戦時中に福岡県の炭鉱で過酷な労働を強いられたとして、中国人45人について、本人らが国と三井鉱山、三菱マテリアルに損害賠償などを求めた強制連行福岡訴訟第2陣の控訴審で、福岡高裁の石井宏治裁判長は21日、「強制連行は国策。被害者の被った苦痛は大きい」との所見を示し、原告、被告双方に事実上の和解勧告をした。昭和47年の日中共同声明で個人の賠償請求権は放棄されたと判断し、中国人側敗訴が確定した昨年4月の最高裁判決以降、戦後補償裁判で和解の動きが表面化したのは初めて。
国立大学法人、お茶の水女子大の付属小学校(東京都文京区)の給食が昨年12月から中止となっていることが20日、分かった。施設内にカビが生えるなど衛生面で問題があり、区の文京保健所から約10年間、改善指導を受けていたが放置していた。同大は昨年度以降、食の心構えや栄養バランスなどを総合的に学ぶ「食育」関連の研究費を文科省から受けており、「管理責任を問われる事態を招き、おわびしたい」(三浦徹副学長)としている。 お茶の水女子大では給食施設を抜本的に改修する方針で、給食の再開は早くても平成22年1月になる見通し。文科省と予算について近く折衝する。再開までの期間は牛乳だけ提供する「ミルク給食」も検討する。文科省は「大変残念な事態だ。速やかに態勢を整えてほしい」(専門教育課)としている。 同大によると、昨年11月19日、同保健所から「保健衛生上、注意を要する」などと施設改修を求める文書勧告があり、1
レストランに行くと、店頭に飾ってある食品サンプルのメニューを眺めて何を食べるか決める。でも、当然食品サンプルそのものは食べられない。 食べられないから食品サンプルなわけだが、そこを何とか食べさせてはいただけないだろうか。 何とかしてみました。 (text by 古賀及子) 食品サンプルの魅力 食品サンプルって精巧ですごいなと思う反面、その実の魅力は「やっぱりどこかただようフェイク感」だと思うのだ。 本物以上にあざやかで、テラテラと輝くあのツヤ。本物みたいだけど決して本物じゃないということに可愛さを感じる。 そんなフェイクをパクッと食べられたらこれは面白いんじゃないか。「美味しそうだけど食べられなそうなものを食べる」のだ。 そういったわけで今回は本物の食品を、食品サンプルのような質感にして食べてみようと思う。 なんだか分かりにくいので太字にして開き直ってスタートです。
「ニコニコ動画」「dwango.jp」など人気のサービスを抱えるドワンゴは、 技術者を現行の100人から200人にまで増やす「技術者倍増計画」を掲げ、積極的な求人活動をしている。一般的な新卒、中途採用はもちろんのこと、今回で3度目となる2ちゃんねるでの求人を行い、さらにはニコニコ動画の監視業務への障害者起用も始めた。4月9日に行われた、2ちゃんねるでの求人募集に応募した開発者への説明会から、同社の人材戦略に迫った。 どんな人でも活躍できる職場作りを目指す 説明会の会場では、執行役員 研究開発本部長である千野裕司氏が、同社の成り立ちや特徴などについて説明した。 千野氏が最初に掲げたのは「ネットに生まれて、ネットでつながる」という同社の理念である。ドワンゴは元々フリーウェアの開発者やネットゲーマーなどが集まって創業した経緯があり、「ネットで面白いことをやりたい」という当初からの考えは変わってい
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 個人主義を貫く「日刊あなた」は「メディア力=その人のパーソナリティ」というビジネスモデルでもあり、比較的「誰でもメディア」になじみやすいものですが、そのコンセプトにおいての成功は至難の技といえます。 そこでは、多くの「日刊あなた」に埋没するため、あなたがセレブレティでもなく、一芸にも秀でていない限り、メディア・ビジネスという意味では永遠に日の目を見ない可能性のほうが高いのです。 断っておくと、私は別にそれが悪いとは思っていません。よく「ブログは素人のクソだらけ」という批判をプロの出版人から聞きますが、ブログの読者が4人でも、それはそれでいいと思います。4人にとっては重要なメディアなのかもしれません。それが「誰でもメディア」時
中国人観光客受け入れ体制整える山梨県果物の里 2008年4月21日 最近読んだ本で、竹中平蔵さんと幸田真音さんの対談集『ニッポン経済の「ここ」が危ない!』(文芸春秋刊)というものがある。そのなかで、日本の産業構造をGDPの構成から論じている個所がある。以下はその大まかの内容だ。 ものづくりは大事だが、500兆円経済のなかで、製造業は四分の一しか占めていない。文化、観光、金融、情報などが四分の三となっている。GDP全体で今後2%または3%の成長を達成するためには、製造業だけ努力しても限界がある。文化、観光、金融、情報などの産業を大きくしないといけない。 これは、竹中さんの主張だ。ごもっともだと思う。今回のコラムでは観光をテーマに、海外から日本への「インバウンド観光」と、日本から海外への「アウトバウンド観光」の2回に分けて、最近体験したことと感じたことを取り上げてみたい。 赤、ピンク、白……
米StopBadware.orgは、米AppleがWindows版iTunesなどにバンドルしているソフトウェア更新ツールを「バッドウェア」に認定しようとしていた。 スパイウェア対策プロジェクトの米StopBadware.orgは4月17日、米AppleがWindows版iTunesなどのソフトウェアにバンドルしているソフトウェア更新ツールを「バッドウェア」に認定しようとしたが、Appleが対処したため認定を見送ったと発表した。 StopBadware.orgは、ユーザーが知らないうちにスパイウェアや詐欺的なアドウェアをインストールするソフトウェアを「バッドウェア」に認定している。3月24日付のブログで、AppleがWindows版QuickTimeやiTunesなどのソフトウェア更新ツールで、Safariブラウザなどの別のソフトウェアを「アップデート」と称してインストールさせていると問題
米寿の誕生日を迎え、「教育などに役立ててほしい」と生まれ育った南足柄市に現金10億円を寄付した、神奈川県大磯町の横溝千鶴子さん(右)=平成19年11月、神奈川県南足柄市役 スーパーやコンビニで、乳幼児用紙おむつやボトル入り飲料水で寄付つきの商品を見かけることがある。けれど一方で「日本に寄付文化がない」とも言われ、赤い羽根共同募金は10年以上募金額が減少傾向だ。日本の寄付文化の成熟度はいかほどなのか。(特集部 津川綾子) 「日本には寄付文化がないと言うのは、もうやめよう」 日本の寄付市場の課題を考えようという会議が先日、日本財団(東京)の会議室であった。「ファンドレイジング道場」主宰、鵜尾雅隆さんは、運営資金として寄付金を呼び込みたいNPO(民間非営利団体)関係者を前にこう話しかけた。 鵜尾さんは、NPOや福祉団体などへの寄付は今後見込めるようになると期待感を示すが、その現状はどうなっている
南米パラグアイの大統領選が20日、行われ、野党連合が支持する元カトリック神父で中郷左派のフェルナンド・ルゴ氏(58)が、同国初の女性大統領を目指した与党候補、ブランカ・オベラル前教育相(50)を破り当選した。パラグアイでは軍政時代も含め、中道右派のコロラド党が61年間にわたって政権を握ってきたが、ルゴ氏は農地改革や社会福祉重視をかかげ、貧困層からの支持を集めて歴史的な勝利を収めた。 ルゴ氏は首都アスンシオンで支持者を前に、「今日、パラグアイは自らの意志を示した」と勝利を宣言した。中南米では近年、1990年代に進められた新自由主義経済で貧富の差が拡大したことなどの反動から各地で左派政権の誕生が続いているが、パラグアイでのルゴ氏勝利は、中南米で左傾化の勢いが収まっていないことを印象づける結果ともなった。 中南米の左派政権の中には、ベネズエラのチャベス大統領を筆頭に強硬な反米路線も目立っているが
【ロサンゼルス=松尾理也】米シカゴで26年前に起きた殺人事件で犯人とされ、終身刑を宣告され服役中だったアルトン・ローガンさん(54)が、「実は私が殺した」という別の服役囚の供述書の存在が明らかになり、このほど自由の身となった。真犯人は告白はしたものの、自らの死後までは秘密とするよう弁護士に指示。このため、弁護士はローガンさんの無実を知りながら、守秘義務規定により「見殺し」にせざるを得なかったという。 ローガンさんは82年1月に起きた警備員射殺事件の犯人として起訴され、一貫して無実を主張したものの検察側は死刑を求刑。判決は仮釈放なしの終身刑となり、服役していた。 ところが射殺事件発生のわずか1カ月後、別の警官殺害事件で逮捕されていたある男が自らの弁護士と面会中、「あれは自分がやった」と告白した。 弁護士は驚いたが、この男は同時に、自らの死後まで秘密とするよう求めたため、ローガンさんの無実を申
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