本日9月4日より、明治大学で開催されているゲーム開発者セミナー「CEDEC 2003」にて、ナムコの岩谷徹氏によるセッション「面白いゲームと、売れるゲームの開発手法」が行われた。 岩谷徹氏は、ナムコのアクションゲーム『パックマン』の生みの親として知られるゲームクリエイター。『パックマン』のほかにも、ナムコのビデオゲーム第1弾『ジービー』、『リブルラブル』『リッジレーサー』『アルペンレーサー』などを制作してきた。 セッションでは最初に、簡単にゲームの歴史を説明。その後、『パックマン』がいかにして生まれたかの解説が行われた。 ■『パックマン』のコンセプトは「女性にゲームセンターにきてもらう」だった。 岩谷氏によれば、1980年頃は『スペースインベーダー』の流れを汲むSTGなどがほとんどで、ゲームセンターに女性やカップルが訪れることはほとんどなかったとのこと。そこで、まずはコンセプトとして「女性