ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、リーグ5年目の23歳にして前代未聞のスタッツを叩き出した。 ドンチッチは現地12月27日、本拠地アメリカン・エアラインズ・センターで行われたニューヨーク・ニックスとの試合で自己キャリア最多の60得点と21リバウンド、さらに10アシストをマーク。NBA史上初めて60得点/20リバウンド以上でのトリプルダブルを達成した選手となった。
OKCからあまりにも残念過ぎるニュースが飛び出してしまった。 オクラホマシティ・サンダーは現地8月25日、2022年ドラフト全体2位指名のチェット・ホルムグレンが右足を脱臼骨折したことを発表。サンダーのサム・プレスティGMによると、ホルムグレンはデビュー年となるはずだった2022-23シーズンを全休する見込みだという。 ホルムグレンが負傷したとみられるのは、8月20日にシアトルで行われたプロアマ合同リーグ『The Crawsover』の試合序盤。トランジションでレブロン・ジェームズのレイアップを阻止しようとした際に右足を痛め、後日の検査でリスフラン関節損傷と診断された。 This would absolutely stink for OKC. Chet was trying to defend The King at the rim and seemed to come down awkw
NBAでは現地3月11日、テキサス州のAT&Tセンターでサンアントニオ・スパーズとユタ・ジャズが対戦。スパーズが終盤の二桁ビハインドから巻き返し、104-102でウェスト4位のジャズを下した。 これによりスパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、レギュラーシーズン通算で1336勝目を獲得。ドン・ネルソンの記録(1335勝)を追い抜き、NBA歴代ヘッドコーチで首位となった。 これまで今季スパーズは、トレイルした状態で第4Qに突入した試合で0勝31敗と、とにかく終盤に弱かった。この日の試合でも、第4Q残り10分を切ったところで66-81の15点ビハインドと絶望的な展開だったが、そこから38-21のランで逆転し、劇的な形でポポビッチHCに新記録樹立をもたらした。 ▼NBA歴代ヘッドコーチの勝利数ランキング グレッグ・ポポビッチ:1336勝(26シーズン)ドン・ネルソン:1335勝(31シーズン)レニ
トロント・ラプターズのオールスターSG、デマー・デローザンにとって、2016-17シーズンはスコアラーとしてさらなる躍進を遂げた1年となった。 昨季のデローザンは、74試合の出場でFG成功率46.7%から昨季リーグ5位かつ自己キャリアベストとなる27.3得点を平均。最近のガード/ウィング選手にとってマストスキルとなりつつあるスリーポイントショットが苦手だが、ポストアップやアイソレーション、プルアップ・ショットでの得点力では、ポジションを問わずいずれもNBAトップクラスを記録しており、リーグ屈指のスコアラーであることは間違いない。 ▼デローザンの2016-17ショットチャート そんなデローザンの得点力を支えているのが抜群のフットワークテクニックだ。特に、サイドステップでのセパレーションから放つジャンプショットは、阻止するのが極めて困難なシグネチャームーブの一つになりつつある。 フロアスペーシ
「Dameだけど質問ある?」、NBAスーパースターのデイミアン・リラードが現地12月3日、海外ネット掲示板RedditのNBA板に降臨。スポーツドリンクブランド『Gatorade』の協力のもと、「何でも聞いて」(Ask Me Anything)のスレッドを立ててファンたちからの様々な質問に動画付きで丁寧に答えていた。 今シーズンのリラードは20試合の出場で21.5得点、7.8アシスト、フィールドゴール成功率39.7%、3P成功率30.2%を平均。現在は下腹部の腱障害で戦線離脱しており、今季序盤のスロースタートは怪我が大きく影響していた模様だ。 以下、大好評だったリラードのAMAスレッドでのやり取りをまとめてみた。 Q:ピック&ロールで最も苦戦させられるのはどのチームですか? 「オフェンスの話?それともディフェンスの話?両方?まずディフェンス側として考えるなら、ゴールデンステイト(ウォリアー
The non-basketball move highlighted in this segment shows a shooter launching or leaning into a defender at an abnormal angle. pic.twitter.com/4bChPtIHWI — NBA Official (@NBAOfficial) September 30, 2021 いずれも実戦でディフェンス側のファウルと判定されたプレイ。だがルール変更後は、1つ目(ルカ・ドンチッチ)が「オフェンシブファウル」、2つ目(クリス・ミドルトン)が「ノーコール」、3つ目(CJ・マッカラム)が「ディフェンシブファウル」と見なされる。 ドンチッチのプレイは、前にジャンプして自分からぶつかりにいくという本来のシュートモーションとはかけ離れた“ノン・バスケットボール・ムーブ”なのでア
現地6月26日、ギリシャ出身のレジェンドPG、ヴァシリス・スパノウリスが現役引退を表明。ヨーロッパのバスケ界に多大な影響を与えたその輝かしい21年のキャリアに幕を下ろした。 1999年に17歳で地元ラリサの球団からプロデビューしたスパノウリスは、その数年後にギリシャA1リーグ屈指の若手選手としてブレイク。2004年NBAドラフトでダラス・マーベリックスから全体50位指名を受ける。 スパノウリスがNBAに挑戦したのは2006年。ヒューストン・ロケッツと3年契約を結んで2006-07シーズンに臨んだが、あまり活躍の機会を得られず、ルーキーイヤーは31試合のベンチ出場で2.7得点を平均。2007年のオフシーズンにサンアントニオ・スパーズへとトレードされた後に、本人の意志によりチームからリリースされた。 わずか1年でNBAへの挑戦を終えたスパノウリスは、そのまますぐにユーロリーグに復帰。その後15
こちらは、1997年の10月に行われたロサンゼルス・レイカーズ対ワシントン・ウィザーズのプレシーズンゲームでのワンシーン。若手時代のコービー・ブライアントが、ベン・ウォレスの上から凄まじいワンハンドダンクを叩き込む。 まさに「ザ・ポスタライズ」と呼ぶにふさわしいダンク。個人的には、コービーがキャリアを通して披露した数々のダンクの中でも、トップスリーに入るスーパープレイだ。もしこれがレギュラーシーズン中だったなら、もっと評価されていると思う。 絶妙なクロスオーバーに、フリースローサークル内からのジャンプ、そして滞空時間の長さとダンクのパワー。すべてが完璧すぎる理想のポスタライズダンクだ。 当時のコービーは19歳の少年で、プロ2年目のシーズンに臨む直前。リーグ屈指のスーパースターとして台頭する前であり、まだベンチスタートだった。 一方のウォレスも、当時はドラフト外からルーキーシーズンを終えたば
NBAは現地7月2日、オーランドでのシーズン再開に参加するチームを対象に行われた新型コロナウイルス検査の結果を発表した。 NBAによると、6月24日から29日にかけて合計351選手に検査を実施。その結果、351選手中25選手に陽性反応が確認されたという。 リーグは陽性者の詳細について発表していないが、ブルックリン・ネッツのディアンドレ・ジョーダンやスペンサー・ディンウィディーはTwitterで感染したことを自ら報告。ジョーダンはすでにシーズン再開不参加を表明している。 一方のディンウィディーは、シーズン再開への参加を望んでいる様子。ただ現地6月30日の時点ではコロナの症状がいくつか出ていたようなので、どうなるか分からない。 Just to be clear I haven’t opted out and want to play like I told @ShamsCharania. Un
NBA公式戦ではなかったためそれほど知られていないマイケル・ジョーダンの伝説的なダンク。ルーキーシーズンを終えたばかりだった22歳のジョーダンが、1985年夏にイタリアで開催されたNIKEエキシビションゲームに出場した時のプレイだ。 ジョーダンはトランジションで強烈なトマホークダンクを叩き込み、その衝撃でバックボードを粉々に破壊してしまう。 This was during a 1985* Nike exhibition game in Trieste, Italy. 📸 pic.twitter.com/1RhzDjBj4m — Timeless Sports (@timelesssports_) November 26, 2019 このエキシビションゲームから30年後の2015年、「Jordan Brand」はAir Jordan 1の“Shattered Backboard(シャッター
あまりにも突然で残念すぎるニュースに、スポーツ界が悲しみに包まれている。 現地1月26日、ロサンゼルス郊外のカラバサスでヘリコプター墜落事故が発生し、それに搭乗していたバスケットボールレジェンドのコービー・ブライアントが死去。享年41歳だった。 1996年に18歳でNBAデビューしたコービーは、キャリア20シーズンを通してロサンゼルス・レイカーズ一筋を貫き、チームを5度の優勝に牽引。 18回のオールスター選出や15回のオールNBAチーム入りなど数々の功績を残してポスト・ジョーダンの世代を引っ張り、引退試合で60得点を獲得するという伝説を残してユニフォームを脱いだ。 コービーの訃報はバスケットボール界だけでなく、世界中に衝撃を与えている。 同日のNBAでは、スケジュールを延期する案も出ていたそうだが、最終的には予定通り全8試合を決行。それぞれの試合前には黙祷が捧げられた。さらに試合最初のポゼ
NBAは現地2020年1月1日、1984年から30年間に渡りリーグのコミッショナーを務めたデイビッド・スターンが脳出血のため逝去したことを発表。享年77歳だった。 スターンは4代目のコミッショナーとして1984年にリーグのトップに就任。リーグの人気/収益増加や国際化、制度改革など様々な形でNBAの発展に貢献し、2014年1月に退任した。 以下、スターン・コミッショナーが在任期間中に残した功績のいくつか: リーグの収益が30倍に増加NBAビジネスのグローバル化(現在、世界10ヵ国、10万店舗以上でNBAグッズが販売されている他、NBAファイナルは215ヵ国で放送)NBAはケーブルテレビで試合が放送された初のプロスポーツリーグプレイヤーの平均年俸が大幅増加。1984年は約33万ドルだったが、今季は770万ドルNBA23チームから30チームに拡張。スターン在任中に誕生した7チームは、ホーネッツ、
We have #FanaticsExclusive athlete and @warriors SG @KlayThompson doing an AMA with us on Reddit! Tune in now and ask him anything: https://t.co/R2WWoVgRKF pic.twitter.com/ZGJZQdNMrq — Fanatics (@Fanatics) December 1, 2018 以下、スレッドでのやり取りをざっとまとめてみた: (※クレイのレスには頭に「K」と記載) Q: ステフ(カリー)とアンドレ(イグダーラ)がゴルフをやっているという話はよく聞きます。バスケットボール以外で好きなスポーツはありますか? K: ゴルフ、ビーチバレー、サッカー。アメフトも好きだね。若い頃は少しクォーターバックをやっていたんだ。他には、スローピッ
2018プレイオフでは第1ラウンドでの敗退となったものの、昨季イースト王者のクリーブランド・キャバリアーズをギリギリまで追い詰めたインディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポ。7試合に及ぶ死闘を終えたばかりだが、すでに気持ちは来季に向いているようだ。 オラディポのトレーナーを務めるデイビッド・アレクサンダー氏は、キャブスとのシリーズ第7戦後にオラディポから送られてきたというテキストメッセージを自身のインスタグラムに公開。終了のブザーからわずか16分後、バスケットボール人生で最も大きな試合を戦った直後にもかかわらず、そこには「いつトレーニングを始める?レベルアップしたい。その準備はできているよ」という衝撃的な内容が記載されていたという。 昨年のオフシーズンに、ポール・ジョージのトレードでサンダーからペイサーズへと移籍したオラディポは、今季レギュラーシーズン75試合で23.1得点、5.2リバ
カワイ・レナードがカメラの前でこれほど高らかに笑う姿は初めて見た。 以下は、現地24日に行われたトロント・ラプターズのメディアデーからのワンシーン。移籍後初めてラプターズのユニフォームを着て記者会見に臨んだレナードは、「あなたについてみんなに知って欲しいところは?」という質問に対し、「僕は愉快な人間だよ。もちろんバスケを愛している。僕について知りたいのなら、もっといろいろ質問をしてほしい。自分から熱弁をふるうわけにはいかないよ」と回答。続いて「そもそも君(質問した記者)がどこに座っているのかもわからない」と発言すると、突然大きな声で笑い始める。 Some smiling and laughing from Kawhi Leonard during his introductory press conference with the Raptors. pic.twitter.com/uYNY
以下は、今夏にサンアントニオ・スパーズを離れ、シャーロット・ホーネッツへと移籍するトニー・パーカーが「The Players Tribune」に寄稿したエッセイ。 デビューから17年間在籍したスパーズに対する想いや、ドラフト時の秘話、盟友たちとの思い出など、新天地へと旅立つパーカーの胸の内が赤裸々に綴られており、とても心に響く内容だった。 『Thank You, San Antonio』 by Jack/Flickr さて、ここで一つ想像してみてほしい。すごく大切な就職面接が控えているとしよう。君はそのフィールドに進むために、ずっと努力を重ねてきた。しかも面接先は、その業界では一二を争う優良企業。面接が行われる場所は地球の裏側だが、そんなことはちっとも気にならない。飛行機に乗って大洋を飛び越え、その会社の責任者に会いに行く。 期待できそうな話だと思うよね? でもそこからは最悪の展開が待って
16年の輝かしいキャリアに終止符だ。 現地8月27日、サンアントニオ・スパーズのマヌ・ジノビリがNBAから引退することを正式に発表した。 Today, with a wide range of feelings, I'm announcing my retirement from basketball. IMMENSE GRATITUDE to everyone (family, friends, teammates, coaches, staff, fans) involved in my life in the last 23 years. It's been a fabulous journey. Way beyond my wildest dreams. pic.twitter.com/3MLCUtmd6K — Manu Ginobili (@manuginobili) Augus
ジョーダンorレブロン?バスケットボール史上で最も偉大な選手、「Greatest Of All Time」(GOAT)は一体誰なのか?これは、NBAファンならば誰もが一度は思いを巡らせたことがあるであろうポピュラーなトピックだ。 「GOAT議論」には明確な判断基準がないため、どの功績を重要視するかによって意見が分かれてくる。バスケットボールに与えた総合的な影響力の面で見ればマイケル・ジョーダンを選ぶ人が大多数かもしれないが、リーグ制覇の回数ならばセルティックスのビル・ラッセルがダントツトップ(キャリア13シーズン中11シーズンで優勝)。個人の記録では、ウィルト・チェンバレンの右に出る者はいないだろう(100点ゲームやシーズン平均50.4得点など)。あるいは5年後には、レブロン・ジェイムスこそ史上最高の選手と言われるようになっているかもしれない。 とても面白い論題ではあるが、バスケのようなチ
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