財務省は21日、東日本大震災の復興債を購入した個人に贈呈する記念貨幣の図柄を発表した。金貨と銀貨の共通の図柄には、大津波に見舞われながらも生き残った岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」を採用。個別面として金貨に「東日本の地図」、銀貨に「大漁船と稲穂」を採用した。 【なぜ残った?】東日本大震災:「奇跡の一本松」残った理由は…林野庁推定 記念貨幣を贈呈するのは、3月5日から発売する「個人向け復興応援国債」の購入者。当初3年間の金利は個人向け国債の下限(0.05%)に固定するが、15年4月15日時点の保有残高1000万円につき1万円金貨1枚、100万円につき1000円銀貨1枚を贈呈する。同国債は12年度中に3回発行する予定で、それぞれ異なる図柄の記念貨幣を同様の基準で贈呈する。残る3回分の記念貨幣の図案は公募で決定する。公募要領は16日以降、独立行政法人造幣局のホームページ(http://ww