日本オラクル(株)は7日、14社のパートナー企業と協業して、同社のグリッド技術と各社のハードウェア・ソリューションを組み合わせた技術検証を行なう世界最大級の検証施設“Oracle GRID Center”を国内に開設したと発表した。同社のグリッドコンピューティング技術と各社のハードウェア仮想化技術やソリューションの相互検証を促進することで、グリッド技術を利用するソリューションの普及を目指す。 東京都内のホテルにて開催された記者説明会には、同社代表取締役社長の新宅正明氏を始めとして、パートナー企業からサーバー製品を担当する大手ベンダー6社(※1)の代表が出席した。冒頭の挨拶にて新宅氏は、同社が1988年リリースの“Oracle 6”の世代でデータベースサーバーの並列化に取り組み始めたと過去の経緯を振り返り、2003年の“Oracle Databese 10g”でグリッド技術を実装。科学技術計
「世界最大級のグリッド・コンピューティング検証施設で、日本からグローバルに展開できるソリューションを提供していく」。日本オラクルの新宅正明社長は11月7日、約90台のサーバー機、120テラ・バイトを超えるストレージを備える検証施設、「Oracle GRID Center」を日本国内に開設した目的についてこう説明した。 Oracle GRID Centerは、サン・マイクロシステムズや日本IBM、NECなどパートナー14社と共同で設立(写真)。すでに一部のパートナー企業がデータ・センターへのハードウエアの設置を完了しており、12月中には全パートナーがGRID Centerでの検証を開始する。 パートナー各社は、オラクルのデータベース製品やWebアプリケーション・サーバーを使い、各社のハードウエア上でグリッド環境を構築し、動作検証を実施する。その際、日本オラクルと米オラクルの製品開発部門が必要
発表会には、サン・マイクロシステムズ、日本IBM、NEC、日本HP、日立製作所、富士通のパートナー各社も出席した 日本オラクルは11月7日、同社のデータベース製品をグリッド環境で動作させるための検証設備「Oracle GRID Center」を開設したと発表した。狙いは、グリッド環境の普及を促すこと。同社は、サーバー/ストレージメーカーなど14社と共に、グリッド環境での各社の製品の動作検証や新たなソリューションの開発を目指す。 オラクルは、最新版のデータベース製品「Oracle Database 10g」でグリッド環境に対応済み。しかし、グリッド環境をシステムとして実装するには、サーバーやストレージの仮想化技術を組み合わせる必要がある。「オラクル1社では何もできない」(三澤智光常務執行役員システム製品統括本部長)。そこでOracle GRID Centerを開設し、メーカーなどが事前に検証
日本オラクルは11月7日、主要なサーバ、ストレージ、ネットワークベンダーら14社と協業し、世界最大級のグリッド検証環境を備えた「Oracle GRID Center」を開設したことを明らかにした。 Oracle GRID Centerでは、Oracleのグリッド技術とサーバおよびストレージの仮想化技術やソリューションを組み合わせて共同検証が行われる。Oracle本社からも技術支援を仰ぎながら、事前検証済みの最適構成を構築したり、運用・構築手法のベストプラクティスを作成し、日本発の次世代ソリューションとして、日本だけでなく、グローバルにも展開していくのが狙い。 パートナー各社は、仮想化技術を盛り込んだサーバを提供するとともに、技術者も配置し、システム基盤の構築および運用できる技術者を育成していくという。 日本オラクルの新宅正明社長は、「サーバベンダーの技術をOracle 10gのグリッド技術
2006/11/07 日本オラクルは11月7日、サーバベンダなど国内14社と協業し、グリッド・コンピューティング技術の検証を行う「Oracle GRID Center」を国内のデータセンターに開設したと発表した。パートナーがハードウェアを提供し、グリッド普及のための技術検証、ソリューション開発を共同で行う。Oracle GRID Centerは全サーバ、ストレージを合わせると100ノード、70TB以上の規模になる見込みで、オラクルは「世界最大級のグリッド検証環境」とアピールしている。 Oracle GRID Centerに協力するのはサン・マイクロシステムズ、デル、日本IBM、NEC、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所、富士通など計14社。システム・インテグレータなどに今後も追加参加を呼びかける。 検証するのは、データベースだけでなく、ミドルウェアやアプリケーションなど複数サービスを
日本オラクルは7日、ハードウェアベンダ14社と協業し、グリッドコンピューティング環境を検証する「Oracle GRID Center」を開設することを発表した。パートナー各社からハードウェアの提供を受け、国内の同社センター内に設立、将来的にはグローバル市場をも見据えた「世界最大級のグリッド検証環境」(同社)にしたい考えだ。 今回の発表には日本オラクルのほか、サン・マイクロシステムズ、日本IBM、NEC、日本HP、日立製作所、富士通といった国内ハードウェアベンダのエンタープライズ担当者も同席。11月からこれらのベンダから提供されたハードウェア上で、最適なグリッド環境を検証し、「検証済みのベストソリューション」(同社常務執行役員 システム製品統括本部長 三澤智光氏)を顧客に提供していきたいという。「顧客に安心感を与えるためにも、年明けから徐々に成果を公開していく予定」(同社代表取締役社長 新宅
日本オラクル株式会社は11月7日、ハードウェアベンダやSIerなどパートナー14社とともに、最先端のグリッド環境を備えた検証施設「Oracle GRID Center」を開設すると発表した。設備は同社が契約するデータセンター内に設置されるという。 Oracle GRID Centerは、“世界最大級”というグリッド検証施設。グリッドを次世代のサービス提供基盤として位置付け、日本オラクル製品のグリッド技術と、パートナーが提供するサーバー、ストレージといったハードウェアを組み合わせて実証を行う。日本オラクルでは、センターで技術検証を終えた最適構成を確立し、ベストプラクティスとして、顧客へ提供するスピードを加速したい考えで、代表取締役社長の新宅正明氏は、「認定された環境をいかに早く顧客へ届けるかが鍵」と述べた。 人員は、日本オラクルから30名程度アサインするほか、パートナー各社からも要員を配置し
日本オラクルは11月7日、グリッド戦略パートナー14社と協業体制を確立し、企業のシステム基盤の最適化を実現する次世代のビジネスソリューションを構築するための技術を集結した「Oracle GRID Center(オラクル・グリッド・センター)」の開設を発表した。 Oracle GRID Centerでは、オラクルのグリッド技術とグリッド戦略パートナー各社のソリューションを組み合わせた最先端のグリッド環境を共同で検証。事前に検証された最適構成での運用、構築手法のベストプラクティスを実現する。これにより、日本発の次世代ビジネスソリューションとして、日本国内だけではなくグローバルに展開する。 Oracle GRID Centerではまた、Oracle Corporationの開発部門による技術支援により、先進的な技術検証を実施。検証した成果や最適構成を日本および海外市場に展開するために、グリッド戦
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く