海部 美知 エノテック・コンサルティングCEO ホンダ、NTT、米ベンチャー企業を経て、1998年にエノテック・コンサルティングを設立。米国と日本の通信・IT(情報技術)・新技術に関する調査・戦略提案・提携斡旋などを手がける。シリコンバレー在住。 この著者の記事を見る
![ウェブ2.0のオープンな世界は終焉するのか? 「クローズド」と「集中」に向かう米ネット産業:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 最近、新聞紙面では、海外メディア企業の国境を越えたM&A(企業の合併・買収)が取りざたされました。 イギリスのロイターとカナダのトムソン、この金融情報を提供する2大企業の合併は世界規模でメディア再編が起きていることを意味しています。 もう一方で、「メディア王」の異名を取るルパート・マードック氏率いるニューズ・コーポレーションが全米最大の経済情報紙「ウォールストリート・ジャーナル」を擁するダウ・ジョーンズに買収提案を行いました。 このように、生き残りを懸けたメディア再編の波は激しくうねっているのですが、われらが日本のメディア業界は一見、穏やかな波、いや、さざ波すら立っていない紺碧のブルーといった様相をかねて呈しています。 しかし、実は水面下では
何度かこういう話がこれまでも出ているようだけれど、今日もこんなセカンドライフに関するエントリーがあった。 大西 宏のマーケティング・エッセンス : セカンドライフってもう終わった? 日本だけじゃなくて、アメリカのプレスでも、どうもこのところ、セカンドライフは「紙」ベースのメジャーなメディア(サンフランシスコ・クロニクルとかウォールストリート・ジャーナルとか)では見るけれど、先月のWeb2.0EXPOでもセカンドライフの「セ」の字もどこの基調講演にもワークショップにも出なかったし、テック系ポッドキャスト、ブログ、ソーシャルニュースなど(メンドーなので全部まとめて「ギークメディア」とよぶ)でもほとんど言及されているのを聞かない。大西さんのようにちゃんと調べたわけではないが、なんか、ヘンだなぁ〜、という感じがしている。 ギークメディアでは、セカンドライフを評価する人と「ボクにはよくわからない」と
米国の非営利調査機関であるPew Internet & American Life Projectは米国時間5月7日,情報通信技術の利用実態に関する調査結果を発表した。それによると,米国人の大半はパソコンや携帯電話などのインターネット接続機器を所有しているにもかかわらず,「Web 2.0」の特徴である双方向性を十分に活用している人はごくわずかという。 この調査は,18歳以上の米国民4001人を対象に電話インタビュー形式で実施した。インターネット接続機器の有無,Eコマースや音声以外の電子機器通信の利用,音声あるいは動画ファイルのダウンロード,オンライン・コンテンツの投稿などについて尋ねたほか,情報通信技術がどのように生活に役立っているかについても意見を聴取した。 Pewはこのデータを総合して,米国における情報通信技術ユーザーを利用頻度別に3つのグループに大別した。「エリート・ユーザー」(全体
Web2.0ブームが終わりそう・・・。EarlyStageVCと称するブログも,“Web 2.0 - Over and Out”との見出しのエントリーを投稿。米国のベンチャーキャピタルから,Web2.0はそろそろ終わりかもとの声がチラホラ出始めているようだ。 EarlyStageVCでは,Web2.0関連のTechcrunch, Gigaom, Technoratiの3サイトが揃って,トラフィックがピークを越え下降線を辿り始めていると指摘していた。Alexaのデータを見る限り,ユーザーのWeb2.0サイト離れの兆しが読みとれる。 そこで実際に,代表的なWeb2.0サイトのトラフィックの推移を,同じくAlexaのデータで調べてみた。メディア・パブでは,2005年12月のエントリーで,del.icio.us,Frickr,Digg,Memorandum(現Techmeme),Wikipedia
週明け18日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅反発し、前日終値比1032円80銭高の3万9740円44銭で取引を終えた。前週に大きく下げた反動もあり、ほぼ全面高の展開となった。日本銀行が19日までの金融政策決定会合でマイナス金利政策解除に踏み切る公算が大きくなっている…
Expired:掲載期限切れです この記事は,ダウ・ジョーンズ・ジャパンとの契約の掲載期限(90日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
2006/12/08 「Writelyを日本の大手10社が採用することは未来永劫ないだろう。個人的にはWeb 2.0の潮流がマイクロソフトの将来を脅かすことはないと考えている」。米ガートナーのアプリケーション リサーチ ディレクター チャールズ・エーブラムズ(Charles Abrams)氏は、「Web 2.0はマイクロソフトを脅かすのか」との記者の質問に「ガートナーのリサーチではなく、個人的考えだ」と前置きしたうえで、こう断言した。Web 2.0と呼ばれる新サービスが次々現れているが、マイクロソフトは巨人のままなのか。 エーブラムズ氏は11月29日の講演で、「マイクロソフトに対する人々の心が変わってきている。Microsoft Officeはどうして必要? と思う人が増えている」と指摘し、Web 2.0がマイクロソフトに与える影響を説明していた。コンシューマ事業ではマイクロソフトはグーグ
Blogging Editor for Best Daily Newspaper on Web speaks to the Guardian’s successを聴いて。 PodTechでイギリスの新聞Guardian紙の編集者のインタビューが公開されていました。 Guardianというのは1821年イギリスのマンチェスターで創刊された歴史のある新聞です。そういう意味では、てっきり新聞が大変だと言う話になるのかと思ったんですが、正反対。 なんでも彼いわくGuardian紙は「世界で最も先進的な新聞」と自負しているそうで、実際ネットやブログに対する取り組みも非常に歴史が長く、発言内容も自信にあふれていました。 そんな中、個人的に非常に印象に残ったのが、彼の「これまで『記事』は最終製品だったけれども、今はプロセスの1ステップに過ぎない」という趣旨の発言。 おととい、うだうだとオーマイニュースと
磯崎さん発の議論に便乗。 読んで感じたのは、web2.0の時代において、はっきりしているルールは、「沈黙は悪」である、と。 我々はみんな「参加せよ!」「発言せよ!」「データはすべてWEBサーバーに放り込め」という暗黙の圧力にさらされている。ブログしかりSNSしかりwikipediaしかり。 ちょっと前に芥川賞作家の平野啓一郎さんが自身のブログで書いた文章が、この問題について全てを語り尽くしている。 ご存じない方もいるかもしれないけど、平野さんの著書にパクリ疑惑がもちあがり、平野さんからすればまったくの濡れ衣なのに、wikipediaにも盗作疑惑と書かれてしまった。それに対する平野さんの反論は、WEB2.0に対する見事な考察にもなっている。 ネット以前の世界では、「人の噂も七十五日」である。不当な噂(=情報)を流されても、無視しておけば、時間がそれを淘汰してくれる。・・(略)・・web2.0
サンフランシスコ発--Googleの幹部Marissa Mayer氏は米国時間11月9日、当地で開催中のWeb 2.0 Summitで、Google Videoが成功を収められなかった分野でYouTubeが成功した理由について、ユーザーが自分の投稿したビデオをすぐに見ることができたからだ、と語った。 検索プロダクト&ユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデントであるMayer氏は短い講演のなかで「YouTubeでは自分のビデオをすぐに見られる。成功の理由はそこだった」と語った。 これとは対照的に、Google Videoに投稿したビデオは、審査を行って一般公開されるまでに2〜4日かかっていたと、Mayer氏は語っている。 Googleは、YouTubeを16億5000万ドルの株式交換で買収することを10月に発表している。 Mayer氏は、Googleが検索に関するユーザーアンケート調査を
ケータイも2.0時代が本格化しそうだ。だが,Web2.0発祥の地,米国では,3Gサービスの立ち上がりが遅かったこともあって,ケータイサービスは日本や韓国に比べて見劣っていた。それでも,目を離せないサービスがボチボチ出始めている。 その一つが,MySpaceやYahooと提携した米Helio の動きである。Helioは韓国SK Telecomと米EarthLinkのジョイントベンチャーで,若者をターゲットにした携帯サービス会社である。現在,販売中のケータイ端末は,若いMySpace世代がターゲットとうたっているように,MySpaceサービスを利用できるのが売りである。ビデオサービス,3Dゲーム,マルチメディアメッセージング,Yahoo検索などのサービスも提供する。 先月から,映画俳優Tom Cruiseを担ぎ出したり(He was the first user of the Helio My
今、Web2.0のキーワードが注目を浴びています。その中に内包される概念としてCGM(Consumer Generated Mediaの略)が存在します。簡単に訳すと「消費者が生成したメディア」とでも言うべきものなのですが、一般的には消費者が作成、または見つけ出した情報を投稿(Web上にアップ)し、発信されていくコンテンツの総称がCGMと呼ばれていることが多いと思います。 それでは、みなさんはCGMにはどんなものがあるか考えたことはありますか? 最近話題になっている動画投稿サイト「YouTube」はもちろんこれに当たるでしょう。ブログのようなテキストと画像を中心とした投稿もCGMです。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に投稿されるテキストや画像もブログと同じくCGMです。 このように、テキスト、画像、動画、あるいは音楽などを消費者が意識的にWebへ投稿することで生成されたメディア
“diggする”がマーケッティング用語になるかもしれない。 参加型ニュースサイトのDiggに掲載されると,驚くばかりのアクセスが殺到する。だから,Diggに掲載されるためのマーケッティング対策も一部で始まっている。SEO対策ならぬDigg対策である。 Diggに掲載されるには,売り込みたい記事をより多く投票してもらわなければならない。投票数の多い人気記事がDiggに掲載されるからだ。そこで,記事の近くに投票箱(“digg it”)を置くことが,ブログやメディアサイトで流行ってきた。つまり,“digg it”を記事の末尾や先頭に置くのである。下の画面は,ZDNetの事例である。 なぜ競って“digg it”するのか。Diggの最近の躍進ぶりを見れば納得するはずだ。以下は,alexaデータによる,digg.comのリーチの推移を示している。4月半ばから爆発的に増加しているのだ。 Diggは昨年
2006年4月11日に公開されたGoogle Calendar。よくあるオンライン・カレンダーのサービスがまた1つ増えたのかと思ったら、Web2.0だった。しかも、はげしく、Web2.0。API公開だからフリーのツールが出来つつあるし、スケジュールは全世界に配信できたりする。 4月11日(米国時間)に公開されたGoogle Calendar(未登録・ログアウト状態だとログイン・ページが開く)。メニューや曜日の表記などがきちんと日本語化された日本語版のサービスはまだだけど、スケジュールの書き込みは日本語でもOK。試しに使ってみると、Ajaxを駆使しているせいもあって、細かい操作性がとても快適。もうバリバリ使いこなしている人もいるだろう。 ちょっと見た感じは、Yahoo! Calendarと似ている。だけど、決定的な違いは、アレだ。Web2.0だ。「また、Web2.0ですか」とか言われそうなの
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