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ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (84)

  • 脳内の地図を描きかえること、世界を描きかえること - チェコ好きの日記

    突然ですが、今、紙とペンを取り出すことはできますか。アナログな紙とペンでなくとも、ある程度自由に「図」が描けるものであったら、なんでもいいんですけど。 紙とペンの用意ができたらですね、それで地図を描いてください。あなたの自宅から、最寄り駅までの地図を、できるだけ詳しく。スマホでGoogleの地図とか見ないでくださいね。自分の脳みその中身だけをもとに地図を描いてください。ちょっと時間をとりましょう。 どうでしょう、描けましたか。 完成した方は、Googleマップ解禁です。自分が描いた地図と、実際の地図を見比べてみてください。どこがどうちがいますか。方角、縮尺、そもそもの認識の歪み、いろいろあると思いますが、実際の地図と同じように描けた方というのは、少数派なんじゃないかなと思います。 ……っていう授業を大学のときに受けたんですけど、私はたしかそのとき、こんなかんじの地図を描いちゃったんですよね

    脳内の地図を描きかえること、世界を描きかえること - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/03/13
    見えている世界の景色を変える。そんなあなたに、Ingress。その辺の地蔵が光り輝いて見えるようになります。/そういえば、僕も「今すれ違った人〜」と言われても9割方見てないや。顔よりも格好に意識がいく。
  • 本気で好きだと、ちょっと気持ち悪い。 - チェコ好きの日記

    当ブログをある程度継続的に読んでくださっている方は、私が昨年の夏頃から、スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』の話をしつこく繰り返していることをご存知かと思います。 退屈は人を殺す『グレート・ギャツビー』と『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』 - (チェコ好き)の日記 『グレート・ギャツビー』の内容をあんまりネタバレしない程度にざっくり説明すると、舞台は1920年代のニューヨークです。そこで、ジェイ・ギャツビーという素性の知れない謎の男が、しょっちゅう豪華絢爛なパーティーを、お城のような自分の邸宅で繰り広げています。パーティーは、だれのために、どういった目的で行われているのか、だれも知らない、皆目わからない。しかし主人公のニック・キャラウェイは、その理由を知ってしまいます。パーティーは、ギャツビーが5年前にすれ違いで別れてしまった恋人、デイジーが”ふと”立ち寄ってく

    本気で好きだと、ちょっと気持ち悪い。 - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/03/09
    “もっとも重要な本”、これ、人によってどんな違いが出るのか読んでみたいな。
  • 『笑ゥせぇるすまん』で喪黒福造にドーン!ってやられた人はビフォーとアフターどっちが幸せなのかな - チェコ好きの日記

    少々思うところがあって、2月に入ってから『笑ゥせぇるすまん』をまとめて読んでいたのですが、実はわたくし、幼稚園時代に夢のなかで喪黒福造に追いかけ回されたことがあり、以来こちらの漫画は若干トラウマになっています。あの夢怖かったなあ。 笑ゥせぇるすまん(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション) 作者: 藤子不二雄(A)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/01/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 『笑ゥせぇるすまん』はご存知のとおり、藤子不二雄Aのブラックユーモアあふれる漫画です。ストーリーは周知のとおり、「せぇるすまん」である喪黒福造が、現代社会で様々な欲望をもって生きる人々に接近し、その欲望を叶えていきます。そういった意味では「大人のドラえもん」ともいえる喪黒福造なのですが、その欲望を叶えてもらった人々の末路はというと、夢を叶えたことによって社会の規範を

    『笑ゥせぇるすまん』で喪黒福造にドーン!ってやられた人はビフォーとアフターどっちが幸せなのかな - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/02/28
    そういえば読んだことなかった。図書館に置いてあるかな……。
  • 読書会を終えて『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』 - チェコ好きの日記

    2月15日に、二村ヒトシさん著『すべてはモテるためである』を課題図書にした、Skype読書会に参加しました。 というわけで、今回はその読書会の感想です。二村さんの書籍や「恋愛」「モテ」といった話題に興味がある方、また時間の都合により読書会に参加できなかった方、などなどに読んでいただけると幸いです。 禁猟区問題 読書会では『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』に出てくる劣等感と劣等コンプレックスの話も出たりして、いろいろな方面に話題が飛んでいったのですが、なかでも私にとって興味深かったのは、「禁猟区」に関する話題でした。「禁猟区」とは、各々の会社の職場なんかをイメージしていただくのがいちばんわかりやすいのではないかと思うのですが、「恋愛してはいけない場所、恋愛っぽい雰囲気になりにくい場所」のことです。厳密にいえば「禁猟区」なんてものは世の中に存在しないのですが、「禁猟区」っぽ

    読書会を終えて『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』 - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/02/16
    “だれかの恋愛沙汰ごときで壊れるコミュニティは、どっちみちそのうち解体します。だからモテたいという欲がある人は、あまり「禁猟区」という思い込みルールにこだわりすぎず、臆せずガンガン狩ればいいのでは”
  • 『文化系女子という生き方』は、21世紀の人間の生き方かもね - チェコ好きの日記

    「語りえぬものについては沈黙しなければならない」とはよくいったものですが、人にとって最大の「語りえぬもの」とは何でしょう。私が思うに、それは「自分」です。生まれてから24時間、365日一緒にいるにも関わらず、永遠の謎であり、永遠のブラックボックスであるのが、「自分」なのです。 しかしこの世界と接触するためには、望む望まないに関わらず、「自分」の思考と肉体を媒介としないわけにはいきません。「自分語り」は時として多大な危険を孕みますが、今回はいつもより少し、「自分」に近い世界のことを書いてみようかな、と思いました。 人間は分類なんてできません 先日、湯山玲子氏の『文化系女子の生き方』というを読んだんですね。感触としては、賛同できる部分が4割、同意しかねる部分が6割といった具合だったのですが、面白いではありました。 文化系女子という生き方 作者: 湯山玲子出版社/メーカー: 大和書房発売日:

    『文化系女子という生き方』は、21世紀の人間の生き方かもね - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/01/31
    謎のカテゴライズによって借り物の権威を身にまとったところで、何の意味もない。それよりは、自分の言葉で「哲学」を語ることができるのか――という話かしら。/実際に“語れる”モノは、きっと特別なモノ。
  • 女性は2人でつるむのが吉 『るきさん』『ハルチン』ほか - チェコ好きの日記

    以前私はこのブログで、「15歳前後の少女は、2人でいると閉鎖的で狂信的な世界を築き上げてしまうことがあるので、要注意」という主旨のエントリを書きました。 ですが今回は、「逆にそれなりの年齢の女性は、2人でつるむのが吉だわよ」、という話をしようかと思います。 『るきさん』『ハルチン』の共通点 なぜそう考えたのかというと、私は普段あまり漫画を読まないほうなので若干サンプルが少ない気がしないでもないんですが、それなりの年齢の女性(20歳以上?)が数人登場する漫画を読んでいると、3〜4人でつるんでいる女性達よりも、2人でつるんでいる女性達のほうが、殺伐としていなくてなんだか幸福そうに見えたからです。代表的なのは、高野文子の『るきさん』ですね。 るきさん (ちくま文庫) 作者: 高野文子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/12メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 94回この商品を含

    女性は2人でつるむのが吉 『るきさん』『ハルチン』ほか - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/01/27
    意外と男性にも当てはまりそうな気がしなくもないにゃー。/“究極的なことをいえば、「友情」というのは1対1の間でないと成立しないのではないか”
  • 文章を書くのに、たぶんあんまりコツとかない - チェコ好きの日記

    作家の村上春樹氏が、読者からの質問を受け付けるサイトを開設して話題になっていますが(私も質問してみましたドキドキ)、そのなかでも特に最近大きく注目を浴びていたのが、下記の質問でしたね。 文章を書くのが苦手です - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト 「基的にはもって生まれたもので決まります。まあ、とにかくがんばってください。」って、ちょっと、ちょっと冷たくない村上さん? まあそれはいいとして、今これを書いている私は20代後半なんですが、いったん20歳を過ぎてしまうともう、純粋な意味での「文章力」っていうのは、もうどうにもならないんじゃないかっていうのは思いますね。そういう意味では確かに「もって生まれたもので決まる」のでしょう。 じゃあ20歳を過ぎるともうどうにもこうにも手は加えられないのか、ずっとそのままいくしかないのか、というとそんなこともなくて、たぶん少しだけ改良の余地は

    文章を書くのに、たぶんあんまりコツとかない - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/01/25
    ビリビリ来る表現、言葉、作品を記録しておくことの大切さを、最近実感できるようになった。意味もわからず頭に残っていた言葉が、久しぶりに目にしたら理解できるように、咀嚼できるようになってた感覚。おいしい。
  • 綱島温泉と『つげ義春の温泉』ほか - チェコ好きの日記

    先日、ちょっと時間が空いていたので*1、綱島温泉で開催されていたイベントに行ってきました。 綱島に温泉があるなんて知らなかったです。リンク先などを読むと、どうやらサブカル好きにはたまらないディープスポットらしい。何より、下記の記事で会田誠がいっている「人生の終着駅」という表現に、私は心を打たれてしまったのでした……。 しかし僕が綱島温泉を推す最大の理由は別にある。もっと人生論的な意味で重要な示唆に富んでいるというか……。つまり一言で言えば、ここはほとんど「老人ホーム」であり、人生の終着駅をあらかじめ一日体験できる希有な施設なのである。REALTOKYO | Column | 昭和40年会の東京案内 | 第15回:綱島温泉・東京園 そんなことをいわれたら私も見てみたい、「人生の終着駅」を! お昼ごはんはラーメン ほぼ13時ぴったりに着いた私はとりあえずお腹がすいていたので、1人でラーメン(4

    綱島温泉と『つげ義春の温泉』ほか - チェコ好きの日記
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    ornith 2015/01/16
    ちょっとビリビリきて「うっほおおぉぉおおお」ってなるくらいの電気風呂には入ったことがあるけど、こちらはどの程度なんだろう……。次こそは!
  • 『ベイマックス』感想 人工知能が映画作ったらこんな感じかも - チェコ好きの日記

    『ベイマックス』を観てきました。なぜかというと、いろいろなところで話題になっているのを見かけ、私も話に入りたかったからです。 『ベイマックス』を見て日のクリエイティブは完全に死んだと思った 「日のクリエイティブは死んだ」「完成度が高すぎてゾッとした」「恐怖すら覚えた」との評判を聞いていたので、どんだけすごいんだと思ってソワソワしながら映画館に行ったのですが、うーん、個人的には恐怖を覚えるほどではなかったです。面白かったですけど。 以下は感想文ですが、ネタバレはほとんどしていないので、まだ観ていない方が読んでも大丈夫かと思います。 人工知能映画作ったらこんな感じかも 具体的な感想を一言でいうと当エントリのタイトルにある通りなんですが、これだけだと説明不足で、なんだか悪口をいっているように聞こえなくもない。なので少し補足しておくと、私が「人工知能が作ったらこんな感じかもね」というのは、良

    『ベイマックス』感想 人工知能が映画作ったらこんな感じかも - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2015/01/09
    ディズニー映画って、良くも悪くも「面白い」けど何も残らないイメージ。強いて言えば音楽くらい。よく変な日本語って言われる「普通に面白い」が逆にしっくりくる。
  • 「好き」「嫌い」をこえた芸術鑑賞法があるとしたら - チェコ好きの日記

    下記の記事を読みましたー。 けいろー(id:ornith)さんの、「良い」「悪い」が分からないので「好き」「嫌い」で考えるという美術館の楽しみ方はまったく正しくて、というか正しいとか正しくないとかそもそもないので、反論というわけではなく、補足です。 なお、後半は元記事をはなれて話がとんでもなく飛躍しておりますので、ご注意ください(けいろーさんごめんなさい)。 「好き」「嫌い」のその先 美術、映画小説、その他諸々のさまざまな芸術作品を鑑賞するとき、けいろーさんがいうように、基的には「好き」とか「嫌い」とか「面白い」とか「つまんない」とか、そういった基準で考えてOKだと私も思います。知識があればもっと面白い発見ができるかもしれないけど、それは絶対ではありません。 でも、このブログでいつも美術やその他諸々の芸術作品のことをエラソーに取り扱っている私としては、これを読んでくれているみなさんには

    「好き」「嫌い」をこえた芸術鑑賞法があるとしたら - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/12/19
    アニメでもマンガでも何でも、自分にとっての「名言・名場面」みたいなポイントがあったり。そういう作品・ワンシーンは大切にしたい。
  • もうすぐ絶滅するという芸術の未来について - チェコ好きの日記

    岡田斗司夫さんのメルマガがけっこう好きで、毎朝配信されるたびに読むのが日課になっているんですけど、今回はそのメルマガと、最近読んだの感想です。私が考えた「芸術」というものの未来について、ぐだぐだと語ってみようかなと思います。 というわけで題ですが、以下は、「好きな美術作品はありますか?」という質問に対して、岡田さんがメルマガ内で回答した内容です。強調部分は私が勝手に太字にしています。 ニューヨークも行ったときに、メトロポリタン美術館へ行ったんだよ。まあ当に退屈で、一直線に入って、グーグルマップで見たら、メトロポリタン美術館の真ん中辺まで行ったから、一直線に帰ってきたんだよね。それぐらい、何の興味もない。 「上手な絵に何の価値があるの?」って思っちゃう。そんなものより、あるアーティストや工芸家たちが考えて、「こうやれば早く飛ぶんじゃないか?」「いっぱい人を乗せれるんじゃないか」「いっぱ

    もうすぐ絶滅するという芸術の未来について - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/12/11
    「なんかよく分からへんけどおもろいから見に行く」という僕のような浮動層が意外と多いんじゃないかと思うので、存在自体は残りそう。ただ、これまでのように「語れる」人は減って行くんだろうな、とも。
  • ブログ歴1年以上のブロガーは1年前のエントリをツイートしよう - チェコ好きの日記

    最近、「1年前に書いたエントリ」をツイートするのがマイブームです。たまに忘れたり1日ずれたりしますが、飽きるまで続けようかなーと思っています。 これを書いたのももう1年前/おいしい書評の書き方 - (チェコ好き)の日記 http://t.co/TfVGC5xIAX— (チェコ好き) (@aniram_czech) 2014, 11月 27 これ、やってて何が楽しいかというと、最近私のことをフォローしてくれた人に「1年前わたしはこういうのを書いてましてね」と紹介できたり、ずっと私のブログを読んでくれている人に「昔こんなん書いたの覚えてる?」と懐かしがってもらうという目的もあるのですが、それ以上に、「ツイートする1年前のエントリを自分で読み直す」っていう目的があったりします。ツイッターに流す前に、やっぱり一度全体に目を通しますからね。 で、読み返してみると、「今の私だったらこういう書き方はしな

    ブログ歴1年以上のブロガーは1年前のエントリをツイートしよう - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/12/02
    去年の12月に「来年からやろう!」と考えてメモって放置していたのを思い出した!ありがとうございます!やろう。
  • 『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』の感想 - チェコ好きの日記

    たくさんのブロガーさんの共著である、『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』という書籍を読みました。20代から30代前半までの若手ブロガーが、自身のブログを使って情報発信をすることで、既存の生き方や働き方にとらわれない新しい生き方を提示する、みたいな内容のです。 レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次出版社/メーカー: WOODY発売日: 2014/11/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ついでにいうと、先日11/24(月)にロフトワークで開催されたトークイベントにも行ってきたので、それも含めての感想を書こうと思います。 匿名で質問すればよかった まず、「いきなり何なのその感想……」というかんじですが、

    『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』の感想 - チェコ好きの日記
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    ornith 2014/11/28
    ありがとうございます!/負のエネルギーに満ち満ちた文章には良くも悪くも心動かされて戸惑うんだけど、たまにそういう揺さぶられ方をしたほうが健全な気もする。バランス調整。
  • もしも私の本棚を本棚と呼んでいいのなら - チェコ好きの日記

    棚を晒すのが流行っているらしいです。 人からセンスがないと指摘されることを過剰におそれている私は、私物を晒すことにけっこう抵抗があるのですが、棚だったらいいかもしれない。気にせずいってみよう。 机のまわり まず、私はやたら書評とか書いているわりには蔵書が少ないです。普通のは基的に、読み終わったらすぐ手放してしまうからです。「このはきっと何度も読み返す」「何度も引用して言及する」、読み終わった直後にそう思わなかったは、さっさと売り払ってしまいます*1。あとは、もう殺されてもいいと思ってるんですけど、「並べておいて美しくないは並べたくない」という謎の美意識を持っておりまして、もともと冊数がないというのもあるんですけど、マンガは棚に並べない主義です。クローゼットに全部押し込むか、やっぱり売ります。マンガは背表紙をもっと美しくすることを出版社の方には頑張っていただきたい。それかもう

    もしも私の本棚を本棚と呼んでいいのなら - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/11/23
    必死に共通本を探そうとして、見つかったのが『グレート・ギャツビー』のみというね!しかも未読というね!読まねば。
  • 「全部信じる必要はない」を教えてくれる高城剛 - チェコ好きの日記

    私のまわりの気になる方々で、ハイパーメディアクリエイター? の高城剛氏にシンパシーを感じているらしい人が多かったので、「どれどれ」と彼のを数冊手にとってみました。読んでみたのは、『白』、『私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明』、『モノを捨てよ世界へ出よう』、『LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】』の4冊。「どれどれ」とかいっている割には、けっこうがっつり読んでしまいました。 今回は、そんな高城剛氏のの感想です。いちばん面白かったのが『LIFE PACKING』だったので、そのあたりの話が多くなるような予感です。 LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵 作者: 高城剛発売日: 2014/04/21メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る うさんくさい人、高城剛 高城剛氏といえば、私のなかでは「沢尻エリカと

    「全部信じる必要はない」を教えてくれる高城剛 - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/10/27
    意外と人を一括りにしてしまいがち。ただ、情報の溢れるウェブ上にあってはある程度、自分なりのフィルターはあってもいいものかと。/“あいつのいっていることは、一部はわかるけど、一部はどうしても納得いかん”
  • 自分に適した場所にたどり着くにはどうすればよい? - チェコ好きの日記

    私が(チェコ好き)としてインターネット上で活動を始めたのは、2012年の5月です。では、それ以前はどこで何をしていたのかというと、少なくともインターネット上では、どこでも何もしていませんでした。アンチSNSな態度をとっていたので、Twitterもやっていなかったし、ネット上に(チェコ好き)は存在しない人格でした。 唯一、今私が利用している「はてなブログ」ではない別のブログサービスでブログ?はやっていたのですが、人に読んでもらうという意識というか、そもそもそういった概念がありませんでした。どんなことを書いていたのかというと、当時学んでいたチェコ語の勉強記録を機械的に淡々とつけていたんです。文法をまとめたりとか、覚えた単語を記録したりとか、あとはチェコ語の絵を訳して遊んでいました。 そんなかんじだったので、アクセス数とか心の底からまったく気にしていなかったのですが、あるときちらっと「人気ブロ

    自分に適した場所にたどり着くにはどうすればよい? - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/10/18
    ブログひとつ取っても、「この人、はてなで書いたら人気でそう」「はてなよりは、WordPressで作った方がいいんじゃ……」と感じる人は結構いるので、ちょくちょく移動することは悪くなさそう。そうだ、高知行こう。
  • コンテンツがどんどん短くなる世の中なので、「長回し」を撮れる映画監督はたぶん最強になる - チェコ好きの日記

    タイトルでほぼ全ていってしまったので、以下は補足説明なんですけども。 最近の流れを見ていると、多くの人に好まれるコンテンツというのは、どんどん短く、あるいは直感的に理解できるようなものへと変化してきているようです。文章であれば字数が少なければ少ないほどいいし、もっといえば文章すら不要である、なんていう記事も話題になりました。 「当に文字って必要ですか?」メディア出身の人気ブロガーが語る「今の時代に読ませる」ための全て #ブロフェス2014 | エアロプレイン 個人的な好みは置いておくとしても、この流れはおそらく止められないでしょう。しかし少々頭のカタい私は、「一瞬で広まり一瞬で理解されるものは一瞬で古くなるし一瞬で通用しなくなる」と考えているので、コンテンツの作り手としては、短いコンテンツも長いコンテンツも、直感的に理解できるモノも直感的には理解できないモノも、両方とも変幻自在に作れるよ

    コンテンツがどんどん短くなる世の中なので、「長回し」を撮れる映画監督はたぶん最強になる - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/10/10
    コンテンツの「早食い」化が進んでいるというか、咀嚼され辛くなっている印象。僕はもっと、もぐもぐしたい派です。
  • SNSは21世紀のコーヒーハウス? - チェコ好きの日記

    私はもともとお酒は飲めない、タバコも吸わない、その他の嗜好品の類もあまり好まず、エンドレスで麦茶かウーロン茶を飲んでいるという面白味のない人間なのですが、最近自分のまわりでにわかにコーヒーが流行り出しているようなので、その流れにのって、生活にちょっとずつコーヒーを取り入れるようになりました。ちなみにこの夏マイブームだったのは、麦茶を濃い目に煮出して砂糖と牛乳を混ぜて飲むカフェインゼロの麦茶ミルク(それコーヒーじゃないじゃん)。 流行の兆しの1つとして、“コーヒー界のアップル”と呼ばれるブルーボトルコーヒーが、清澄白河にオープンすることも話題になりました。私は一足先に、夏休みにニューヨーク・ブルックリンのブルーボトルコーヒーに行き、その味と雰囲気を確かめてきましたが、店内のよくわからない装置やドリップ方式で1杯1杯抽出されていくコーヒーを眺めているのはなかなか楽しかったです。(味は、コーヒー

    SNSは21世紀のコーヒーハウス? - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/10/06
    飲み物の歴史はどれもこれもおもしろい。気になってたのに買いそびれていたので、今からでもWIREDを探してこようかな……。
  • 『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記

    「ファスト風土」とよばれるような土地を舞台にした話題の小説があるという話は前々から聞いていたのですが、このたび勇気を振りしぼって、山内マリコ氏の『ここは退屈迎えに来て』を読んでみました。 ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫) 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る 以下はこの小説の感想文です。既読の方、未読だけどネタバレ上等の方以外は、注意してお読み下さい。 ファスト風土はなぜ“退屈”なのか まずこちらの小説に対する私の第一印象なんですが、何かもうタイトルだけで8割くらい持ってってるというか、「勝ち」だな、と思いました。 この小説の舞台は、前述したように「ファスト風土」とよばれるような地方都市です。構成としては全部で8編の小説からなる短編集で、8編それぞれの主人公は別ですが、すべて同じ地方都市を舞台

    『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/09/28
    めっさ納得。ブログは“生産”に入るのかな……?/““退屈”から抜け出すにはどうしたらいいかというと、とても単純に考えて、「消費」の逆をやればいいんじゃないかと思ったのです。つまり、「生産」です”
  • 「いい人戦略」の「いい人」とは、偽善者のことではない。 - チェコ好きの日記

    しっきーさん(id:skky17)の以下のエントリが面白かったので、最近自分がぼんやり考えていたことなどを、メモがてら書いてみようかと思います。 ちなみに私は、しっきーさんのエントリの元になっている岡田斗司夫さんの『超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略』は、話にはよく聞くけれどを読んではいません。ただ、似たようなことをいっているんじゃないかという佐々木俊尚さんの『自分でつくるセーフティネット』は読んだので、今回はこちらを下敷きにして書いていきます。 自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~ 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2014/07/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る 「いい人」ばかりの社会は息苦しい? 「いい人」というと、私たちは真っ先に、「いつもニコニコしていて他人の悪口を絶対いわない

    「いい人戦略」の「いい人」とは、偽善者のことではない。 - チェコ好きの日記
    ornith
    ornith 2014/09/09
    いろいろ考えられそうだけど、ひとつ思い浮かんだのが、「自分が見えている人」または「周りが見えている人」かしら。ある発言がどう思われ、どう見られるかを感覚的に理解している人。