記者会見で、東京都条例の改正案への反対を表明する永井豪さん(左)ら。「良い漫画と悪い漫画の区別ができるのか」(3月15日、都庁内で) ある日本製のパソコン用アダルトゲームが昨年5月、海外から強い非難を浴びた。 「レイプレイ」。男性キャラクターを操作し、少女やその母親を監禁して強姦(ごうかん)を繰り返す内容。インターネット販売で海外にも流通、国際人権団体から抗議を受けた。「日本政府はレイプを奨励するようなゲームを放置するのか」 ゲームや漫画、アニメの性描写は、局部の露出など刑法違反のわいせつ物を除けば、18歳未満への販売規制が各自治体の条例にあるだけだ。 批判を受け、メーカーは販売を中止。自主審査を行う業界団体は、性暴力を扱うゲームの製造禁止を決めた。 「架空の世界なのに、なぜたたかれるのか」と、兵庫県のゲーム機販売店員の男性(32)。趣味で買ったアダルトゲームは約300本。「もっと残虐なも
50年以上、暗室で飼育したショウジョウバエ(左)。普通に飼育したショウジョウバエ(右)に比べて全身に生えている感覚毛が約1割長くなっており、頭部では左右の毛が交差している。フェロモンや嗅覚も変化し、生殖行動に違いが見られる ショウジョウバエを50年以上、約1400世代にわたって真っ暗な中で飼い続けると、姿や生殖行動などに変化が起きることが、京都大の研究でわかった。生物の進化の謎を実験によって解き明かす初の成果として注目を集めそうだ。横浜市で開かれる日本分子生物学会で9日発表する。 1954年、理学部動物学教室の森主一(しゅいち)教授(2007年2月死去)が、暗室でハエの飼育を開始。以来、教員や学生らが、遺伝学の実験用に代々育ててきた。 暗室のハエは、においを感じる全身の感覚毛が約10%伸びて、嗅覚(きゅうかく)が発達。互いをフェロモンの違いで察知して繁殖し、通常のハエとは一緒に飼ってもほと
所有者に納付義務 新制度3年間で 駐車違反をしたドライバーが反則金を支払わない場合に、車の所有者に納付が義務づけられる「放置違反金」の大阪府内での滞納総額が、制度開始約3年で、約21億円(約16万件)に上っていることが、府の監査でわかった。支払い能力があるのに払わない悪質滞納者も多いという。 放置違反金制度は2006年6月施行の改正道交法で導入された。本来、駐車違反は運転者が反則金(普通車で最高1万8000円)を納付する義務があるが、支払わない運転者が続出したため、所有者に同額の違反金を支払わせることができるようになった。 府警によると、初年度の06年度の違反金は35億円(うち未納金7億円)、07年度60億円(同15億円)、08年度66億円(同21億円)。 府警は08年度、前年度の約2・4倍の2500件で口座を差し押さえ、3580万円を強制徴収した。府警駐車対策課は「高額滞納者を督促するな
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