2011年12月27日 一般社団法人 情報処理学会 本ビジョンは、情報処理学会がこれから教育に取り組んでいく際の基本的な考え方を宣言するものです。 2011年は、科学技術の使用に対して大いなる警告がなされた年となりました。3月11日の大震災は、科学技術を社会に適用する際には、これまで以上にさまざまな視点から問題を認識し、その解決を図っていく必要があることを明らかにしました。特に、これからは、誰もが専門家と手を携えつつも「科学技術に主体的に向き合う」こと、具体的には、科学技術がどのような利便性をもたらしリスクを伴うかを考えた上で、何を社会に取り入れ何を取り入れないでおくかを判断していくことが、求められると考えられます。 同じことが、情報技術にもあてはまり、それが社会に及ぼす影響もまた、極めて重大なものであり得ます。これまで情報処理学会は、専門家集団として情報技術そのものの研究・開発に注力しつ
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