1月末、コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンが、国内2万店を達成した。大手のファミリーマート、ローソンと合わせると、その店舗数は全国で約5万店。そのほかミニストップやデイリーヤマザキ、セイコーマートを加えれば6万店に迫る。 いまや、私たちの生活に欠かせなくなったコンビニは取り扱う商品を年々充実させて、営業時間も24時間。まさに、至れり尽くせり。そのため、コンビニさえあれば、ほかの商店は不要とさえ感じるだろう。 そんな快進撃を続けるコンビニだが、最近は出店ペースが鈍化している。国内の市場は飽和状態のため、最近では宅配にまで裾野を広げる。コンビニは、外食産業の領域にも進出し、どんどん強大化した。もはや、コンビニに勝てる小売店はない。外食産業もコンビニに屈しつつある――と思われていたが、コンビニを脅かす存在が現れ、王者・セブンイレブンでさえも劣勢に立たされている。 そんな存在の一角は、いう