選挙権は先人が勝ち取った権利 民衆が選挙によって選んだ議員(民選議員)が政治を行なう。 現代を生きる私たちの多くは、生まれながらにしてこの権利を「当たり前」に与えられている。 しかし歴史の教科書を開けばわかるように、いわゆる「普通選挙」というものが確立したのは、ごくごく最近のことである。 二十歳過ぎれば誰でも選挙権を得られる、というのは「当たり前」の権利として認識されているが、人間の歴史を振り返れば、これが決して「当たり前」では無く、長い戦いのなかで獲得された「権利」だということが分かる。 その「権利」を大切にしないのなら、剥奪されても文句は言えないのではないか、という仮説から、ドラマを作ってみた。 (It’s your CHOICE「希望の党☆」) 日本国の前身にあたる大日本帝国では1925年に加藤高明内閣で制定された(いわゆる)普通選挙法によってそれまでの納税要件が撤廃された。 成年男
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