日銀は5日、4年3カ月ぶりに実質的なゼロ金利政策の復活を宣言するとともに、国債やコマーシャルペーパー(CP)など5兆円規模の多様な金融資産を買い進めるための基金創設の検討を表明した。市場に驚きを与えた一連の政策を、白川方明総裁は記者会見で「包括緩和」と命名。デフレ脱却に向けて「金融政策は異例の世界に入っていく」と述べた。 【関連記事】 〔図解〕日銀短観・大企業の業況判断DI 日銀、ゼロ金利導入=4年3カ月ぶり 〔マーケット情報〕株と為替の最新市況 【特集】最強モバイルを探せ〜ドコモが7インチ「タブ」 〔動画〕証券・金融の街ウォーキング=「投資の日」記念イベント