印刷 消費者庁のシンボルマークワールドキャットのシンボルマーク 消費者庁が4月に採用した本庁のシンボルマークが、世界各国の図書館などが参加する書誌データベース「ワールドキャット」のマークと酷似していることがわかった。日本でも7年前に商標登録されている。消費者庁はマークを修正する方針だ。 消費者庁は昨年11月にマークを公募し、109作の中から首都圏のグラフィックデザイナーの作品を選んだ。安心や安全などをイメージした5色の曲線が風車の羽根のように配置され、ホームページでは消費者庁以外の人は「原則として使用できない」と書かれている。 ところが最近、そっくりのマークが、170以上の国・地域の図書館や博物館が所蔵する書物のデータベースのマークとして、すでに使われていたことが判明した。日本でも国立国会図書館や早稲田大学図書館などが参加している世界有数のデータベースだ。