米議会の公聴会に出席した(左から)元選手のウィリー・ウッズ氏、ブレント・ボイド氏、NFLコミッショナーのロジャー・グッデル氏=27日 ワシントン(CNN) アメリカンフットボールの選手は試合中に頭を強く打つことにより認知症などを発症するリスクが高まるのかどうかをめぐり、米議会の委員会で27日、米プロフットボールリーグ(NFL)の元選手や医療関係者が出席して公聴会が開かれた。 この問題は、NFL選手の待遇などを定めた包括的労働協約の期限切れが2010年に迫り、更新に向けた交渉が行われる中で浮上。脳に損傷を負った元選手に対する球団側の対応には、これまで不満の声が上がっていた。 公聴会ではNFLコミッショナーのロジャー・グッデル氏、ピッツバーグ・スティーラーズの元ランニングバック、メリル・ホッジ氏らが証言。ホッジ氏は、1994年に何度か脳震盪を起こした後、文字を読むことができなくなり、うつ病にか