【食の安全を考える】ノロ感染で餅つき大会の禁止相次ぎ 「行き過ぎだ」と呼びかけたはずが、ホントに禁止を広げてしまった 餅を介してノロウイルスによる感染性胃腸炎が広がるなどとして、年末年始の恒例行事「餅つき大会」の中止が相次いでいる。背景に、例年になくノロウイルスが流行していることがあるが、餅つきのリスクが広く認識されたこともあるようだ。リスク認識に一役買ったのは、実は餅つき中止をなんとか食い止めようと報じた新聞記事が…。(平沢裕子) 「餅つき禁止!? 年末年始恒例なのに 自治体規制に住民反発も」 農協系の日刊紙「日本農業新聞」が平成28年11月下旬、こんな見出しの記事をネットに配信した。記事では、「ノロウイルスの蔓延を防ぐため、都市近郊のある県でイベントでついた餅を配ることを原則禁止している」とし、「禁止は行き過ぎ。子供の貴重な食体験を奪わないで」「日本は今、数件の事故で全体を駄目だと判断
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