日本オラクル株式会社は1月25日、各産業界への個別の取り組みを強化すると発表した。その一環として、経営者に向けた無償のコンサルティングサービス「Oracle Insight Program」の提供も開始する。 米Oracleではもともと、Oracle E-Business Suiteをはじめとしたコアアプリケーションに注力していたが、OracleのIndustries Business Unit担当上級副社長、ソニー・シン氏によれば、同社は2004年初頭から個別の産業界への取り組みを強化したという。 その理由は、「企業が本当に投資したいと思っているのは、他社に対しての競合優位性を出し、成長するための部分だから」(シン氏)。Oracleとしては、多くの投資が見込めるインダストリー分野に進出することで、より多くの売り上げを獲得したい狙いがある。そこで同社では、トップまたはそれに準ずる地位を得ら