宇田川先生がSAPやマクアケと語る、イノベーションの鍵となる「イントラプレナー」に必要なものとは? Sansan Innovation Project 2019 セミナーレポート Vol.3 企業内でイノベーションを起こす存在としてイントラプレナー(社内起業家)の存在が重要視されている。しかし、イントラプレナーとして実際に新規事業を起こそうとすると、突き当たる壁も大きい。3月15日に行われた「Sansan Innovation Project 2019」では、Biz/Zineで「イノベーションを生む組織」のコラムを連載する埼玉大学准教授の宇田川 元一 氏が、イントラプレナーを支援する活動をしている株式会社マクアケの 木内 文昭 氏と、SAPジャパン株式会社の大我 猛 氏とともに登壇。イントラプレナーのリアルと、イントラプレナーとして必要なものを聞いた。そのセッションの内容を紹介する。 イノ
もう他人事ではいられないRPAの絶大なる効果 昨日のエントリー、富士通の早期退職/ジョブ再配置に関する記事の反響はとても大きく、社会全体で仕事とは何かを見つめなおす契機ともなりそうだと思いました。 一方で、もう一つ気になるニュースを見かけました。 it.impressbm.co.jp 横浜市、NTT、NTTデータ、クニエのは2019年3月18日、RPA(ロボットによる業務自動化)の有効性を検証する共同実験の結果報告書を公表した。報告によると、RPAを試験導入した事務で、平均84.9%、最大99.1%の作業時間削減効果を確認した。横浜市は、共同実験の成果を踏まえ、RPAの本格導入に向けて引き続き検証を進める。 99.1%が削減ということは、その仕事って「まぼろし」だったのではないかと思うほどです。その業務を定常的に実施していた職員は確実にいるわけで、「RPAによる人減らし」は、破壊的な威力を
編集部:新連載「入山章栄・安田洋祐の業界未来図鑑」の初回の議論が終わりました。ゲストを迎えて外資系コンサルティング業界について語り合ってもらいましたが、いかがでしたか。 入山:うん、すごく楽しかった。まず、経営学者の僕と経済学者の安田さんとで視点が違うというのがわかって、2人ナビゲーター制って面白いなと思いました。いい補完関係ができたと思います。 就職先としてのコンサル業界について話していた時、御立さんが、就職人気ランキングを見た瞬間、「不健全だ」と言いましたよね。 編集部:東京大学と京都大学の学生の就職人気ランキングですね。コンサルファームが上位を独占していました。 「東大・京大でコンサル大人気」は危機 入山:僕、御立さんの感覚はすごくよくわかる。本当にヤバいと思う。危機ですよ。 秋元康さんが以前言っていたという話を何かで読んだことがあるのですが、AKB48の初期のメンバーはAKB4
Mark Samuels (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2019-02-15 06:30 最高データ責任者とは? 最高データ責任者(CDO)は、組織全体の情報の管理と活用に対する責任を担う上級役員だ。この「データの管理と活用」には、さまざまなシステムやサービスが利用される。これには、ビジネスインテリジェンスや高度なアナリティクス、データマイニング、機械学習、さらには人工知能(AI)が含まれる場合もある。 最高データ責任者が担う職責はどんなもの? CDOは、顧客のトレンドの予測や、新たな収益機会の発見といった、データアナリティクスを利用できる機会を模索する役割を負っている。 利用するデータは顧客情報である場合もあれば、IoTセンサやソーシャルメディアから収集したものである場合もあり、構造化データもあれば非構造化データもある。要するに、企業が自ら集めた情
「5年後の目標はある?」 上司との定期面談でそう聞かれて、すぐに答えられる人はどのくらいいるだろうか? もし、同じ質問をされたら、正直、私はうまく答えられない。 おそらく、この手の質問に迷いなく言葉が出る人は、今どき少ないように思う。変化スピードが年々速く感じられる世の中において、“中長期的な将来のキャリアプラン”について具体的に考えることがあまり意味を持たないということを、誰もがうっすらと感じているのではないだろうか。 5年後、10年後に向けた計画がそのまま実行できた時代には、地上から特定の星を目指して突き進むような“望遠鏡型”のキャリア展開が可能であったし、推奨されていた。 しかし、今は“万華鏡型”のキャリア展開をイメージしたほうがいいと言われている。つまり、遠くの星を追いかけるのではなく、目の前に見える一つの模様が起点となって、水平方向に広がっていくキャリアである。 万華鏡の模様は見
コンサルティングファームのPwC Japan グループは4月19日、世界のCEO意識調査に関する分析レポートを発表した。デジタルおよびテクノロジーに対する日本企業のCEOの関心の低さが浮き彫りになった。 同調査は世界79カ国1379人(日本は110人)のCEOを対象に、2016年9~12月の期間で実施。回答者は非上場企業が57%で、売上高別では10億ドル以上の企業が36%、1.01~9.99億ドルが38%、1億ドル以下が21%だった。 今後最も強化すべき分野について、「イノベーション」という回答が世界(23%)、日本(32%)ともにトップだった。2位以下は世界が「人材」(15%)、「デジタルおよびテクノロジーに関する能力」(15%)だったのに対し、日本は人材(30%)、「競争上の優位性」(17%)となった。デジタルおよびテクノロジーについては4%と、地域別に見ても最低水準という結果だった。
「スーツにリュックサックを合わせるのはマナー違反」「周囲に非常識な印象を与える」――。最近、こんな意見が話題になった。 一部メディアに掲載されたコラムが「スーツにリュックは非常識、合成皮革の靴もダメ」と批判的に取り上げ、Twitterではユーザーからさまざまな意見が相次ぎ、トレンドにも入った。「今どきは問題ない」という声も多かった一方、「スーツにリュックはダサい」「抵抗がある」「普通のかばんの方がいい」といった声もあった。 ただ、書類やPCなど多くのアイテムを収納できる点や、両手が自由になる点など、リュックには一定のメリットがある点も事実だ。ビジネスシーンに適した、落ち着いたデザインのリュックを展開するメーカーも増えている。 アリなのか、ナシなのか。NPO法人 日本サービスマナー協会に所属する専任マナー講師で、身だしなみに詳しい上田由佳子さんに、プロの視点からの意見を聞いた。 「スーツにリ
”おそらくもっとも驚くべき結果は、日本の位置付けだろう” とレポートで言われたように、日本はデジタルエコノミーのスコアで主要国最下位となった。この調査は、世界経済フォーラムでも記事*1になっている。。 まずスコアの要素をまとめておく。大きくは「デジタル業界のダイナミクス」「デジタル経済の広がり」「デジタル経済への信頼」の3つだ。それぞれ、統計とアンケートで以下の要素を分析している。 ・ダイナミクス:ICTセクターの強さ、専門人材の量と質、フロンティアへの挑戦 ・インクルージョン:デジタル化の広がり、デジタル関連の仕事の機会、デジタルサービスへのアクセス ・トラスト:セキュリティ、プライバシー、将来への期待 日本はダイナミクスでは6位。政府・民間のR&Dの費用、ICT業界の大きさが貢献している。しかし、インクルージョンとトラストは10か国中で最下位だ。 将来への期待が際立って低い 調査方法が
大企業が研究開発型ベンチャー企業と連携して共同研究を行うために必要な枠組みを説明した資料です。経産省の検討会合でプレゼンを行った際に使用したものです。 研究開発型ベンチャーは、事業開発型ベンチャーと異なり、複数分野に応用可能なテクノロジーを持っており、これを分野ごとに切り分けて大企業と連携するということを行うことで、スケーラブルなビジネスを創出します。 欧米はもちろん、中国や韓国でも当たり前のように行われているプラクティスですが、日本の伝統的企業はこれが非常に苦手です。このままでは日本の製造業が沈んだままになってしまうという問題意識から、研究開発型ベンチャーとのオープンイノベーションを進めていくための「所作の基本」を大企業の人向けに説明してみました。Read less
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