを変えてみたり、睡眠のとり方を変えたり、酸素カプセルを購入したりしながら、なんとか状況を変えようとしている。最近は細身にな

    リトバルスキーが語る香川再生論。「私から見れば、彼は100%右利きだ」(田邊雅之)
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    nuba 2017/03/03
  • ボールを持ったら大迫勇也を探せ。「2トップなら絶対負けない」FWに。(寺野典子)

    当初、大迫のドイツ移籍は代表を意識してのものだった。 日本代表に入り、W杯に出場し、そこでプレーしたい。 そういう決意のもと、大迫は2014年1月ドイツへやってきた。W杯のピッチには立ったが納得のいく大会とはならなかった。それでも大会後にケルンに移籍し、2部から1部へとステップアップを果たし、さらに上へと願ったものの、ハリルホジッチ監督のメンバーリストにはもう1年以上大迫の名前はない。 「代表ウィークの間もたくさん練習して、たくさん試合をやって、いろんなことがプラスになっている。今はケルンのことしか考えていない。当に今はリーグに集中できているから、楽しいです。やっぱりチームで充実しないと。 クラブでのプレーが一番だなとつくづく思うんです。代表はそのご褒美みたいなもの。毎試合レベルの高い相手と戦える今の環境が自分を成長させてくれると思うし、それが一番いいことだと思うから。代表のことはまった

    ボールを持ったら大迫勇也を探せ。「2トップなら絶対負けない」FWに。(寺野典子)
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    nuba 2016/10/05
    逆に2トップでしか真価を発揮できないってのは希少種だし生き残るには少々ナイーヴよな
  • 乾貴士がエイバルで得た意外な評価。ドリブラーから「こんなに走るのか」。(豊福晋)

    バスクの地方紙に執筆する、あるベテラン記者が言った。 「タカ(乾)って、こんなに走る選手だったのか」 リーガ第7節、ラスパルマス対エイバル戦の試合後のことだ。乾は先発でプレーし、エイバルは0-2で勝っている。 ベテラン記者は続ける。 「たぶん、エイバルの関係者もそれを知らずに獲得したはずだ。キレのあるドリブラー、というのが彼に関する唯一の情報だったから」 乾貴士に対して周囲が抱くイメージに、変化が見られつつある。 当初は誰もが乾のことを、ドリブラーやテクニシャン、いわば天才肌の選手だと見ていた。乾を紹介する現地記事にも「ドリブル」という言葉が頻出した。しかし蓋をあけてみると、彼らが目にしたのは、攻守に走る乾の姿だ。 走らないと、試合に出られないという現実。 味方がボールを持つと、全力でスペースへ走り抜ける。単独でドリブルを仕掛けることもあるが、印象に残るのは、むしろしっかりとつなぎ、複数で

    乾貴士がエイバルで得た意外な評価。ドリブラーから「こんなに走るのか」。(豊福晋)
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    nuba 2015/10/07
  • ACLでなぜ日本勢は苦戦するのか?城彰二が指摘する、3つの理由。(佐藤俊)

    2敗1引き分けからの3連勝でベスト16進出を決めたガンバ大阪。昨年J三冠のチームでさえ苦戦を強いられているのだ。 ACLのグループリーグ、日勢はガンバ大阪と柏レイソルが首位通過を果たしてベスト16に進出したが、浦和レッズと鹿島アントラーズはグループリーグ最下位で敗退した。日サッカー協会、Jリーグからのサポートを受けてのACL挑戦だったが全4チームでの決勝トーナメント進出は叶わず、むしろ非常に苦戦する様が目立った。 逆に韓国は出場した4チーム、すべてがベスト16進出を果たした。なぜ、日のチームはACLで苦戦し、勝てないのか。今シーズン、ACLの解説などで4チームの戦いを見てきた城彰二に話を聞いた。 ACLで日勢が苦戦し、浦和や鹿島という日のトップクラブが勝ち抜けなかった大きな要因は、まずスケジュールでしょう。 リーグ戦の開幕前にスタートするACLは、それまでにチームを作り、コンディ

    ACLでなぜ日本勢は苦戦するのか?城彰二が指摘する、3つの理由。(佐藤俊)
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    nuba 2015/05/09
  • 内田篤人はロナウドの目を見ていた?ドリブルで抜かれなかった理由とは。(ミムラユウスケ)

    リベリーやロッベンと日頃からマッチアップしている内田篤人をして「止めるイメージが、どうしてもわかない」と言わしめるクリスティアーノ・ロナウド。 昨年に続いて実現した、シャルケとレアル・マドリーによる決勝トーナメント1回戦。昨年のこのカードでシャルケは、ホームでの第1レグを1-6で、アウェーでの第2レグを1-3で落として、あっけなく大会から去ることになった。 ホームで屈辱的な1-6という大敗を喫したとき、内田は膝の怪我のために日でリハビリ中だった。日時間の深夜に試合が行なわれていたため、リハビリの拠点としていたJISSのベッドの上で目を覚まし、この大敗を知った。 「レアルとやれる機会なんて滅多にないわけだから。出たかった」 後に内田はそのように語ったが、その“滅多にない”機会でシャルケは無残なまでに散ったのだった。 今年はどうなるのか。 シャルケがグループステージ最終戦を迎えた時点で、自

    内田篤人はロナウドの目を見ていた?ドリブルで抜かれなかった理由とは。(ミムラユウスケ)
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    nuba 2015/02/20
  • 日本が呼べる限界は「過去の名将」!?代表監督をJの実績で選ぶという話。(北條聡)

    2014年W杯でブラジルを最後まで苦しめ、その勇敢な戦いぶりに国内で一躍ヒーローとなったチリのホルヘ・サンパオリ監督。やはり国内リーグでの実績は重要? やっぱ「同胞」でしょ!? いまだに、このジンクスが生きている。ワールドカップの優勝監督だ。事実、昨年のブラジル大会を制したドイツの指揮官ヨアヒム・レーブも生粋のドイツ人だった。蛇足ながら、準優勝のアルゼンチンも、3位のオランダも、4位のブラジルも、指揮官は同胞だ。代表では外国人監督の登用が認められているが、実に80年を越える大会史の中で外国人の優勝監督は一人もいない。 だから外国人監督はアカン、そろそろ日人監督でよくね? いや、そういう具合に話をもっていきたいわけじゃない。優先すべきは、やっぱ「国籍より手腕」でしょう、どう考えても。 そろそろ日人で――という主張は、「その手の人材がいるじゃん」という信憑が先にあって初めて筋の通る話のよう

    日本が呼べる限界は「過去の名将」!?代表監督をJの実績で選ぶという話。(北條聡)
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    nuba 2015/02/19
  • オシムが見たザックジャパンの3戦。「変えねばならないのはエスプリだ」(イビチャ・オシム)

    メルマガNumber「イビチャ・オシムの『オシム問答』」、 最新号が配信されました。6月30日配信号の内容を一部ご紹介します。 ▼Lesson.83 目次 【1】 〈今週の「オシム問答」〉 「何が失敗だったのか、考えていく。とてもシンプルだ」 【2】 〈オシムとの対話 Chapter.1〉 「変えねばならないのは選手、サポーター、メディアのエスプリだ」 【3】 〈オシムとの対話 Chapter.2〉 「日はとりわけ個々の経験が不足している」 【4】 〈オシムの教え〉 「今日のサッカーの理念は、ボールキープして得点機を作ることだ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 〈オシムとの対話 Chapter.2〉 「日はとりわけ個々の経験が不足している」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ オシム:問題は誰もがメッシ

    オシムが見たザックジャパンの3戦。「変えねばならないのはエスプリだ」(イビチャ・オシム)
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    nuba 2014/07/02
  • FA入団の大物はどう扱うべきか?~福留孝介の処遇を考える~(岡田彰布)

    メルマガNumber「野球の神髄~岡田彰布の直言~」、 最新号が配信されました。6月10日配信号の内容を一部ご紹介します。 ◆………………………………………………………………………………………◆ 今週の目次 ◆………………………………………………………………………………………◆ 【1】 鳴り物入りで入団した大物は不振でも使い続けるべきか。 ~福留孝介の処遇を考える~ 【2】 日球界で成功する外国人選手の条件とは。 ~阪神はなぜゴメスを獲得したのか~ 【3】 読者の質問に「そら、答えるよ」。 ~岡田彰布のズバリ回答~ …………………………………………………………………………………………… 【1】 鳴り物入りで入団した大物は不振でも使い続けるべきか。 ~福留孝介の処遇を考える~ …………………………………………………………………………………………… ベテラン選手──ことさらFA移籍やメジャー

    FA入団の大物はどう扱うべきか?~福留孝介の処遇を考える~(岡田彰布)
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    nuba 2014/06/12
    さすが名将どんでん、的確な判断やね(ニッコリ
  • 「世界9位」より重い「ナダル圧倒劇」。錦織圭が得た“トップ5”という評価。(秋山英宏)

    「応援していただいた皆さんにお詫びをしないと」とコメントした錦織。クレーコートで行われる全仏オープン(5月25日開幕)は、コーチのマイケル・チャンが1989年に優勝した大会でもあるので、大いに期待したい。 コートサイドで試合を見つめるコーチ、トニ・ナダルの表情がすべてを言い表していた。 ラファエル・ナダルの叔父でもある彼の目の前にあったのは、にわかに信じられない光景であったはずだ。過去6戦全勝の錦織圭に、ナダルが一方的に叩かれていた。錦織がゲームを支配し、ナダルはそれに対応するだけだった。トニコーチは途方に暮れているように見えた。そのボディランゲージが弱々しかった。 マドリード・オープン、5月11日の男子シングルス決勝で、錦織は世界ランク1位のナダルから第1セットを奪い、第2セットも相手のサービスゲームを先にブレーク、4-2と先行した。ナダルからの初勝利と、マスターズ1000グレード大会で

    「世界9位」より重い「ナダル圧倒劇」。錦織圭が得た“トップ5”という評価。(秋山英宏)
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    nuba 2014/05/16
  • グアルディオラが苛立ちを露にした夜。マドリーにあった“ペップ流”への免疫。(豊福晋)

    「今日はいい試合だった。次はより改善できると信じている」とセカンドレグへの自信を伺わせるコメントを出したグアルディオラ。 後半なかば、ジョゼップ・グアルディオラが手に持っていたペットボトルを地面に投げつけた。 彼が感情を抑えきれずに激昂するのは稀だ。しかしこの日のサンティアゴ・ベルナベウには、珍しく怒りを露骨に表に出す指揮官の姿があった。 それも理解できる。1-0でレアル・マドリーが勝利したこの試合(グアルディオラにとってはベルナベウで初の敗戦だ)、データを見てみると、バイエルンは試合を通じて70%近いポゼッションを保っている。前半に関しては73%と、力の拮抗するCL準決勝では驚異的ともいえる数字をたたき出している。 バイエルンは圧倒的なポゼッションを武器に、90分間のほとんどの時間をマドリー陣内でプレーした。アラバとリベリーは左サイドを押し込み、右ではロッベンが再三仕掛けた。獲得したコー

    グアルディオラが苛立ちを露にした夜。マドリーにあった“ペップ流”への免疫。(豊福晋)
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    nuba 2014/04/25
  • 日本ハム・斎藤佑樹を使うのは「今」!過剰な期待でも、不信感でもなく。(中村計)

    今季はオープン戦から145kmを計測するなど、明らかに昨年までとはボールが変わった斎藤佑樹。二軍からの復活を見せることができるか。 「期待しているのか、いないのか、わからないよね……」 斎藤佑樹の早大時代に、早実の監督で斎藤の恩師でもある和泉実が、そうこぼしていたのを思い出した。 日ハムの斎藤は10日の楽天戦で、今季2試合目の先発マウンドへ登った。しかし2回、この日4つ目となるフォアボールを出し、1死一、二塁としたところで交代を告げられた。故障交代を除き、斎藤にとってプロ入り最短タイとなる降板劇だった。 初回も1番、2番に連続四球を出し2失点しているとはいえ、まだ2回である。テレビ中継で解説を担当していた光山英和も、思わず「きっびしいですね……」ともらすほどの采配だった。 栗山監督は、斎藤をどうしようと考えているのか。 監督の栗山英樹は、斎藤をどうしようと考えているのだろう。今季はオープ

    日本ハム・斎藤佑樹を使うのは「今」!過剰な期待でも、不信感でもなく。(中村計)
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    nuba 2014/04/23
  • 3年前のペップの予言が現実に?不振のメッシに吹き始めた“逆風”。(工藤拓)

    アトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ準々決勝、リーガ・エスパニョーラのグラナダ戦、そしてレアル・マドリーとのコパ・デルレイ決勝。僅か1週間のうちに全タイトルの可能性を実質的に失った3つの敗戦において、メッシはバルセロナの攻撃から消えていた。 パスを引き出す動きはほとんどなく、ボールを持っても淡白にパスをさばくばかりで、ドリブルでスピードアップする仕掛けのプレーが見られない。さらには自身のミスでボールを失った際にも責任をもって奪い返しに行く姿勢を見せず、必死に帰陣するチームメートたちをただ眺めるだけというシーンまで目についた。 いったいメッシに何が起こったのか。 「ここ2週間はどんどん調子が上がっているんだ。もうケガのことは忘れたよ」 そうメッシ自身が言っていたのは、1stレグ、2ndレグ共に重要なゴールを生み出したマンチェスター・シティとのCL決勝トーナメント1回戦を突破して間も

    3年前のペップの予言が現実に?不振のメッシに吹き始めた“逆風”。(工藤拓)
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    nuba 2014/04/23
  • <現代ゲームメーカー論> ルイ・コスタ 「10番はきっと復権する」(豊福晋)

    一度その番号をつけてから、手放すことはなかった――。 誰よりも10番を愛する男から溢れ出るのは “ファンタジスタ”への郷愁と復活に向けた希望だった。 1月最後の月曜日、ベンフィカのオフィスにある応接室でマヌエル・ルイ・コスタを待っていた。 壁にはベンフィカの巨大なユニフォームが掲げられている。毎日磨かれているのだろう、'61年と'62年のチャンピオンズカップがふたつ、その脇で誇らしげに輝いていた。 約束の時間は過ぎていたけれど、なかなか彼は現れない。クラブ広報のリカルドが申し訳なさそうに言う。 「ルイはいま当に忙しくてね。移籍市場の閉鎖直前で何かと。ただ、10番について語る、というのがルイの興味を引いたんだろう」 応接室の横を、若手の新加入選手が歩いていった。ルイ・コスタはこの時期は取材を受けないのだという。8月と1月は、スポーツディレクターにとって1年で最も多忙な時期だ。今冬も、ベンフ

    <現代ゲームメーカー論> ルイ・コスタ 「10番はきっと復権する」(豊福晋)
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    nuba 2014/02/21
    ルイ・コスタ、クラシカルな10番最後の男。彼がミランで現代的な10番であるカカにポジションを奪われ、「ファンタジスタ」は絶滅した…
  • 「サイドに開いた選手は捨てろ」!?風間八宏監督が唱える守備の新常識。(木崎伸也)

    今季はリーグ戦に加え、ACLも戦うことになった川崎フロンターレ・風間八宏監督。同組には増田誓志の所属する蔚山現代、小野伸二のいるウェスタン・シドニー・ワンダラーズなど強豪が揃う。 以前からひとつ気になっていた「戦術の常識」がある。 攻撃の際「サイドアタッカーがワイドに張り出して、相手のDFラインを横に広げる」というセオリーだ。 一般的に、相手が守備を整えた“待ち伏せ状態”になると、簡単には崩せなくなる。それを打開するために利用されるのが、上述のやり方だ。攻撃側のサイドアタッカーが外に張り出した位置にポジションを取ると、相手のサイドバックの注意を引きつけられる。すると相手のDFラインは横方向に引き延ばされ、守備ブロックの隙間が広がり、そこに入り込む余地が生まれる……という考え方だ。 日本代表のザッケローニ監督は、この理論の実践者である。 サイドハーフの香川真司と岡崎慎司に対して、攻撃のスター

    「サイドに開いた選手は捨てろ」!?風間八宏監督が唱える守備の新常識。(木崎伸也)
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    nuba 2014/02/17
  • セードルフが目指すサッカーとは?カカはできず、本田にはできるプレー。(木崎伸也)

    ウディネーゼ戦で後半37分から出場するも、2分でイエローカードを出された田。過密日程のせいか、万全のコンディションではまだプレーできていないようだ。 世界中のリーグで起きつつある現象が、コッパイタリア準々決勝の舞台でも繰り返されていた。 ここ数年、守備を重視したローリスク型のチームが勝てなくなり、多くのクラブが攻撃を前面に押し出したハイリスク型のスタイルに切り替えようとしている。ACミランのセードルフ新監督の抜擢も、その流れのひとつと言えるだろう。 だが一方で、モデルチェンジが簡単ではないことは、サッカー界の新たな常識になりつつある。短い時間ならば意識したことを実行できても、ふと集中が切れた瞬間に体に染み付いた癖が出る。それが隙やミスとなり、支配率は相手を大きく上回っても負けてしまう。 ウディネーゼ相手に66.7%を支配しながら、1対2で敗れたミランのように……。 今、ミランの新スタイル

    セードルフが目指すサッカーとは?カカはできず、本田にはできるプレー。(木崎伸也)
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    nuba 2014/01/25
  • ついに定番コンビの牙城が崩れた!?ボランチの序列を塗り替えた山口蛍。(矢内由美子)

    すでに欧州のクラブが獲得に興味を示しているという報道が出ている山口。この勢いを駆ってザックジャパンの起爆剤となるか!? 自他ともに認める“人見知り”の新鋭ボランチが「予想していなかった」と言ったのは、これが二度目だった。 一度目は代表初選出となった東アジアカップ。 優勝してMVPに選ばれたものの、「誰が見ても(3得点の柿谷)曜一朗くんだと思うのに、俺でいいんかな」と照れ臭そうに苦笑いしていたのは7月のことだ。 二度目は、11月16日のオランダ戦だ。東アジアカップの活躍でサバイバルに成功し、代表に定着した山口蛍は、海外組に合流してから初めて先発を果たした。 海外組と初合流した8月のウルグアイ戦から、10月の東欧2連戦までの5試合で、山口は3試合に出場していたが、いずれも途中からだった。プレータイムも合計44分と短く、ゴールを決めるような派手な仕事をしたわけでもない。遠征メンバーには招集歴の長

    ついに定番コンビの牙城が崩れた!?ボランチの序列を塗り替えた山口蛍。(矢内由美子)
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    nuba 2013/11/23
  • 「あきらめない男」古木克明が、ついに辿りついた野球人生の境地。(村瀬秀信)

    JR阿佐ケ谷駅前でポーズをとる古木。1カ月以上もプレーしていないとは思えないほどの、黒く精悍な身体つきだ。 かつてのライバルが放った最後の打球がレフトスタンドに吸い込まれた瞬間、古木克明は自然と立ち上がり、ガッツポーズを作っていた。 10月8日、ベイスターズ拠地最終戦。現役生活最後の打席で小池正晃が見せたホームラン。その「最後の打席」を見届ける為だけに、訪れた約1年ぶりのスタジアム。 小池とは1998年ドラフト1位と6位。“松坂世代”の同期であり、ポジションを競いあったライバルだった。堅実な守備と小技が巧みな打撃等、古木にないものを兼ね備えたスタイルで'05年にレギュラーに定着し、その後も大きな壁となり続けた小池の力は、古木が最も知っていたと言っても過言ではない。 「自分の持ち味はバント」 と最後まで言い続け、チームの為に自らを犠牲にしてきた小池が、プロ野球選手として最後の場面になって初

    「あきらめない男」古木克明が、ついに辿りついた野球人生の境地。(村瀬秀信)
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    nuba 2013/11/07
  • ヴァンフォーレ甲府はなぜ蘇ったのか。城福が3バックに込めた「知」と「熱」。(田邊雅之)

    「我々は絶対J1に残るべきチームであり15位で終わるべきチームではないと常にそういう心構えを持っている」と語る城福。専用練習場とクラブハウスも完成し、J1定着への道を確実にしつつある。 ヴァンフォーレ甲府が、脚光を浴びている。 7月31日のJリーグ第18節、ベガルタ仙台戦を終えた時点で3勝10敗5分け。5月11日、清水エスパルス戦に敗れた後は泥沼の8連敗を喫するなど、順位は一時期、J2降格圏の16位まで落ちていた。 ところが8月3日、セレッソ大阪に1-0で競り勝ったのを境に、チームは復調し始める。現在の順位こそ15位と一つ上がっただけだが、10月5日の横浜F・マリノス戦までの10試合を4勝2敗4分けで乗り切るなど、一気に息を吹き返してきた。 しかもこの間、サンフレッチェ広島に2-0、鹿島アントラーズには3-0と完勝。浦和レッズや横浜F・マリノス相手にも引き分けに持ち込み、ファンや関係者を驚

    ヴァンフォーレ甲府はなぜ蘇ったのか。城福が3バックに込めた「知」と「熱」。(田邊雅之)
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    nuba 2013/10/19
    サカつくをやりたくなる良記事
  • CBは“信頼感”のポジションである。吉田麻也が語る相棒、代表、クラブ。(西川結城)

    グアテマラ戦で久しぶりにコンビを組んだ吉田麻也と森重真人。人に対する強さに定評がある森重は吉田との相性もいいが、今野泰幸が積み上げてきた実績、信頼感の壁は高い。 雑誌Numberの連載、吉田麻也「Survive ~日人DF 頂点への道~」。 Number Webでは、雑誌と連動したウェブオリジナル企画 「Survive PLUS ~頂点への道~」として、Number誌には 掲載されなかったエピソードや、取材の舞台裏などをお届けします。 第5回の今回は、CBに最も大切な“信頼感”について、 レギュラー争い、そして仲間への思いを吉田が語ってくれました。 “信頼感”。 指揮官と選手の間には多かれ少なかれ、築かれているものである。絶対的な存在であるエース、味方を鼓舞し闘う集団にまとめ上げる主将、最後尾でドッシリと構えて全体を締める守護神……。どんなチームにも、現場の長が自分の意志と思いを託す人

    CBは“信頼感”のポジションである。吉田麻也が語る相棒、代表、クラブ。(西川結城)
    nuba
    nuba 2013/10/02
    #fctokyo 吉田が森重について語る