米オラクルは10月23日(米国時間)、通信キャリア向けのソフトウエア企業である米メタソルブ・ソフトウエア(MetaSolv Software)を2億1920万ドルで買収すると発表した。米オラクルが米メタソルブの株式を1株当たり4.10ドルで買い取る。買収は2006年末から2007年初頭に完了する見込みである。 米メタソルブは、通信網そのものからネットワークの資産、サービスの受注などを管理するソフトウエアを開発・提供している。従来の音声通信のほか、IMS(IPマルチメディア・サブシステム)、VoIP、IP-VPN、ブロードバンド、モバイルといったNGN(次世代ネットワーク)の中核となるソフトウエアを手掛ける。 米オラクルのチャールズ・フィリップス社長は10月22日の講演(関連記事)の中で、「各分野で最高の技術を持つ企業を買収することが、重要な戦略だ」と語っていた。今年に入り米オラクルは、米ポ