東レは11日、2011年シーズンの新作水着を発表した。新作のテーマは、「チアフル・ヒーリング(陽気な癒し)」。鮮やかな色づかいのペイズリー模様や、自然な風合いのレトロな小花柄などを採用した。素材では、冷感を軽減する機能素材「サラカラ」で、新たにリサイクルしたポリエステル繊維を採用するなど前シーズンに引き続き環境配慮型の素材を訴求している。 同日都内で開かれた発表会には、2011年のキャンペーンガールに起用された西田有沙さん(17)が登場。「東レの顔として、持ち前の明るさを生かして頑張りたい」と抱負を語った。 今年の水着市場は、7月半ば以降からの猛暑に後押しされ、東レでは販売枚数が前シーズン比1%増の831万枚と好調だった。 柴司・スポーツ・衣料資財事業部長は、「2011年シーズンも環境は厳しいと想定されるが、技術開発の強みを生かした付加価値のある製品の投入などで今年と同程度の販売を維持した