米国のSOX法対応に学ぶ、日本の業務慣習は否定?:Oracle OpenWorld San Francisco 2006 Report(1/2 ページ) 10月下旬、「Oracle OpenWorld 2006」開催中のサンフランシスコで、日本オラクルは「ジャパンセッション」を開催、顧客企業の幹部らを招き、セキュリティや内部統制のソリューションを紹介した。 10月下旬、カリフォルニア州サンフランシスコは、4万1000人が参加した過去最大の「Oracle OpenWorld San Francisco 2006」によって大いに賑わった。この会期中、年末商戦に向けて華やぐユニオンスクエアに面したウェスティン・セントフランシス・ホテルで日本オラクルは「ジャパンセッション」を開催、顧客企業の幹部らを招き、セキュリティや内部統制のソリューションを紹介している。 ジャパンセッションには、同社が過去、米
Wipro LimitedのグローバルなITサービス事業会社であるWipro TechnologiesとOracle Corporationは10月23日、テキサス州ヒューストンに本社を置き、世界各国で炭化水素処理およびパルプ製紙産業に化学薬品、技術、およびサービスを提供する非公開企業のMerichemが「Oracle E-Business Suite」の短期導入を実現したことを発表した。 今回、Merichemでは、Oracleが提供するエンタープライズアプリケーション「Oracle E-Business Suite」の中の19モジュールを32週間で導入。32週間という期間は、WiproのOracle E-Business Suite導入事例の中でも最短導入期間のひとつという。 このプロジェクトでは、Oracleのアウトソーシングサービスである「Oracle On Demand」環境にお
SilverStorm TechnologiesとOracle Corporationは10月23日、「Oracle Real Application Clusters(RAC)10g」を対象とした「Reliable Datagram Sockets(RDS)InfiniBandによる相互接続(インターコネクト)ソリューション」の提供を開始したことを発表した。 InfiniBand上でのRDSは、コスト効率が高く、高度な可用性と拡張性を実現できるデータベース向けのソリューション。RDSは高帯域で、待ち時間の短い、極めて信頼性の高いプロセス間通信(IPC)プロトコルとトランスポートシステムを提供し、クラスタ内におけるサーバ間のIPC通信速度を大幅に向上する。 InfiniBand上でのSilverStorm RDSは、ベータテストにおいてギガビットイーサネットに比べ、最大60%のパフォーマン
Oracle Corporationとi-flex solutionsは10月25日、Oracleのミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネントである「Oracle Application Server 10g」に、i-flexが提供するi-flexアプリケーション群を対応し、その連携を両社が認証したことを発表した。Oracleは、i-flex solutionsの過半数の株式を保有している。 この発表は、Oracle Fusion Middleware上で、「Daybreak」や「FLEXCUBE」「iPFB(i-flex Process Framework for Banking)」「Reveleus」製品など、i-flexアプリケーション群の動作を認証したもの。これによりSOA(サービス指向アーキテクチャ)をベースに、Oracle製品はもちろ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Oracle Corporationは10月23日、同社のエンタープライズアプリケーション群「Oracle Applications」を提供する独立系ソフトウェアベンダー(ISV)パートナー製品の位置づけを示す「オラクルISVソリューションマップ」を発表した。 ISVソリューションマップは、Oracle製品と相互補完的な各ISV製品を含む包括的なエンド・ツー・エンドの業界別、水平型のビジネスプロセスソリューションを示したもの。どのコンポーネントがOracleから提供されており、どのコンポーネントがISVパートナーから提供されているかを容易に把握できる。 今回、Oracleは、ソリューションマップの第一弾として、ハイテク業界、通信業界、ヒ
2006/10/27 米オラクルはデータベースの次期版「Oracle Database 11g」を来年夏にも出荷開始する。現行のOracle Database 10gから3年ぶりのメジャーバージョンアップ。10gの“g”と同様に11gの特徴の1つはグリッド・コンピューティングへの対応だが、同社 オラクル・サーバー技術担当 シニア・バイスプレジデント アンディ・メンデルソン(Andy Mendelsohn)氏は加えて「新しい環境への移行のコストを画期的に下げ、ダウンタイムをなくす」と説明する。 先進技術でダウンタイム最小化を狙う 米国サンフランシスコで開催した「Oracle OpenWorld 2006」では11g関連のセッションを連日開催。セッションから見えてきたキーワードは「ゼロ・ダウンタイム」だ。Oracle Databaseを基盤とするシステムのアップグレードやパッチ適用を効率化し、
IBMとOracleは、System zメインフレーム上でのLinuxやビジネスアプリケーションの展開に関して提携を結んだ。 IBMが、メインフレームとLinux、ビジネスアプリケーションに関して、Oracleと提携を結んだと発表した。同社の「System z」事業部を率いるジム・スターリング氏は、今後も大手ソフトウェアベンダーと同様の共同事業を行っていくと話している。 OracleとIBMは10月24日、サンフランシスコで開催されている「Oracle OpenWorld」カンファレンスにおいて、マーケティングおよびビジネスに関するパートナーシップを結んだことを明らかにした。Linuxが稼働するIBMのメインフレームシステム上で、Oracleのエンタープライズアプリケーションの大半を利用できるようにすることが提携の目的だという。 また両社は、ユーザーが「System z」サーバ上で稼働して
米Oracleは25日(米国時間)、Linux関連事業に本格進出すると発表した。自社ブランドのLinuxを無料提供するとともに、ライバルの半額以下でサポートサービスを開始する。同社はデータベースソフトの最大手。巨大企業の参入は、既存の業者にとって脅威となりそうだ。 当初は、米Red HatのLinuxの利用者に、Red Hatよりも低料金でサポートサービスを提供する。Linuxを開発する企業は、ソフト自体は無料同然で配布し、サポートサービスで稼ぐのが一般的。Red Hatは収入源を奪われる恐れが高まり、株価が急落している。 さらにOracleは、Red Hat Enterprise Linuxを微修正して自社ブランドのLinux「Unbreakable Linux」を開発、無料配布する。本格的にLinux開発に取り組むのではないが、事実上、Linux“販売”に乗り出した格好だ。利用者はRe
10月27日時点の米Red Hatのトップページ。Oracleのサービス「Unbreakable Linux」に対し「Unfakable Linux」を掲げ対抗心をむき出しにしている [画像のクリックで拡大表示] 米Red Hatは,米Oracleが10月25日にLinuxのバグ修正を含むサポートを行うと発表した(関連記事)ことに対し「Red Hatは回答する。(Red Hat Responds.)」と題するQ&Aを公開した。 「Oracleとのパートナーシップに変わりはない」(Red Hat)としながらも,「Oracleによるバグ修正は分岐(fork)となり,Red Hat Enterprise Linuxとのソフトウエアとハードウエアの互換性は保証されない」(Red Hat)と再三にわたって訴える内容となっている。 Red Hatが公表したQ&Aの概要は以下のとおり。 Oracleとの
「Unfakeable Linux」- Oracle OpenWorld(OOW)で米Oracle CEO Larry Ellison氏が衝撃的な基調講演を行った翌日、米Red Hatのトップページには、このキーワードがでかでかと表示されている。「OracleはRed Hat Linuxのユーザーを全面的にサポートしていく」とEllison氏が宣言し、新たに発表された「Unbreakable Linux 2.0」に対するRed Hatからのメッセージだ。結果的にRed Hatのビジネス奪取宣言にもあたるUnbreakable Linux 2.0の発表を受け、Red Hatの株価は26日の取引開始と同時に急落、前日取引価格の3割減の水準で取引を終えた。 Unbreakable Linuxは、Linuxの信頼性やサポート力を高め、エンタープライズクラスのサポートサービスをRed Hat
コンサルティング会社の米Capgeminiが10月25日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に関する意識調査の結果を発表した。この調査はサンフランシスコで今週開催された米Oracleの年次カンファレンスの参加者に対して行ったもので、回答者の48%がIT技術者、18%が最高情報責任者(CIO)や最高技術責任者(CTO)、24%が営業やマーケティング関連だった。 調査報告によると、企業のIT関連部署にとって最も手間とコストがかかる課題の1位は「増え続ける膨大な量の情報」で37%。2位は「常に変化するビジネスモデル」(22%)と「セキュリティに対する脅威」(22%)だった。 SOAから得られる利点としては、36%が「ビジネスの柔軟性が増すこと」と回答。27%が「既存のIT資産の再活用」、22%が「事業目標とITの目標との間での整合性が増すこと」を挙げた。また、回答者の34%が、SOAは現在また
Oracle SOA Suite HA Oracle, Shailesh Dwivedi氏はOracle OpenWorldにおいて、サービス集合型のSOAシステムにおける高可用性についてセッションを提供した。ミッションクリティカルシステムにおいては予定外のシステムダウンやサービス停止は極力避けなければならない、と同氏は述べる。SOAでこうした可用性を実現するものとしてOracle SOA Suite HAが紹介された。 SOAの基本はサービスであるから、基本的に高可用性を実現する必要がある部分を複数用意し、サービスを分散する、またはバックアップシステムを用意しておくといった方法をとる。あとはOracle Databaseなどの製品がそれぞれに備える高可用性の機能を活用しながら、システム全体の高可能性を実現するといったものだ。 次にEdmundsのSheng-te Yang氏から、自社にお
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