オークランドのゴールデンステート・ウォリアーズ・アリーナの名称が「オラクル・アリーナ」に変更されるそうだ。そのニュースを聞いたとき、吾輩は思わず“Bang, bang―I am the warrior……”とパティ・スミスばりに歌った。NBAのウォリアーズに対してではなく、オラクルの親分、ラリー・エリソンに捧げる抒情詩としてだが……。 もちろん、10年3000万ドルで合意した命名権にも目を見張ったが、吾輩にはむしろラリーのレッドハット・サポート“チーム”の発表のほうが印象深かった。Oracle Unbreakable Linuxキャンペーンと銘打って、レッドハットLinuxのサポートビジネスに割り込む強引な手口は、紀元前6世紀ごろの中国の兵法書「孫子」をラリーは一字一句すべて暗記しているらしい、という噂が真実であることを証明しているようだ。 「Oracle OpenWorld」を一緒に取材