[名](スル)《芝居の仕組み、筋書の意から》 1 小説や事件などを舞台・映画・放送で上演できるように脚本にすること。「自伝を脚色したテレビドラマ」 2 事実をおもしろく伝えるために粉飾を加えること。「話に多少脚色した部分もある」 [類語]劇化 〘 名詞 〙① 古代中国で、出仕する際に提出した身分証明書。また、履歴書。〔朝野類要‐三〕② 禅宗で叢林に入る時に提出する履歴書。[初出の実例]「取二脚色一験二祠部一。依二日来体例一。収二供帳銭物一」(出典:永平道元禅師清規(13C中)知事清規)③ 元・明以後、演劇の仕組書。また、俳優の役柄、扮装のこと。[初出の実例]「天地人は一大の戯場、堯舜は旦、湯武は末、操莽は丑浄、古今来許多(そこばく)の脚色(キャクショク)とは、大清康凞帝の殿上の柱に書いておかれたげな」(出典:浮世草子・諸道聴耳世間猿(1766)四)[その他の文献]〔世事通考〕④ 日本で、芝
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