世界各国の議会で女性議員の占める割合が増え続けるなか、日本は165位で、先進国の中でも最低水準にとどまっていることがわかり、女性の政治参加が進まない実態が浮き彫りになっています。 それによりますと、対象となった193か国のうち、日本の衆議院にあたる下院や一院制の議会で、女性議員が占める割合が最も多いのはアフリカのルワンダで61.3%でした。 一方、日本は10.2%で、前の年より順位を7つ下げ、165位となりました。 G7=先進7か国ではフランスが39.7%で16位、イタリアが35.7%で30位、アメリカが23.5%で78位などとなっていて、100位台は日本だけでした。 世界全体では1995年に11.3%だった女性議員の割合が、ことし1月時点で24.3%と倍増していて、日本では女性の政治参加が進まない実態が浮き彫りになっています。