タグ

krugmanに関するoptical_frogのブックマーク (489)

  • ポール・クルーグマン「金利をめぐる心配事」

    Paul Krugman, “Anxieties Over Interest Rates,” Krugman & Co., November 14, 2014. [“The Mysterious Fed,” November 10, 2014; “International Mensch Fund,” November 4 2014.] 金利をめぐる心配事 by ポール・クルーグマン KESHAV/The New York Times Syndicate 例によって,メールボックスいっぱいにおたよりがきてる.どれもこれも,アメリカで FRB が利上げする時期についてああだこうだと予想を書いてある.「2015年6月ではないか?」「もっと早期ではないか?」「連銀はすでに待ちすぎているのではないか?」などなど.これまた例によって,なんでそんなことをそもそも話題にしてるのか,ぼくは首をひねってる.

    ポール・クルーグマン「金利をめぐる心配事」
  • ポール・クルーグマン「とにかくいま増税しちゃだめよ,日本さん」

    Paul Krugman, “Don’t Raise Taxes Just Yet, Japan,” Krugman & Co., November 14, 2014. [“Japan on the Brink,” The Conscience of a Liberal, November 4, 2014.] とにかくいま増税しちゃだめよ,日さん by ポール・クルーグマン Ko Sasaki/The New York Times Syndicate 現実の政策をめぐって1国をあげて論争になるとき――アメリカではそういう論争は起きていない.なにしろ,アメリカの右派は自分が「知ってる」ことがすべてで,証拠に目を向けることも間違いを認めることもないからだ――その意志決定は,中身の重要度を上回る意義をもつ.より広くその国が向かう方向をそうした政策が象徴しているからだ. さて,日では再度の消費

    ポール・クルーグマン「とにかくいま増税しちゃだめよ,日本さん」
  • ノーベル経済学賞受賞ポール・クルーグマン 東京発――経済的岐路に立つ日本の運命【第2部】 ビジネス vs. 経済学(ポール・クルーグマン) @gendai_biz

    ノーベル経済学賞受賞ポール・クルーグマン 東京発――経済的岐路に立つ日の運命 【第2部】 ビジネス vs. 経済学

    ノーベル経済学賞受賞ポール・クルーグマン 東京発――経済的岐路に立つ日本の運命【第2部】 ビジネス vs. 経済学(ポール・クルーグマン) @gendai_biz
  • ポール・クルーグマン「量的緩和が格差を開いているって批判について」

    Paul Krugman, “Blaming the Fed,” Krugman & Co., November 7, 2014. [“Notes on Easy Money and Inequality,” The Conscience of a Liberal, October 25, 2014] 量的緩和が格差を開いているって批判について by ポール・クルーグマン Gabriella Demczuk/The New York Times Syndicate ウィリアム・D・コゥハンがジャネット・イェレンFRB議長を攻撃した先日の『ニューヨーク・タイムズ』コラムについて,ぼくのところにもいくらか怒りのメールが届いてる.コゥハンによると,イェレンは,量的緩和によって所得格差をいっそう大きくしたってことになってる.コゥハン氏も,メールの送り主たちも,このつながりは確立された事実だと受け取

    ポール・クルーグマン「量的緩和が格差を開いているって批判について」
  • ポール・クルーグマン「フラット化のフラット化」

    Paul Krugman “Flattening Flattens,” Krugman & Co., November 7, 2014. [“Flattening Flattens,” The Conscience of a Liberal, November 3, 2014.] フラット化のフラット化 『ハーバード・ビジネス・レビュー』の記事でジャスティン・フォックスがこう書いてる――世界はいまだにフラットじゃないし,それどころか,だんだんフラットになりつつあるわけでもない.あれこれの尺度でみて,グローバルな「つながり」はずっと増えずにいて,グラフの方がフラットになってる.とりわけ,「北どうしの」貿易は膠着してるように見える. これと同じような主張は,前にぼくも試みたことがある.ぼくが見るところ,「ハイパー・グローバリゼーション」は――1990年以後20年間の国内総生産に比べた貿易の大幅

    ポール・クルーグマン「フラット化のフラット化」
  • ポール・クルーグマン「大衆迎合赤字財政垂れ流しの誘惑?」

    Paul Krugman “The Temptation to Spend,” The Conscience of a Liberal, November 7, 2014. [“Why don’t We See More Macroeconomic Populism?,” The Conscience of a Liberal, November 4, 2014] 大衆迎合赤字財政垂れ流しの誘惑? by ポール・クルーグマン Meridith Kohut/The New York Times Syndicate このところ何度か指摘してるように,日銀行がもっとお金を刷る政策について,日国内に反対意見がたくさんある.それに,増税すべしと政府にかかる圧力も大きい.日以外の先進国で起きてることも,これとそう大差ない:量的緩和を実施してきた中央銀行は,政治的圧力におされてではなくて,これに対

    ポール・クルーグマン「大衆迎合赤字財政垂れ流しの誘惑?」
  • 訂正-クルーグマン教授が安倍首相と会談、消費増税反対を表明

    11月6日、安倍晋三首相は来日中のポール・クルーグマン米プリンストン大教授(写真)と首相官邸で意見交換し、クルーグマン教授は消費税の再増税延期について、その必要などを説いた。2012年5月撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid) [東京 6日 ロイター] - 安倍晋三首相は6日、来日中のポール・クルーグマン米プリンストン大教授と首相官邸で意見交換し、クルーグマン教授は消費税の再増税延期について、その必要などを説いた。首相経済ブレーンの浜田宏一、田悦朗内閣官房参与が同席した。

    訂正-クルーグマン教授が安倍首相と会談、消費増税反対を表明
  • クルーグマン「実業 vs 経済学」(2014年11月2日)

    この月曜のコラムは,日銀の新たな緩和に言及して,これを歓迎する一方,この対策が 5対4 の僅差で承認されたことを指摘し,反対した審議員が実業界寄りの人たちであることに注目している. Paul Krugman, "Business vs. Economics," The Conscience of a Liberal, November 2, 2014. ▼ 冒頭2パラグラフを対訳で見てみよう: 東京にて――アメリカの連銀に相当する日銀行が,このところデフレ終焉に向けて大いに対策を進めている.デフレは,20年近くにわたって日経済を苦しめてきた.日銀の対策には,たくさんお金を刷ったり,もっと大事なこととして,2パーセント目標に達するまでずっとお金を刷り続けると投資家たちに確信させる試みがふくまれる.当初,こうした対策はうまく行っているように見えた.ところが,もっと最近になって,日経済は勢

  • メモ:クルーグマン「インフレ・デフレ・日本」(2010年5月25日)

    流動性の罠においてマネタリーベースを拡大させてもインフレの昂進を引き起こすことはない,と述べている例をメモしておく.全文訳ではないのでご注意を. Paul Krugman, "Inflation, Deflation, Japan," The Conscience of a Liberal, May 25, 2010. そう長くない文章だけど,論点は次のとおり: 流動性の罠においてマネタリーベースを増やしても,インフレが進むわけではない. たとえば,日銀によるかつての「量的緩和」はマネタリーベースを増やしたけれど,デフレの脱却にはいたらなかった. マネタリーベース拡大では不十分で,長期資産の大量購入か,あるいは中央銀行がもっと高いインフレ目標にコミットメントをとる必要がある. 一方,財政政策にはそうしたコミットメントの必要がなく,その点も目下の状況で財政政策を打つべき根拠になる. では,文

    メモ:クルーグマン「インフレ・デフレ・日本」(2010年5月25日)
    optical_frog
    optical_frog 2014/11/03
    これもいちおうメモっておいた.
  • クルーグマンは何を「失敗」と言ってるのか

    ポール・クルーグマンが,『ニューヨークタイムズ』(10月30日付け)のコラム "Apologizing to Japan" で,「日にごめんなさいしなくちゃいけない」と書いている. クルーグマンやバーナンキ元連銀議長は,デフレに陥った日のマクロ経済政策が間違っていると批判していた.もしもアメリカやヨーロッパで同様の経済問題が起きたならずっとうまく対処できる用意があると思っていたのに,いざフタをあけてみたら,日以上に対応がお粗末だった.だから「ごめんなさい」というわけだ. 1. 誤解をさそう新聞記事見出し 日語でも,この発言を伝える記事がいくつかでている. 《ノーベル賞経済学者の「日への謝罪」》(読売新聞 (Yomiuri Online),2014年11月1日配信) 《「欧米経済、もっと悪い」 クルーグマン氏 日に謝罪》(東京新聞,2014年11月1日夕刊) 《ノーベル賞経済学

    optical_frog
    optical_frog 2014/11/02
    いちおう書いておいた.| amazon2287さんのご指摘をうけて本文を修正しました.
  • ポール・クルーグマン「穏健派ならそこにいる,世間には見えてないだけだ」

    Paul Krugman “A Moderate, Hidden in Plain Sight,” Krugman & Co., October 31, 2014. [“The Invisible Moderate,” The Conscience of a Liberal, October 24, 2014.] 穏健派ならそこにいる,世間には見えてないだけだ by ポール・クルーグマン Doug Mills/The New York Times Syndicate デイヴィッド・ブルックスが先日の『ニューヨーク・タイムズ』に寄せた経済の苦難に関するコラムで書いてたことには,賛成点も多い. でも――案の定の「でも」でしょ――バラク・オバマって名前の人だって同じように賛成してる.ここで,いまの評論界隈の言論にずっと続いてる奇妙な特徴に話がつながる:極論を言う2派の中間にあるとされる穏健で良識

    ポール・クルーグマン「穏健派ならそこにいる,世間には見えてないだけだ」
  • ポール・クルーグマン「忘れられた90年代日本の教訓」

    Paul Krugman “The Forgotten Lessons of Japan in the ’90s,” Krugman & Co., October 31, 2014. [“When Banks Aren’t The Problem,” The Conscience of a Liberal, October 27, 2014; “The Deficit Is Down, and Nobody Knows or Cares,” The Conscience of a Liberal, October 8, 2014.] 忘れられた90年代日の教訓 by ポール・クルーグマン Ko Sasaki/The New York Times Syndicate 告白を1つ――ときどき,こんな風に思えてしまう.日が陥った流動性の罠についてぼくが1998年にはもう書いてたブルッキングス

    ポール・クルーグマン「忘れられた90年代日本の教訓」
  • ポール・クルーグマン「経済学における物語の役割」

    Paul Krugman “The Role of Storytelling in Economics,” Krugman & Co., October 24, 2014. [“Jean Tirole and the Triumph of Calculated Silliness,” The Conscience of a Liberal, October 14, 2014] 経済学における物語の役割 by ポール・クルーグマン Studio Tchiz/The New York Times Syndicate フランス人経済学者ジャン・ティロールのノーベル経済学賞の話題には,ちょっと乗り遅れちゃった.すでに,大勢の人たちが彼の業績について大事なことをあれこれと言ってくれてる.でも,彼を最重要人物として擁してる新しい産業組織論が実際にやったことについて,まだぼくにも有益なことが言えそうだ―

    ポール・クルーグマン「経済学における物語の役割」
  • ポール・クルーグマン「どんなコストを払ってでもインフレ妄執を広める人たち」

    Paul Krugman “Spreading Inflation Paranoia, No Matter the Cost,” Krugman & Co., October 24, 2014. [“Inflation Derp Abides,” The Conscience of a Liberal, October 17, 2014; “The Civility Whine,” The Conscience of a Liberal, October 18, 2014.] どんなコストを払ってでもインフレ妄執を広める人たち by ポール・クルーグマン KAL/The New York Times Syndicate 先日,ウェブサイト「ゼロ・ヘッジ」が読者に「必読のインタビュー」を案内していた.インタビューでは,投資家で評論家のジム・ロジャースが「我々はいまの紙幣発行と債務に手ひどい対

    ポール・クルーグマン「どんなコストを払ってでもインフレ妄執を広める人たち」
  • ポール・クルーグマン「ユーロ圏危機 2.0」

    Paul Krugman, “The Eurozone, Back in Crisis,” Krugman & Co., October 17, 2014. [“Europanic 2.0,” The Conscience of a Liberal, October 11, 2014] ユーロ圏危機 2.0 by ポール・クルーグマン Angelos Tzortzinis/The New York Times Syndicate 国際金融経済学を研究してる人なら誰だって「ドーンブッシュの法則」に聞き覚えがある:「危機の到来までには思った以上に時間がかかるが,ひとたび起これば思った以上に急速に展開する」.経済学者の故ルディ・ドーンブッシュが1997年のインタビューで語った言葉だ. 最近のユーロ危機も同様だ.しばらく前に,ユーロ圏のマクロ経済政策を牛耳っていた緊縮派は,そこそこ成長が上向いたの

    ポール・クルーグマン「ユーロ圏危機 2.0」
  • ポール・クルーグマン「エネルギー消費を減らしたら経済成長が鈍るとはかぎらないよ」

    Paul Krugman, “Using Less Energy Doesn’t Have to Mean Less Growth,” Krugman & Co., October 17, 2014. [“Slow steaming and the supposed limits to growth,” The Conscience of a Liberal, October 7, 2014.] エネルギー消費を減らしたら経済成長が鈍るとはかぎらないよ by ポール・クルーグマン Luke Sharrett/The New York Times Syndicate どうやらぼくらはいま,ちょっとしたものを目撃してるみたいだ.大きく異なる行動目標をもった3つのグループが――反環境保護の保守主義者,反資主義の左翼の人たち,そして,自分たちは経済学者よりも利口だと思ってるハードサイエンスの科学

    ポール・クルーグマン「エネルギー消費を減らしたら経済成長が鈍るとはかぎらないよ」
  • ポール・クルーグマン「ドルの美徳で罰を受けるのかい?」

    Paul Krugman “Punished for the Dollar’s Virtue?” Krugman & Co., October 20, 2014. [“Punished for the Dollar’s Virtue?” The Conscience of a Liberal, October 7, 2014.] ドルの美徳で罰を受けるのかい? by ポール・クルーグマン ジャレド・バーンスタインと意見が異なることは滅多にないし,彼が完全雇用・貿易赤字・準備通貨としてのドルの関連について書いた先日のブログポストも,大半については同意見だ.そうだね,アメリカの貿易赤字が長く続いてるのは完全雇用の達成にとって問題だし,「強いドル」政策じゃなくて「弱いドル」政策をとるべきだ. でも,ドルが準備通貨になってることって,問題の根っこなのかな? 準備通貨の地位は過大評価されてる現象だと

    ポール・クルーグマン「ドルの美徳で罰を受けるのかい?」
  • ポール・クルーグマン「罪深い行状――道義的にも知的にも」

    Paul Krugman, “Sins, Both Moral and Intellectual,” Krugman & Co., October 10, 2014. [“Knaves Fools, and Quantitative Easing,” The Conscience of a Liberal, October 2 2014] 罪深い行状――道義的にも知的にも by ポール・クルーグマン TUNIN/The New York Times Syndicate 都合がわるくなってくると,議論に負けてる人たちは,だんだん礼節をなくしていくものだ.「自分とちがう意見をもってる連中はアホかチンピラだ」と信じ込んでる人たちから,ぼくもよく攻撃される.でも,前にも説明したように,これは主に選択バイアスの問題だ.道理のわかった人たちどうしで異なる意見を交わす場面にでくわすことは,あんまりない.

    ポール・クルーグマン「罪深い行状――道義的にも知的にも」
  • ポール・クルーグマン「時期尚早の利上げに反対」

    Paul Krugman, “The Case Against Raising Rates Too Early,” Krugman & Co., October 10, 2014. [“Wages and the Fed,” The Conscience of a Liberal, October 3, 2014.] 時期尚早の利上げに反対 by ポール・クルーグマン Brandon Dill/The New York Times Syndicate 予想以上に事態がよくなってることを示す最新の雇用レポートがでてから,ぼくのメールボックスにいっぱいメールがきてる.見てみると,連銀は「正常化」の速度を速めるべきだという声や,もうすぐ正常化がはじまるはずだという予測が書かれてる.でも,「まだまだ待つべし」説はいままでどおり強固だし,それどころか,ちょっとばかり強くなってすらいるかもしれない.

    ポール・クルーグマン「時期尚早の利上げに反対」
  • ポール・クルーグマン「お金持ちに質素な人はめったにいないけど:見せびらかしの経済」

    Paul Krugman, “The Moneyed Are Rarely Modest,” Krugman & Co., October 3, 2014. [“Having It and Flaunting It,” The Conscience of a Liberal, September 24, 2014] お金持ちに質素な人はめったにいないけど:見せびらかしの経済 by ポール・クルーグマン Fred R. Conrad/The New York Times Syndicate デイヴィッド・ブルックスが先日『ニューヨーク・タイムズ』に書いたコラムで,お金持ちは「つつしみの規範に従う」べきであって,彼らのお金で手に入る贅沢な生活スタイルを送るべきでないと提案している.彼はこの件でけっこうからかわれているみたい.ぼくとしては,そのからかいの声に加わりたくはない.そのかわりに,富を見

    ポール・クルーグマン「お金持ちに質素な人はめったにいないけど:見せびらかしの経済」