氷河期ネット代表の増山麗奈さん(左)から豚汁を受け取る男性=東京都千代田区で2020年1月24日午後7時10分、牧野宏美撮影 「どう生きていけば」「老後が想像できない」--。バブル崩壊後の不況期に学校を卒業し、就職難を経験した就職氷河期世代に無料で食事を提供したり、労働相談に乗ったりする「ロスジェネ食堂」が24日、東京都千代田区で初めて開かれた。1月に結成した「就職氷河期世代当事者全国ネットワーク」(氷河期ネット)が企画。約40人が集まり、温かい豚汁を食べながら非正規やブラックな職場など、これまでの苦労を共有した。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】