大阪市は30日、親類が死亡した、などとウソを言って忌引休暇の不正取得を繰り返したとして、建設局南部下水道管理事務所の男性職員(41)を停職3か月の懲戒処分にした、と発表した。 市によると、職員は2003年6月〜07年2月に7回、計7日間、忌引休暇を取得。うち1日は、実際に親族が亡くなっていたが、ほか6日間はおじ4人、おば2人が死亡したと偽っていたうえ、少なくとも1人は架空の人物だったという。 市が昨年2月に行った全庁調査に対し、職員はすべて正当と主張。しかし、市が不審に思い調査したところ、おじ1人の生存が確認され、職員は他の5件の不正も認めた。市は「不正取得の理由は、確認していない」としている。