政治経済学者、日本金融財政研究所所長。1936年東京生まれ。1959年東京大学教養学部(国際関係論)卒業。東京銀行(外国為替専門銀行、現三菱UFJ銀行)入行、主要ポストを経験したのちに、1995年文京女子大学(現文京学院大学)経営学部・同大学院教授に就任。2007年より現職。 この間、金融庁参与に就任。1998年の金融危機に際して、衆参両院の予算公聴会に公述人として出席し、大手行に公的資金注入、銀行の株式保有制限、デフレ対策、純債務で見た日本の財政再建策などを提案。「エコノミストは役に立つのか」(『文藝春秋』2009年7月号)で「内外25名中ナンバー1エコノミスト」に選ばれる。 ニューヨーク、ワシントン、フランクフルト等に渡り、ユーロ研究で知り合った現地の大学教授や中央銀行幹部、主要銀行のエコノミストと強いパイプを築き、欧米の政治経済情勢に関して日本では知られていない情報を得る。近年、経済