埼玉県ふじみ野市で起きた医師を人質にとった立てこもり事件で、殺害された医師に対して、容疑者が母親の診療方針をめぐって、過去に罵声を浴びせるなどしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 埼玉県ふじみ野市の住宅で起きた人質立てこもり事件で、渡邊宏容疑者(66)は、母親の訪問診療を担当していた医師の鈴木純一さん(44)を散弾銃で殺害した疑いが持たれています。 警察によりますと、調べに対し「母が死んでしまい、この先いいことがないと思った。医師やクリニックの人を殺して自殺しようと思った」と供述しているということです。 捜査関係者によりますと容疑者は事件当日、鈴木医師などを自宅に呼んで、死後1日以上が経過した母親に心臓マッサージをするよう求めましたが、蘇生はできないことを説明され、その後、銃を発砲したとみられています。 容疑者は数年前から鈴木医師に訪問診療を依頼していましたが、納得がいかないこ
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