前回、“血液型占い”が話題として出された場合に、どういった対処をすることが適切で有効なものかを述べました。 しかし、このような対処法を考えるまでも無く、社会の変化によって広義の“血液型占い”に含まれる血液型性格判断は廃れる可能性が高いと私は考えます。 推測の理由は、血液型性格判断が日本や韓国などのごく一部の国でしか広まっていないことと関係します。 日本などのごく一部でしか血液型性格判断が浸透していないのは、他の多くの国・地域では、血液型という調べなくてはわからない程度の差異よりも見てすぐにわかる外見の差異(皮膚・目・髪など)や、性格の差異以上に深刻で歴史的な信仰による差異があるからだと考えれます。 血液型占いに反論するモテないのか?で述べたように現在の血液型性格判断の発信源である能見は古川竹二のリバイバルを行ったのですが、これが成功し、血液型と性格の関係が広く受け入れられた(ている)のは、