[Alex Tabarrok, “The Ethics of Price Discrimination,” Marginal Revolution, February 20, 2017] デリーにあるインド国立博物館から,価格差別の一例を.議論の呼び水に疑問を1つ書いておこう――「これって,公正だろうか.倫理的だろうか」「アメリカでは,これは合法だろうか?」 インド国民:20ルピー 外国人:650ルピー(補足的な音声ガイドつき) 7年生までの学生:無料(I-カード提示)
[Alex Tabarrok, “The Ethics of Price Discrimination,” Marginal Revolution, February 20, 2017] デリーにあるインド国立博物館から,価格差別の一例を.議論の呼び水に疑問を1つ書いておこう――「これって,公正だろうか.倫理的だろうか」「アメリカでは,これは合法だろうか?」 インド国民:20ルピー 外国人:650ルピー(補足的な音声ガイドつき) 7年生までの学生:無料(I-カード提示)
リチャード・ドーキンス・ファウンデーション(RDF)が共催している国際無神論者同盟(AAI)の2009年のカンファレンスでの講演がここで見られる. これはアンディ・トムソンによるヒトの道徳性の起源についての講演で,冒頭でドーキンス自身が登場してトムソンを紹介している.このブログで以前取り上げたマーク・ハウザーの本「Moral Minds」に関連するトピックだ.(http://d.hatena.ne.jp/shorebird/20070224以降) http://youtube.com/watch?v=jnXmDaI8IEo なおこの下のページからは720PのHDクイックタイムムービーもダウンロードして視聴可能だ.はるかに高画質なのでこちらをお勧めする. http://richarddawkins.net/article,4459,From-the-Heavens-or-From-Natur
前の記事 『iPhone』の乗っ取り可能:セキュリティー研究者が警告 X線がとらえた宇宙:『チャンドラ』の画像10選 次の記事 「ロボット倫理学」の現在:ロボットの責任や精神病もテーマに 2009年7月30日 Priya Ganapati Photo: wa.pean/Flickr 2年前、南アフリカの軍隊で使われていた1台の軍用ロボット[自動制御の対空砲]が不具合を起こし、9人の兵士を殺害した(日本語版記事)。今年に入り、ロボット機械によって作業員の1人が重傷を負ったとして、スウェーデンの工場に罰金が科された(ただし責任の一部は作業員にもあるとされた)。そして、これらの事故より目立たない小規模な事故においても、ロボットが要求に対して不正確に反応するなど、ロボットが「有罪」になるケースが生まれてきている。 このような問題が起きないようにするにはどうすればよいのだろうか? ロボットの専門家に
生命倫理会議は、生命倫理の教育・研究に携わっている大学教員の集まりです。私たちは、先端医療やバイオテクノロジーが単に医学・医療や科学技術の問題に留まらず、文化・文明・社会の今後を決定づけかねないとの認識のもとに、教育・研究を行ってまいりました。 臓器移植法改定に対して、緊急声明を発表いたします。 まずは、緊急声明の全文をご覧下さい。 生命倫理会議について 参議院A案可決・成立 に対する緊急声明(2009.7.13) 声明文 記者会見の概要 記者会見の模様 YouTubeで公開(1) YouTubeで公開(2) メディアでの報道 7月13日・14日分 連名者によるコメント(1) 連名者によるコメント(2) 『世界』への寄稿 衆議院A案可決に対する 緊急声明(2009.6.18) 声明文 記者会見の概要 記者会見の模様 YouTubeで公開 メディアでの報道 6月18日・19日分 連名者による
進化倫理学入門 (光文社新書) 作者: 内藤淳出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (19件) を見る 「自然主義の人権論」の著者,内藤淳による一般向けの本である. 善悪(道徳)の本質は何か,という問題は「メタ倫理学」と呼ばれる領域で取り上げられる問題であるそうだ.この中には客観的基準があるという考え方と,善悪はあくまで主観的な問題だという考え方がある.著者は進化的な考え方(人間行動進化学という言い方をしている)を元に「メタ倫理学的自然主義」の立場から考察しようという.さらに著者の主張を私なりにまとめると,「善悪はヒトの情感によって決まるのだが,何故そう感じるかには進化的な基盤があり,それは利害が基本になっている」ということになる. 本書は最初に進化的な考え方を簡単に説明する.進化とははなにか,種の保存
1968年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。メリーランド大学よりPh.D.(philosophy)取得。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科助教授。科学哲学・倫理学専攻。社会認識論、科学と技術の倫理、メタ倫理学など、哲学と倫理学を架橋する逸材として注目を集めている。著書に『哲学思考トレーニング』(ちくま新書)、『疑似科学と科学の哲学』、『認識論を社会化する』(ともに名古屋大学出版会)など。 公式サイト:伊勢田哲治のウェブサイト ――「ほどよい懐疑主義」「文脈主義」という考え方を使って、「生きる意味」をクリティカルシンキングしている点もユニークでした。哲学の先生って、こういう人生論的な質問で嫌がりますよね。答えたとしても、「そんなものはない」と即答で終わってしまう。 伊勢田 それは私も不思議に思うんです。「ドグマ的な答えをしてはいけない」と口をすっぱくして言う人に限っ
同族嫌悪メソッド〜「お前が●●を叩くのは同族嫌悪だろ!」 ● 夏バテとPCのトラブルでお休みしてるうちに、書こうと思っていたことが飛んでいってしまったので、前回エントリに「続く」とか書いて引っ張っておきながらぜんぜん違う話になっております。 ● わたしは非モテネタを取り上げることが多い。非モテの一部におかしな主張をする人たちがいるので、「言ってることがおかしいんだけど」と何度か突っ込んできた。 それに対して真正面から、「いや、非モテの主張はおかしくない。こういう理由で筋が通っているし、正当である。逆にあんたの主張の方が不当だよ」と反論されるのは問題はない。 ところがおかしなことに、 「お前が非モテを叩くのってつまりは同族嫌悪だろ? 真の“モテ”ならば非モテがどんなことを言おうが気にならないはずだ。無視できないということは、お前もモテない人間の仲間だからだろ。つまりは同族嫌悪なんだよ
Posted by :早尾 貴紀 イスラエルのガザ侵攻をめぐって、いろいろと貴重な発言、良心的な発言が翻訳紹介されています。 しかしもちろん、こういった発言が世論の主流を占めているわけではなく、稀少だからこそ拾われて紹介されているということでもあるわけです。 ここで反対に、ひじょうに巧妙にイスラエルの軍事攻撃を正当化する議論を紹介します。論者はマイケル・ウォルツァー(Michael Walzer)。アメリカの政治思想・倫理思想の研究者で、日本でも、その主要な著作が次々と(もう10冊も!)翻訳紹介されている人気の思想家です。共同体の倫理と人権の理論で知られます。 そして彼は、〈9・11〉のときも、アメリカの軍事行動を正当化する代表的イデオローグとして名を馳せました。 それだけではありません。ウォルツァーは、もはや古典とも称される正戦論、『正しい戦争と不正な戦争』を1977年に刊行し、とうとう
First published Fri Dec 19, 2008; substantive revision Wed Dec 23, 2020 An article in The Economist (21 February 2008, “Moral thinking”), sporting the provocative subtitle “Biology Invades a Field Philosophers Thought was Safely Theirs”, begins with the following rumination: Whence morality? That is a question which has troubled philosophers since their subject was invented. Two and a half millenn
「脳を増強する薬」合法化を主張する『Nature』論説 2008年12月15日 サイエンス・テクノロジー社会 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: Todd Page 脳の働きを安全に高めてくれる薬があるのなら、なぜ使わないのだろうか? 自分が使いたくないからといって、なぜ他人の使用まで止めるのだろうか? 成績や仕事の評価を上げたいため、本来なら注意欠陥障害の患者に処方される薬を、その目的とは違った意図で日常的に、違法に服用している人々が存在する中では、こうした倫理的な問いかけが時宜を得たものになる。 『Nature』誌から、1つの答えが提示された。倫理学や神経科学の分野で著名な7人によって、12月11日号に掲載された論説「認識能力増強薬の、健康な人による責任ある使用に向けて」だ。 結論を言えば、合法化すべしということだ。 「責任能力がある成人は、薬に
"The unexamined life is not worth living." — Socrates Examined Life pulls philosophy out of academic journals and classrooms, and puts it back on the streets. Philosophers have long done their best thinking when directly engaging with the outside world, not in isolation from it. Socrates roved the Athenian agora, courting trouble with the authorities. Rousseau immortalized his rambles through natu
■ 楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート 脆弱性を突いてブラウザの閲覧履歴を調べるという禁じ手に手を出した、掟破りの(自称「次世代」)行動ターゲティング広告「楽天ad4U」について、amachangの「IEのinnerHTMLやappendChildで要素が挿入された瞬間を取得する方法」を参考に、その隠しリンクを露出させるユーザスタイルシートを作ってみた。(Internet Explorer用。) #ad4u_list { display: expression(function() { if (!this.__mark) { this.__mark = true; // alert(this.innerHTML); var o = '<div style="overflow:scroll; border:dashed 4px red;">'; o = o + this
23 ポルノグラフィに対する 言語行為論アプローチ1) 国内のジェンダー論・セクシュアリティ論 に大きな影響を持つジュディス・バトラーの 2) 『触発する言葉』 (バトラー, 2004) は、英国 の哲学者J. L. オースティンの言語行為論を積 江 口 聡* 極的に援用あるいは「脱構築」し、憎悪表現、 ポルノグラフィなどの社会的・法的問題を 扱っている。しかしこのバトラーの解釈はさ まざまな問題がある3) 。 ここでは、バトラーの曖昧で難解な4)議論 を追うことはできない。しかしバトラーの議 論全体は、レイ・ラングトンの論文(Langton, 1993)のオースティン解釈に多くを負ってお り5) 、またラングトンの議論は哲学的にも実 践的にも興味深いものであって、この議論の 魅力とその弱点は正確に理解される必要があ ると思われる6) 。そのための作業として、本 論では「言
人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス 2008年11月11日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: Harvard University ある状況下では、1人を犠牲にしてたくさんの人の命を救うことは全く正しいことに思える。一方で、同様の命の救い方が、良心に欠けると感じられる状況もある。道徳観念において、われわれの考え方は思ったほど理性的ではないのかもしれない。 「興味深いのは、一貫性に欠けていることだ」とハーバード大学の社会心理学者Mahzarin Banaji氏は言う。「われわれは突如としてカント主義的になる場合がある」 このパラドックスを何より明確に示すのが、「トロッコ問題」(トロリー問題)という古典的な思考実験だ。 5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを
「すべての倫理価値が自然現象だ」は「自然主義の誤謬」ではない Oliver Curry[2006]は、「Humeの倫理自然主義の進化論バージョン」が正しいかどうかはさておき、それが自然主義の誤謬には該当しないと論じた。Oliver Curryが言うHumeの倫理自然主義とは「倫理価値は自然な人間の欲求の産物である」という見方である。そして進化論バージョンとは「"情念"は、ある種の進化した誘因システムであり、倫理的情念は協調への進化した誘因システムである」というもの。 David Hume provided the classical statement of the view that moral values are the product of certain natural human desires. Hume argued that human behaviour is a pr
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