日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは、日本の小売業向け事業の新戦略を発表した。小売業向け専任組織「オラクル・リテイル・ジャパン」を開設し、小売業向けアプリケーション製品群「Oracle Retail」を国内市場で展開、業界再編、消費者ニーズの多様化、商品ライフサイクルの短期化など、状況が大きく変わろうとしている小売業に照準をあわせ、環境の激変に迅速に対応できるよう、支援していく方針だ。 小売業向け専任組織「オラクル・リテイル・ジャパン」は当初、25〜30人の態勢とし、日本の小売業向けビジネスの責任者と小売業の実態に通じた、実績のあるソリューション営業担当者を配置し、プラットフォーム製品やERPアプリケーションの小売業向け組織と協業、オラクルがそろえている、すべての製品・サービス系列を前面に、顧客企業にさまざまな提案を行う。特に、百貨店、量販店、専門店、アパレルを主な注力