知的で好奇心旺盛なイメージを広い額と大きな耳で表現したホームズ(左)。人形をデザインした井上は、ぷるんととがった鼻にこだわったという(右はワトソン) NHKは、名探偵シャーロック・ホームズの世界を脚本家の三谷幸喜が学園ものに再構築した人形劇「シャーロック ホームズ」(全20話)を制作。 Eテレでの10月からの定時放送を前に、総合テレビで今月25~27日(いずれも午後7時半から)、1~3話を先行放送する。 シャーロック・ホームズは、言わずと知れたコナン・ドイル原作の英国探偵小説の主人公。NHKでは、この名作を人気脚本家の三谷幸喜の手で人形劇としてよみがえらせようと、三谷と折衝を続けてきた。 少年時代から同シリーズの大ファンである三谷だったが、当初は難色を示した。ベネディクト・カンバーバッチ主演による連続ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」が人気となるなど既にブームが再燃しており、二番煎