.NET, .NET Core, monoのランタイム・フレームワーク・ライブラリ Advent Calendar 2018の1日目は「.NETはどのくらいAPLに近づくことができるか」というお題でお送りします。 APLとは何か APL(audio programming language)というのは、主として音楽を作成したり音響効果を実現したりする目的で音声を処理するためのもので、主に非プログラマー(というか、「ガチの」プログラマーではない人々)でも「簡単に」書けるようにするために開発されています。ここで言うAPLというのはひとつの言語ではなく、さまざまな言語の総称です(固有名詞であるA Programming LanguageことAPL言語は、オーディオとは一切関係ありません)。類似の概念としてVPL(visual programming language)があると言ってもよいでしょう