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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (29)

  • 医療閑話・今のワクチン問題を巡る話題 - 新小児科医のつぶやき

    業にかなり影響している問題なのでもう1回。 ■化血研問題のわかりにくさ 前回も引用した1/8付化血研HPより、 今回の処分は、弊所が、血漿分画製剤について長年にわたりこれを承認書と異なる方法で製造するとともに不正な製造記録を作成しこれを隠ぺいしていたこと、及び、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による同製剤に関する立入調査において適切な対応を行わなかったこと、並びに、ワクチンについて厚生労働省の報告命令に対して適切な報告を行わなかったことによるものです。 私の知る限りではポイントは、 承認書と異なる方法で製造 不正な製造記録を作成しこれを隠ぺいこの2点のようです。ほんじゃ、これまでの薬事法に基づく業務停止にどんなものがあったかを2010/4/14付薬事日報「田辺三菱製薬に25日間の業務停止‐申請データ差替えで行政処分」を参考にしてみます。 薬事法に基づく業務停止は、過去に日商事の105

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  • 医療閑話・不正品ワクチン問題 - 新小児科医のつぶやき

    秋ぐらいから業で困らされていたのは化血研問題。とにかくモロに業に密接に関わる問題なので情報収集と対策に振り回されました。そのまとめというより愚痴みたいなものです。 ■化血研はなにをやったのか? とりあえず厚労省の1/8付報道発表資料より 一般財団法人化学及血清療法研究所に対する改善指示について 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「法」と略す。)第56条の31第1項の規定に基づき、一般財団法人化学及血清療法研究所(所及び菊池研究所)(以下「化血研」と略す。)に対し、平成27年12月21日及び12月22日に立入検査を実施したところ、平成19年10月から12月及び平成27年10月の計4回、二種病原体等であるボツリヌス毒素を法第56条の27の規定に定める熊県公安委員会へ届出をせずに事業所外に運搬していたことなどが確認されたことから、日、化

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  • みわよしこ氏のレポート - 新小児科医のつぶやき

    ■レポート その1 のぢぎく県の小野市で生活保護者のギャンブル禁止条例が施行されたのニュースがありました。まあ、賛否両論だったと記憶していますが、みわ氏は批判的な姿勢である事は確認できます。3/22付ダイモンド・オンラインより、 「生活保護費でギャンブル禁止条例」は当に必要か 全国初制定を目指す兵庫県小野市の主張 ここで誤解して欲しくないのですが、みわ氏が条例に反対されている事自体は問題と思っていません。賛否が分かれる議論の単なる否定側の意見の一つに過ぎないからです。上の記事は小野市役所への電話取材のレポートが主体ですが、幾つか興味ある事実がわかります。 小野市の生活保護世帯は130世帯である 130世帯に対してケースワーカーが常勤で3人配置されている(標準は80世帯に1人) 130世帯のうちとくに問題とされたのが7世帯であるこの7世帯はかなり手強いようで、生活保護費を受け取るとたちまち

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  • 天理の病院 - 新小児科医のつぶやき

    ■2/14付読売新聞より 市立病院、来春廃院へ…奈良・天理市 えらい前のニュースですが、恥ずかしながら天理市に市立病院があったとは知りませんでした。あったって別に構わないのですが、 しかし、医師不足による患者の減少や競合する病院の開設・増床などで2003年度以降は赤字に転落 競合する病院って・・・天理よろづ相談所病院でしょ。確認してみると天理よろづ以外にも4つばかりあるようなので、そっちが応えたのかなぁ?。それはともかく2003年まで黒字であったほうが正直なところ驚きました。 ただ、市内で同病院など2病院にしかない産婦人科もなくなるため、市民からは地域医療の弱体化を心配する声が上がる。 この天理市立病院の産婦人科ですが、平成25年3月1日付「産科より分娩予約についてのお知らせ」に、 当院でも平成18年から常勤の産婦人科医が一人になりましたが 7年前から1人体制で分娩までやっておられたようで

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  • NHKニュースって買えるんだ? - 新小児科医のつぶやき

    堀潤氏の8ビットニュースのネルマエニュース24 ゼロ版です。 これに対する指摘があったので検証してみます。 ■NHKニュース 1分8秒ぐらいからです。対照は7/27付NHKニュースです。青字が一致部分です。 汚染水 事故直後と同程度の高濃度 福島第一原子力発電所で、汚染水が海に流れ出ている問題で、東京電力が、海に近い「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている汚染水の濃度を測った結果、事故直後のおととし4月に、海へ流れ出て問題となった高濃度の汚染水とほぼ同じ濃度で検出されました。 福島第一原発ではことし5月以降、海に近い観測用の井戸や港から高い濃度の放射性物質が検出され、東京電力は、汚染水が海に流れ出ていることを認めましたが、どこから漏れているかは、特定できていません。 このため、「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている高濃度の汚染水の濃度を測った結果、海から50メートルほ

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  • インフルカルテル - 新小児科医のつぶやき

    4/23付読売新聞より、 身近な予防接種の不正に憤り…インフルカルテル ここからタイトルは借用しております。まず何であってもカルテルはいけません。 身近な予防接種にまつわる不正に市民からは憤りの声があがる ほら、市民の方も怒られています。もっともこんな怒りの声もあるように仄聞しています。 何故にA医院とBクリニックでは値段が違うんだ! なにせ「身近な予防接種」ですから、こういう憤りの声も上がることもまた仄聞しています。もちろんこういう憤りの声に応えて価格統一なんてやれば、インフルカルテルとして憤りの声だけではなく、公正取引委員会まで乗り出してきますから、こっちの憤りの声は耐える方が良さそうです。 ■インフルワクチン収益 どうも世の中にはワクチン接種で医師は大儲けしていると見ておられる方が多いように感じます。たぶん保険診療と較べて窓口での直接の支払が多いのでそう思われているんじゃないかと考え

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  • 自浄作用の難しさ - 新小児科医のつぶやき

    犯罪的であっても犯罪では無い(法的に取り締まるのが難しい)存在と言うか、はっきり言って人物は、業界での自浄作用をマスコミ的には求められます。これはマスコミでなくとも業界に所属している人間にとっては傍迷惑な存在であるだけでなく、しょせん「同類」として同じ業界人であるから同じような人物であろうと見なされる屈辱を味合わなければならない事があります。弁護士のようにギルド的な組織があればまだしもですが、そうでない業界はこの自浄作用が非常に難しい側面があります。 具体的に医療界で例を挙げながら説明していくと、 ピカの毒はうつる こういう趣旨の放言をなされている医師がおられます。この放言も単発ならまだしも連発です。もちろんこれだけでなく、あえて紹介はしませんが、幾多の放言で医療関係者の眉を顰めさせている著名なヘイトスピーカーでもあります。とくに今回の「ピカの毒はうつる」は「はだしのゲンでもそうなっている

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  • トンデモ医療への常識的反応 - 新小児科医のつぶやき

    私の旧友。医療系とは無縁の売れないアート系の仕事をされています。私はこれでも医師なので、会えば自然に医療の話も出てくるのですが、たまたまですがトンデモ系の医療のお話になりました。もっともいきなりそこになったわけではなく、漢方の話からの四方山の末です。そういう分野については、それなりに知識があるのでお相手した次第です。 旧友が抱いていたトンデモ系医療へのイメージは、そうですねぇ、漠然と「未知の分野」と言うぐらいのところでしょうか。現代医療で手が及ばない治療の可能性が秘められているところぐらいの感じです。間違いとも言い切れないのですが、そう素直に思い込んでもらっても困るので、ちと腰を入れて説明させて頂きました。 説明しやすかったのは旧友が欧州古来の波動について怪しいながらも知識を持っていたことです。波動の漠然たる概念も知らないと説明が厄介になるのですが、ここを知っていたのは良い取っ掛かりにな

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  • EM激動史 前編 - 新小児科医のつぶやき

    先週の金曜のエントリーの最後の方に書いた 個人的にはもうあんまりやりたくない話題です これは変わらぬ音なんですが、私の悪い癖で一度執着するとあれこれ調べたくなってしまいます。セラミックスで一点突破すれば当初の目的は果たしているのですが、やはりどうしても知見が浅い感じになっています。もう少し深いところを知っておかないと、論評するにしても上滑りの感じがどうしてもするのです。ですから傷気味とは思いますがお付き合い下さい。 ■メインソース EMについて詳しく資料を集め分析している EM-杜の里から ここを大きく参考にさせて頂きます。つうか私のエントリーを読むよりリンク先を読んで頂いた方がむしろ良いかもしれません。私の方はダイジェスト版程度の内容に過ぎません。このブログに出会わなければEMについてこれほど知るのは難しかったとも思っています。 ■EMの源流 有限会社サン興産業はEM製造メーカーです

    EM激動史 前編 - 新小児科医のつぶやき
  • 船瀬俊介氏の御紹介 - 新小児科医のつぶやき

    私はこういうブログを書いている関係上、とくに違和感を感じる系の医療ソースを漁る時によくお出合いする名前です。実にあちこちにお名前が出てこられます。つうかそういう系統にはどうもネットワークがあるらしく、色々手繰っていけば同じようなメンバーに巡りあえるとした方が適切です。船瀬氏も御常連であられます。そういう意味ではそういう系統の大物と評価しても良いのかもしれません。 私には常識ですし、この手の情報に少しでも詳しい方なら常識と思っていますが、よくよく考えれば当ブログで御紹介した記憶がございません。「今さら」感が強すぎて、もうエエだろうです。そうしていたのですが、NATROM様が8/16付で船瀬俊介氏「日の平均寿命統計は捏造である。実際の平均寿命はせいぜい50〜60歳程度」がなかなか興味深く、良い機会と思いますから二番煎じでご紹介としておきます。 ソースはYouTubeだそうなのですが探してみる

    船瀬俊介氏の御紹介 - 新小児科医のつぶやき
  • 琴子の母様がトラブルに巻き込まれる - 新小児科医のつぶやき

    よく勉強させて頂いている琴子の母様の助産院は安全?がプライベートモードになり読めなくっているとの情報が飛び込みました。毎日欠かさずと言うほどではありませんが、先週の始めにも訪問した怪しい記憶があるので、週の半ばぐらいじゃないかと推測します。琴子の母様はFC2ブログ時代にも助産師関係者とトラブルがありHatenaに引っ越した経緯があるので、どうだろうと心配しておりました。 ■ツイッター情報 琴子の母様はツイッターもされており、そこから情報がまず入手できました。連番ツイートを紹介します。 Date Tweet 7/28 0:05 1)このたび、下記のはてなダイアリー記事および記事へのコメントに、実名が掲載された上で、信仰を理由に危険な助産行為をしているという事実無根の誹謗中傷がなされ、名誉・信用を毀損しているとしてI様(註:実際は実名)より削除申立がありました。 http://d.hatena

    琴子の母様がトラブルに巻き込まれる - 新小児科医のつぶやき
  • 香山リカ氏の問題発言 - 新小児科医のつぶやき

    ■ソース 香山リカ「原発維持・推進をしようとする人は心の病気」発言(テキスト書きおこし追加)より、あえて香山氏の発言部分をすべて引用します。 みなさんこんにちは。 精神科医の香山リカです。 去年3月11日、大震災のあと、福島第一原発であの事故が起きたときには 私たちはみんな、そのときは気づいたはずです。 私たちは持ってはいけない発電所を、原子力発電所を持ってしまった。 これは大変な失敗をした。これはただちに、この原子力発電から私たちは卒業して、二度とこのような事故を起こしてはいけないということに気付いたはずなんです。 ところが、それからわずか一年あまりしか経たないのに、それこそ、舌の根も乾かないうちに、もう再稼働。 あるいは、今、政府がエネルギーや環境ということでみなさまたちにいろんなパブリックコメントを求めていますが、それも「3つのシナリオからひとつを選ぶ」、しかもその 選んだものが

    香山リカ氏の問題発言 - 新小児科医のつぶやき
  • 新宿区の基準病床数 - 新小児科医のつぶやき

    基準病床数とは俗に言う病床規制です。ごく簡単には基準病床数を超えての病床許可は事実上許されないで良いかと思います。具体的な例を挙げておくと、桑名市民病院が経営改革のために234床から400床の病院への拡張を目指した時の話が良いかもしれません。桑名地区は既に基準病床数をオーバーしており、そのために民間病院を買収して病床増を図っています。顛末は今日の話題とは関係ないので省略します。 ポイントは地方自治体と言えども基準病床数は裁量ではどうしようもないです。さて東京の新宿区はどうなっているかです。平成24年4月1日現在の東京都医療保健計画上の既存病床数の状況と言うのがあります。新宿区は二次保健医療圏の区西部に含まれます。これもちなみにですが一般・療養病床の基準病床数は二次保健医療圏単位で設定されます。 地域 構成区市町村 基準病床数 既存病床数 過不足 区西部 新宿、中野、杉並 10556 104

    新宿区の基準病床数 - 新小児科医のつぶやき
  • 信頼性の高いネット上医師認証システム - 新小児科医のつぶやき

    ネタモトは 伊藤隼也にブロックされてる医療関係者 言われてみて気がついたのですが、少し前まで伊藤氏のツイートをリツイートされたものがしばしばTLに流れ込んでいました。それが最近減ったと言うか、消滅した状態だったので伊藤氏のツイッター活動のパワーが落ちたのかと思っていました。しかしそうではなく、私のTLに伊藤氏のツイートをリツイートしていたフォローしている人間が悉くブロックされたらしいと言う事が判明しました。 伊藤氏のブロック範囲は特定分野への集中が凄いらしく、特定分野の一つに医療関係者が含まれているようです。wikipediaにも、 特にTwitterにおいては、氏の発言に反論した医療従事者のアカウントをことごとくブロックしてしまうため、注目を浴びている人物である。 ま、伊藤氏の主張は医療関係者にとって意見の一つも言いたくなるものがあるのは確かで、議論を持ちかけたらブロックされるが頻発して

    信頼性の高いネット上医師認証システム - 新小児科医のつぶやき
  • 私もそう思う - 新小児科医のつぶやき

    medtoolz氏の2/13付ツイートより、 顔の、「僕の居場所はここじゃない」感はちょっと怖い。あの場の誰もが「いい自分」を書くから、場の平均値が恐ろしく高い気がして、自分の居場所がとんでもなく低いんじゃないかと思えてくる。で、すかさず「気で開業したいあなたに」という広告がはさまる 念のためですが「顔」とはフェースブックのことです。後半の開業広告の話はともかく前半部は唸ってしまいました。フェースブックと言っても私は参加していないのは前にも書いた通りで、知っているのはこれも前にも書いた高校の同窓会の時に勧誘材料として見せてもらっただけです。 あの時にはひたすら興味深かっただけですが、一通り読んで何とも言えない違和感が残っています。違和感の正体がなんであるか不明だったのですが、medtoolz氏のツイートでストンと腑に落ちたような気がします。これは感謝ものです。 違和感の正体はフェース

    私もそう思う - 新小児科医のつぶやき
  • 川嶋諭氏の日の丸弁当論 - 新小児科医のつぶやき

    引用元は、 日の丸弁当は貧乏ではなく、実は豊かさの証/福島原発事故は、日に伝わる文化を学び直す好機 適当にピックアップしながらやります。 ■マクロビ 川嶋氏が取り上げた健康料理研究家は、 とてつもなく元気なスーパーおばあちゃんに出会った。74歳にして豊かな頭髪に白髪はほとんどなく、新聞やを読む時に老眼鏡のお世話になることもない。 スクワットは平気で70回以上こなし、縄跳びは100回以上連続して飛ぶことができるという。お年寄りになると会話のスピードが落ちがちだが、早口が“自慢”の私の2倍以上の速さで言葉が飛んでくる。 医者に全くかからないのでデータで証明はできないものの、「体にはひとつも悪いところがない」と言い切る。健康料理研究家の若杉友子さん。見るからに逞しいおばあちゃんである。 川嶋氏はこのおばあちゃんが元気だから、おばあちゃんの健康法を学べば全員が同じようになれるとの論を進めてい

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  • 情熱大陸の医師 - 新小児科医のつぶやき

    <情熱大陸>一秒でも早く現場へ! 日一忙しい「ヘリドクター」の緊迫感溢れる救命現場に密着! 仕事中毒という言葉があります。wikipediaより、 仕事中毒(しごとちゅうどく)とは、生活の糧である筈の職業に、私生活の多くを犠牲にして打ち込んでいる状態を指す言葉である。英語ではワーカホリック(英:Workaholic)とも呼ばれる。 COBS ONLINE仕事中毒度診断が掲載されています。これで情熱大陸の医師を見てみます。 質問 記事引用(引用部分は青字) 過去1カ月の間に、1度以上休日出勤をしたことがある。 この1年で休暇はたったの1日だけ 終電間際まで残業してしまうことがときどきある。 病院に寝泊り 風邪などで少し熱があっても、仕事の進み具合が気になって会社に出てきてしまう方だ。 それ以前のお話 忙しくて有給休暇をなかなか消化できないでいる。 それ以前のお話 自宅に仕事を持ち帰ってし

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  • おもしろい比較 - 新小児科医のつぶやき

    keigomi29さんの(普通の)科学者と(三流)ジャーナリストの違いに関するツイートのまとめがなかなか良く出来ていたので、御紹介しておきます。これを作られた趣旨として、 地震以来、いわゆる「ジャーナリスト」の人のいうことが、どうしてこんなに違和感があるのだろうと、バスを降りてから自席につくまでに考えた。ジャーナリストにも色々な方がいらっしゃるので失礼のないよう(三流の)ジャーナリストと、(普通の)科学者の考え方の違いを揶揄的にまとめてみる。 比較例をまとめられているのですが、対照表にしてまとめて見ます。 (普通の)科学者 (三流の)ジャーナリスト 自説を否定する事例を探す。 自説を補強する事例を探す。 反例が見つかると自説は否定されたと考える。 反例を気にせず自説は証明されたと考える。 ひとつの例では不安である。 ひとつ例が見つかれば大満足である。 事実から論理を導き出す。 論理にあう事

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  • 食中毒を調べてみました - 新小児科医のつぶやき

    ネタモトは厚生労働省の中毒統計です。ここに記録されているのは1982年からですが、 年 事件数 患者数 死亡数 2010 1254 25972 0 2009 1048 20249 0 2008 1369 24303 4 2007 1289 33477 7 2006 1491 39026 6 2005 1545 27019 7 2004 1666 28175 5 2003 1585 29355 6 2002 1850 27629 18 2001 1924 25732 4 2000 2247 43307 4 1999 2697 35214 7 1998 3010 46179 9 1997 1960 39989 8 1996 1217 46327 15 1995 699 26325 5 1994 830 35735 2 1993 550 25702 10 1992 557 29790 6 19

    食中毒を調べてみました - 新小児科医のつぶやき
  • 口蹄疫と消毒薬 - 新小児科医のつぶやき

    口蹄疫のお話は出来れば回避したいと思っていました。あまりにも知識が無いのと、中途半端に書いて無用な風評被害を起したくないと考えていたからです。幸か不幸か理由はわかりませんが、なぜかマスコミも口蹄疫には非常に関心が薄いようです。後は粛々と感染の拡大をい止める作業が進み、感染が終息してくれるのが一番理想的な展開と今でも思っています。 風評被害がどれぐらいになっているかはわからないのですが、どうやら肝心要の対策が全然「粛々」と進んでいないようです。そうであるなら敢えてこの件に触れておく方がメリットがあると思い直しエントリーをあげます。 口蹄疫とはになるのですが、非常に大雑把な説明だけしておきます。偶蹄目と言いますから具体的には牛や豚に広がる感染症で、症状としては人間の手足口病に少し似ているとされます。ただし似ているのは症状の見た目だけで、実質は天と地ほども違います。口蹄疫に罹患しただけで牛や豚

    口蹄疫と消毒薬 - 新小児科医のつぶやき