グリッド・コンピューティング推進団体Open Grid Forum(OGF)は米国時間9月11日,正式な立ち上げを発表するとともに,幹部メンバーや戦略的優先課題を明らかにした。 OGFは,企業向けグリッド・コンピューティングの開発/普及を促進するコンソーシアムのEnterprise Grid Alliance(EGA)と,グリッド・コンピューティング関連の国際的な標準化団体のGlobal Grid Forum(GGF)が合併して誕生した組織。6月に合併の意向を明らかにしていた。 新団体は,グリッドの普及促進を図り,今後1年~1年半にわたって,次の2つの課題に優先的に取り組む。 1)グリッド開発および展開に向けた生産性の高い環境の構築:広範な分散コンピューティング・エコシステムにおけるグリッドの位置づけと価値提供を明確にするための白書を策定する。2007年1月の公開を目指す。 2)グリッド・
11日(米国時間)、Open Grid Forum(OGF)が正式な組織として発足した。米Washingtonで開催されているGGF18で発表されたもの。GFはGlobal Grid ForumとEnterprise Grid Allianceが6月に合併して設立された。 OGFでは今後12〜18カ月のミッションとして以下の2つを定めている。 グリッドの技術革新・採用拡大・情報交換のための場を確立 グリッド・ソフトウェアの相互運用を可能にする技術仕様の公開 現在、GridといわれるシステムはOS、データベース、ミドルウェアと様々なレイヤで提供され、ベンダごとの強調動作をはかりにくい状況となっている。OGFではこうした状況に対してベストプラクティスの共有やオープン・スタンダードの策定といった活動を行う。 EMCやFujitsu-Siemens、Hewlett-Packard、IBM、Inte
企業向けグリッド・コンピューティングの開発/普及を促進するコンソーシアムEnterprise Grid Alliance(EGA)と,グリッド・コンピューティング関連の国際的な標準化団体Global Grid Forum(GGF)は,新しいグリッド・コンピューティング推進団体「Open Grid Forum(OGF)」として合併することを決めた。EGAとGGFが米国時間6月26日に明らかにしたもの。OGFは今後数カ月かけて,合併作業を集中的に進める。 EGAは,2004年4月にNEC,米Intel,米Oracle,米Sun Microsystemsなどが企業グリッドの普及促進を目的として設立した団体(関連記事その1,その2)。企業向けグリッド用の参照モデルを公開するといった活動を展開している。 一方のGGFは,グリッド・コンピューティング向け技術の標準化に取り組む団体。各種IT資源をWeb
グリッドコンピューティングの実現、普及を目指す2つの団体が統合することが明らかになった。 エンタープライズ・グリッド・アライアンス(EGA)とグローバル・グリッド・フォーラム(GGF)は米国時間の6月26日、完全に合併し、新たな団体「オープン・グリッド・フォーラム」(OGF)としてグリッド技術の幅広い採用に向け活動していくことを明らかにした。 EGAは、グリッド技術の開発と普及促進を目指して2004年4月に設立された業界団体。Oracle、SunのほかEMC、Fujitsu Siemens Computers、Hewlett-Packard(HP)、Intel、NECなどがメンバーに名を連ねており、グリッド環境においてベンダーの製品を実装するための標準や仕様などの開発を進めるほか、セキュリティ問題に関する文書をまとめるといった活動を行ってきた。 一方GGFは、グリッド技術の標準化を推進して
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