ニュートンと贋金づくり 天才科学者が追った世紀の大犯罪 著者:トマス・レヴェンソン 出版社:白揚社 ジャンル:自然科学・環境 ニュートンと贋金づくり [著]トマス・レヴェンソン あの大科学者ニュートンは「金」に縁がある。長年ひそかに研究したのは錬金術だったし、当時の錬金術は「贋金づくり」と同義語に考えられた危ない探究だった。また晩年、彼は大バブル事件として有名な「南海泡沫(ほうまつ)事件」に乗っかり、長年蓄えた財産を投資してみごとに失敗した。 だが、王立造幣局の官僚となったニュートンが、英国経済を銀本位制から金本位制に変える方向付けを行ったことはほとんど知られていない。 30歳以前に科学上の大発見を連発したニュートンも、さすがに後半生は静かな思索生活に飽きあきしたらしく、名誉職であり実入りもいい王立造幣局監事という「閑職」を受けるのだが、あいにく当時の英国経済は崩壊の瀬戸際にあり、贋金づく
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座
今週の日本版ニューズウィークのカバーは「男の子はなぜ女の子より劣るのか」である。さて、男の子はなぜ女の子より劣るのかって問われるなら、私は即答できる。そりゃ女の子が男の子より優れているからだよ。私なんか幼稚園から大学……そして社会に出てからも痛感していることだ。こんなことに疑問をもつやつがいることが不思議……とまでは言い過ぎかもしれないが、知能という点では総じて女のほうが男より頭がいいとしていいのではないか。少なくとも私なんかそういう前提で生きている。 ただ現実の社会の場になるとある種の一般的な男のバカと一般的な女のバカの一般的特性というのが強くなって、そこを超える知的に優秀な人とそうでもない私のような人という差異のほうが大きくなる。ほかにも権力のシステムがあったりするので、社会ではあまり一般的な知性の男女差というのは問題にならなくなる。 問題になるのはやっぱり学校だろう。平均的なサンプリ
【角川財団学芸賞(第11回)】日本人はなぜ、ヤンキーの放つ「バッド・センス」にかくも魅了されるのか? 日本文化に遍在するヤンキー・テイストを精神科医が分析し、ヤンキー美学… 世界が土曜の夜の夢なら―ヤンキーと精神分析 [著]斎藤環 「なんちゅうても、まっ先に来てくれたのは金髪のにいちゃんらやった」。神戸の震災のときに地の人から聴いた言葉である。地べた座りや車の爆音に閉口していたはずなのに、このとき感じた妙な安堵(あんど)感。それが何かが、17年後この本を読んで腑(ふ)に落ちた。 天皇陛下即位の周年祭典やNHK紅白歌合戦などの国民的行事に、なぜヤンキー系の歌手が活躍するのか。お笑いからポップスまでテレビ界を席巻するのがヤンキー的な美意識であるのはなぜか。ひきこもりから現代美術やおたく文化まで、つねにたましいの〈曲折〉と〈逸脱〉の光景に寄り添ってきた精神科医が、ここでは、かくも国民に浸透してい
イスラムや東洋、南米が遅れた原因とは? アメリカやヨーロッパの将来とは? 近現代史の壮大な謎をスリリングに読み解き、中国台頭と西洋没落の行方を占う気鋭の歴史学者による文明… 文明―西洋が覇権をとれた6つの真因 [著]ニーアル・ファーガソン かつて東洋の後塵(こうじん)を拝していた西洋は、なぜ1500年ごろから形勢を逆転できたのか。 「近代化に成功したから」「帝国主義を進めたから」といったお決まりの答えがすぐに返ってきそうだが十分とはいえない。まず先に東洋が近代化や帝国主義の牽引(けんいん)役になっていても何ら不思議ではなかったからだ。 この近現代史の壮大な謎に大胆な仮説をもって挑んだのが本書。著者はまだ40代だが、金融史や帝国論の名著を次々に世に問うているスター教授だ。論壇でも国際的な影響力を増しつつある。 古今東西の史話を自由自在に紐解(ひもと)きながら、著者は西洋の覇権を可能にした六つ
市場社会と人間の自由―社会哲学論選 [著]カール・ポランニー 「経済成長」という、政治家や企業家の意識をいまなおがんじがらめにしている強迫観念に、はっきりと「失効」を突きつけるべき時期がきていると考えるむきは少なくない。教育や医療や地域生活が市場の論理に呑(の)み込まれ、いまや目を覆わんばかりに疲弊している現実を前に、私たちは、経済あるいは市場というものが社会のなかで占める位相を根本から見なおすという課題と向き合っている。それをまともに語りうる言葉をじりじり求めている。 ポランニー。その名が今年のダボス会議でもさかんに口の端に上り、「グローバル・エリートの集う会場にカール・ポランニーの亡霊が出没している」と報道されたという。国際市場を牽引(けんいん)するエリートですらそのうすら寒さにおののきだしているのだろうか。 ポランニーは、さまざまな社会領域が経済システムに埋め込まれ、増殖する市場の自
ツナミの小形而上学 [著]ジャン・ピエール・デュピュイ 本書の著者デュピュイによれば、戦後広島と長崎を訪れた哲学者ギュンター・アンダースは、爆撃生存者の証言に驚いたという。彼らは原爆を投下した相手を恨まず「災禍を自然災害のように、まるでツナミでもあったかのように受けとめていた」からだ。 この時すでに兆候はあった。いまや「悪」はもはや自然にも人間にも帰属させ得ない。それはデュピュイの言う「システム的な悪」として、常に私たちを共犯関係に巻き込もうとするだろう。 人間の制御と想像の範囲を超えた技術とシステムがもたらす災禍は、アンダースの予言通り、かつてない「最も憎しみを伴わない戦争」に至る。そう、私たちが現在「フクシマ」を巡る戦時下にあるように。もし「東電」と「原子力村」こそが敵だ!と割り切れていたら、どれほど楽だったろう。 現代においては悪意や愚かしさ以上に「思慮の欠如(thoughtless
リトル・ピープルの時代 [著]宇野常寛 本書は『ゼロ年代の想像力』で華々しいデビューを飾った若手批評家の三年ぶりの書き下ろし評論集である。テーマは再び「想像力」だ。議論の構えは大きい。震災後の現状をふまえ、宇野はまず村上春樹を参照する。ビッグ・ブラザーが体現していた「大きな物語」が失効し、人々は目先の「小さな物語」に依存しようとする。 『1Q84』で村上が描いた「リトル・ピープル」こそは、意図も顔も持たずに非人格的な悪をもたらす「システム」の象徴だ。今必要なのは、制御不能におちいった「原発」のような巨大システムに対する想像力なのだ。 しかし宇野は、村上作品に頻出する、男性主人公の自己実現のコストを母なる女性に支払わせるというレイプ・ファンタジィ的な構造を批判する。その構造に潜むナルシシズムが、リトル・ピープルの悪を隠蔽(いんぺい)してしまうからだ。 ここに至って、本書の中核をなす二つのテー
いじめについて色々な事がネットで書かれているのをみると、「誰が悪い奴か」「不可避なことか否か」「いじめられた側/いじめる側はどうすべきか」について書かれているものが多い。また、いじめの多発する現状を異常事態と騒ぐ人も多いようだ。しかし、「いじめの機能を解剖」してみようとか「いじめを通していじめる側が獲得するメリット/コスト」について書かれたテキストは数があまり多くない。 確かにいじめは憂うべき事態なのは分かるけど、ここまで全国津々浦々の中学校に蔓延している以上、いじめを非機能的異常現象として捉えることはもはや適切ではないだろう。私が中学生だった十数年前以来、いじめの構造はほぼ一貫して思春期前期〜中期の学校に存在していたと思う*1。現代の思春期の子にとって、実はいじめは「機能的なもの」で「個人の適応を促進させるもの」で「抑止力が働かない限り必然的にエスカレートするもの」ではないだろうか?いじ
RuneFest, a convention run by the creators of RuneScape, is supposed to be an annual celebration of the fantasy MMO that came out in 2001 and has stayed improbably relevant in 2018 due to updates, iterations, and an active streaming community. This year, some attendees raised concerns about one streamer in particular,…
はてブは劣悪・Twitterは優良という勘違い はてブとtwitterのコメントには明らかに質の違いがでる、というのが僕の持論だ。 Twitterではコメントする前に「その記事について各ユーザーがどのような評価をしているのか」を知ることが困難である。 非公式RTまで含めてもせいぜい数名の評価を元に判断するのが通常。 答え合わせをせずに自分の意見を書く場合が多いし、そうでない場合も特定の人気ユーザーの意見に引きずられやすい傾向がある。 テストで言うならば独力で問題を解いている状態、もしくは隣同士で答案を見せ合って回答しているようなもの。 はてなブックマークではコメントをする前に「その記事について各ユーザーがどう評価しているか」を見ることができる。 はてなブックマークのコメントは一覧性がある その為、他の人がどんなことを言っているかを確認した後にコメントすることができる。 誰か一人が記事の内容
現状のはてなブックマークは、スパム業者の独壇場になっていると言う指摘があります。この指摘については確たる証拠を掴むのが難しいと言う理由で http://sogap.cielquis.net 上でのフィルタリング等は(確たる証拠が掴めるまでは)行わないと言う方針だったのですが、最近「いくらなんでも、それはあからさまでやり過ぎだろう」と言う事例が観測されるようになってきたので、ある程度、主観と独断でフィルタリングしていく方針に変更しました。 今日から少しずつ導入していく予定なので、しばらくは残るかと思います。怪しいと思われるサイトがありましたら、@tt_clown 辺りに飛ばしておいてもらえると、後ほど自分で確認して、SoGap でフィルタリングするかどうか決めます。 尚、最大の懸念サイトは NAVER まとめ なのですが、ユーザ投稿サイトと言う性質上さすがにドメイン毎フィルタリングする訳にも
モヒカン族 - MOHI-FACT - 断片部に書いたことを批判されても… で書いたことと重なるんだけど。 「俺とおまえは違う問題」の根は「ネガティブ言及するな問題」だよね これは僕の経験則なんだけど、「ひっそり書いているんだから言及するな」と言うスタンスが見え隠れするブログには、「私は何かに対して批判するけど、このブログはひっそり書いているんだから言及しないで」という謎のローカルルールを訴える所が多いです。自分は他人に噛み付きたいけど、自分は噛み付かれたくないために作り上げている身勝手なルール、こんなルールは当然守られるはずもない。 こういう人を見かけるともうニヤニヤが止まりません! 「全力で観察せよ!」 自分の個人的な体験とそれに関する感情や考察などをブログで書いたとする。それに対して、誤読をされたり、筆者の意図を想像した上での批判をされたりして、愚痴を書くのはわかる。これは本人内で完
なぜだろう。feecleのせいかな、他の個人的(性的)な気掛かりのことか。よくわからない。twitter的なものはなにかネットの意識を変えるのだろうか。あるいは今頃私はmixi的なネットワークの領域に入ってきたのか。なんとなくだが、はてなをはじめたころの親密さの感覚もある。 はてなが変わってきたのかもしれない。ぶくまについては批判はない。どうにでもなればいいんじゃないかと思いつつ、じゃ、自分ではどう思うかというと、あまり関心が持てなくなりつつある。 増田は? 増田もなんかテンプレ化してきているように思う。話題のテンプレというより、参加数のシュレショルドと実際には、Mr/Miss増田というかコアが生まれつつあるのだろう、そのあたりの活動が臭いというかうるさいというか。そのあたりは、増田から出たらいいんじゃないかとも思う。たぶん、増田はシステム的ななにかの工夫が必要なんだろうと思うがそれがなん
紙屋研究所の紙屋氏が東浩紀の「一般意志2.0」をdisっているのだけれど、何か本質を外している気がします。 ■架空インタビュー2.0 『一般意志2.0』ふたたび http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20120306/1331001376 特に違和感をもったのが、「差異の総和」について書いている部分。 ――「差異の和」のくだりですね。 そうです。岩波文庫の桑原・前川訳の方で紹介します。 これらの特殊意志から、相殺しあう過不足をのぞくと、相違の総和として、一般意志がのこることになる。(岩波版p.47) この最後の部分「相違の総和として、一般意志がのこることになる」は、フランス語の原文では「reste pour somme des différences la volonté générale.」となるので、東訳よりも桑原・前川訳の方がいいと思いますね。 こ
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