概要 近代社会のうちで芸術は本質的にイデオロギー的な機能を持つ。もしこの主張が正しいのなら芸術の定義をめぐる議論は見当違いなもので、取りやめられるべきものである。とする、クロウニーによる「芸術の定義とファイン・アートの歴史的起源」のまとめノートです*1。 まとめ 近代的な芸術の体系(≒芸術の定義)は論理的に定められているのではない。それはイデオロギー(経済的、階級的、社会的な機能を持ちつつもその機能の存在を隠蔽しながら作動するもの)的であり、その機能に従って芸術/非芸術の判別を行っている。これを穏健なイデオロギー説と呼ぶ。この説に従えば、論理的な芸術の定義づけの試みが見当違いであることが判明し、加えて、芸術/非芸術の境界に関するよりより説明が可能になる(かもしれない)。 キイ・ワード イデオロギー、芸術の定義、ファイン・アート 概要 まとめ キイ・ワード I. イントロダクション II.
[Alex Tabarrok, “Does Online Dating Increase Racial Intermarriages?” Marginal Revolution, October 11, 2017] 今日,新たに結婚する人たちのだいたい3分の1は,オンラインで出会ったカップルだ.オンライン・デートには,おもしろい特徴がある――まるっきり見ず知らずの人とマッチングされやすいんだ.これに比べて,たとえば友人からの紹介で引き合わされたり教会で知り合ったり地元のバーで出会ったりといった他のマッチング手法だと,すでになんらかのネットワーク内でつながりのある相手とマッチングされやすい.このため,オンライン・デートが盛んになってきたことで,いろんなネットワークで人々がお互いに結びつけられる方法が大幅に変わっている見込みが大きい.Ortega と Hergovich は,単純なモデルを考案
ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・ブリープ・テクノ・ミュージック。 ブリープ・テクノ、ブリープ・ハウス、ノーザン・テクノ、ヨークシャー・ブリープ、などなど呼び名は定まりませんが、1989年から1991年にかけてイギリスの北部、シェフィールドのレコードレーベルWarp recordsを震源地に、小さいながらもダンスミュージックのムーブメントがあったことは確実です。 その特徴は、それまでのハウスに無かったような重低音のシンセベースと剥き出しの電子音。その電子音は「ちゅんちゅん」「ビヨビヨ」というようなレゾナンスのかかったアシッド的な音では無く、「ビコビコ」「ビキビキ」というようなフィルター全開のスクエア波のシンセ音が中心。この音でアメリカのシカゴ・ハウスやデトロイト・テクノからの影響をストレートにあらわしたダンスミュージックをやっていたのがブリープ・テクノ、と(自分は)解釈しています。 また同
衆議院議員選挙がはじまりました。論戦の中からわが国の将来をより明るくする政策が生まれることを期待します。また、同志の皆さんの勝利を祈っています。 さて、先日のブログでマクロ経済政策について取り上げましたが、今回は憲法改正について私の考えを現時点の暫定的なものですがお伝えしたいと思います。 「加憲」などの議論はすべきだ まず、環境権などを憲法に規定するなどの「加憲」や、首相公選制、一院制、道州制など「統治機構」に関わる憲法改正の議論は、今、一般に提唱されている内容そのものに私は必ずしも賛成ではありませんが、議論自体は憲法審査会など国会の場でどんどんやるべきだと考えます。 ただ、教育の無償化は現行憲法下でなんら制約なく実現できるのではないかと思いますし、他にも憲法に入れることが形式から考えていかがなものかと思われるものも提案されているようです。また、より大切なこととして、内閣総理大臣による衆議
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