【ワシントンAFP=時事】米主要紙によると、ブッシュ前米政権時代の中央情報局(CIA)がカダフィ独裁体制を支えたリビア情報機関と緊密な協力関係にあったことを示す秘密文書ファイルがリビアの政府施設から見つかった。CIAは、捕らえたテロ容疑者をリビアに移送し、尋問の代行を依頼していたという。リビアは拷問が行われていることで知られ、ニューヨーク・タイムズ紙は「米情報当局は少なくとも8回にわたってテロ容疑者をリビアに送り込んだ」と伝えている。 2日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、この文書ファイルは、カダフィ大佐派が放棄した後のリビア対外情報局本部を調査した人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」のメンバーが発見した。ファイルには2004年、当時のCIAのカッペス作戦担当副長官がリビア対外情報局のムーサ・クーサ局長(後の外相、3月末に英国に亡命)に送った書簡も含まれていた。書簡は
【メキシコ市・國枝すみれ】キューバ政府は3日、リビアのカダフィ政権を倒した反カダフィ派で作る国民評議会を正統性のある政府と認めず、リビアから自国の外交官を引き揚げると発表した。 キューバ外務省は声明で「外国政府や北大西洋条約機構(NATO)の介入によらず、リビア国民の自由意思で選ばれた政府だけを承認する」と説明した。また、NATOの空爆を「無実の市民を殺し、平和的解決を妨げている」と批判、空爆の即時停止を求めた。 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長はリビアの最高指導者だったカダフィ大佐と親しく、NATOのリビア攻撃に当初から反対していた。 【関連記事】 リビア:カダフィ派 首都向けの水供給をストップ リビア:カダフィ派の投降期限を1週間延期 交渉進展か リビア:カダフィ政権の外相拘束 リビア:カダフィ大佐派が投降拒否 リビア:カダフィ大佐の三男から電話で投降の打診
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