古谷知華 | 日本草木研究所 @tomokafuruya 国立森林総合研究所の「木を発酵し醸造する」世界唯一の特許技術が凄すぎた。今までは樽熟成や蒸留でお酒に木の香りを移したが、この技術では木のセルロースを酵母分解し木自体の発酵が可能。樽熟成せずとも樹齢1000年の香木スピリッツが作れるなど夢がある。これは日本の酒界に革命を起こすはずだ。 pic.twitter.com/LtPNR3jmZV 2021-04-28 10:35:41
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石炭をば早や積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと靜にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり……から始まる『舞姫』の作者である森鴎外。他にも『雁』や『山椒大夫』など、数々の名作を生み出してきた彼だが、実はかなりの甘党だったことをご存知だろうか。 森鴎外の長女である森茉莉のエッセイ『貧乏サヴァラン』では、鴎外がもらった葬式饅頭を茶漬けにして食べていたと記されている。茶漬けに饅頭って…。味が予想できるようなできないような…。気になったので実際に作ってみた。 ■ 饅頭茶漬け 用意するものは、饅頭、飯、煎茶、以上。
はじめに ピチットシートなどの脱水シートをご存じでしょうか。 食材の味を変えることなく、水分だけを抜き取るシートでパンチェッタや干物を作るときによく使われます。これは、浸透圧の高い液体を半透膜で閉じ込めているため、接触部から水のみが移動するためです。 手軽に使えればいいのですが一枚あたり50円以上するので、使うのをためらってしまいがちです。そこで今回はこれを自作してみようかなと思います。まずは原理原則の浸透圧について解説します。 浸透圧について 浸透圧は、水分子だけが通ることのできる膜を介して見られる現象です。この膜は、半透膜と呼ばれていて、一般的には直径1 nm前後の穴が開いています。水分子の大きさはおよそ0.3 nm(推算)なので水分子はこの膜を通ることができます。 次の図では、濃度の異なる水溶液を半透膜で仕切った模式図を表しています。半透膜は、濃度の異なる溶液を接触させると、水を移動
笹ってどこにでも生えていませんか? わたしの家の周りにもたくさん自生しています。 狩猟マンガ『山賊ダイアリー』でもちらりと登場した、“笹の葉茶” を庭の笹で作ってみましたので、その様子をご紹介します。 まずはネットで情報収集 このページがわかりやすいです。 ほのかに香りほんのり甘い! クマザサ茶の作り方 作り方は極めて簡単です。この5ステップ。 笹を収穫 洗う 数センチ大に切る 煎る 煮出す ちなみに、上記のサイトを見ると使うべき笹の種類についても触れられています。 クマザサ茶と書きましたが、クマイザサではありません。「枝が中間付近から分岐」していません。ミヤコザサといわれていますが、葉鞘に逆向きの微細な毛があるとされるセンダイザサ或いは、エゾミヤコザサ、オオクマザサと呼ばれるササに似ている。 よくわかりませんし、他のサイトで見てみると「笹の区別は難しい」などとも書いてありました。 という
何年前の出来事だったか…?オカガニを食った。 オカガニ類とは沖縄で夜間に車を運転していると路上でたびたび出くわす大型の陸生カニである。 もっともよく見られるオカガニ(Discoplax hiripex)。 フィリピンはセブ島を訪問した際にオカガニを食用にするという話を聞いたので試してみることに。 あくまで試食なので資源量への影響を一応、ちょっとだけ考慮して雄を選ぶ。オカガニは雄も左右のハサミの大きさが均等。 同所的に見られるミナミオカガニ(Cardisoma carnifex)では雄のハサミはシオマネキのように片側が極端にデカい。 こちらはミナミオカガニの雄。ハサミのサイズだけでなく、甲羅がオカガニよりもツルッとしている。 この個体は左のハサミが大きい。挟まれるとそれなりに痛いので気をつけよう(小さい方のハサミも同様)。 セブの漁村では「捕獲してそのまま茹でる」と聞いた。 しばらく置いて泥
ランフォードスープ(ドイツ語: Rumfordsuppe, Rumfordsche Suppe、あるいはエコノミースープとも呼ばれる[1][2])は、栄養化学における初期の取り組みであった。バイエルン選帝侯カール・テオドールの顧問だったランフォード伯ベンジャミン・トンプソンが1800年頃考案し、ミュンヘンおよびバイエルンで消費された[3]。ランフォードスープは貧しい人々や、バイエルン王国や王国軍が運営するワークハウスの収容者、囚人への配給に用いられた[4][5][6]。トンプソンが「最初の本当のスープキッチンを設立した」としばしば考えられている[7]。 改革の方策としてバイエルン政府は保護を必要とする人々のためにワークハウスを設立しようとしていた。トンプソンの仕事は、できるだけ安く、高カロリーで栄養のある食べ物を供給することだった。スープは当時ドイツ全土で慈善家たちに広く知れ渡り、トンプソ
ダイダイ(ビターオレンジ) オレンジの木の花の精製バレル オレンジ花水(橙花水[1]、オレンジフラワーウォーター)は、ダイダイ(ビターオレンジ)の花びらを水蒸気蒸留して風味をつけたハイドロゾル分である。この液体はダイダイの精油・ネロリを製造する際の副産物として作られている。様々な化粧品や医薬品、料理などの香り付け用途で使われる。 バラ水と並び、世界で最も一般的に使用されるハイドロゾルであり、家庭等での小規模生産を考慮しない推定年間生産量は1500tである(いつの数値か不明)[2]。 成分[編集] 中東や地中海諸国をはじめ、アメリカやヨーロッパなど、世界中でさまざまなブランドの商品が販売されているため、品質にばらつきがある[3]。 国際食品規格委員会は、1リットル当たりの芳香族化合物が少なくとも0.3グラム含まれている事としている。良質な物は、0.5-0.6gである。0.9g以上になると飽和
橄欖 カンラン Canarium album (Lour.) Raeusch. カンラン科 Burseraceae 左は種です。 今日、中国の方から橄欖(かんらん)という果物?をいただきました。 福建省の方なのですが、福建のある地域ではよく食べるという事です。 水洗いして皮のまんま食べるそうです。 気になる味はというと、 なんというか、苦さとすっぱさのダブルパンチです。 果物と言われ甘いものを想像していた僕にはちょいと衝撃的でした。 でも、食べ進めていくと アラ? アラッ!? 不思議!? お口が爽やかに、更に嚥下すると微かに甘い!! 後味すっきり、といった感じです。 食べ終わるともう一個っと、手が伸びる。 そんな不思議な果物でした。 陳さん(くれた人)ありがとう!! 私は意外といけました。 ちなみに、Wikipediaによると、日本には江戸時代に入ってき種子島などで育てられているそうで、
中国や日本でオリーブのことを橄欖(カンラン)と訳すのは誤訳らしい。 オリーブの学名はOlea europaea、橄欖の学名はCanarium albumである。 日本では一般的に橄欖ではなくオリーブと表記しているので日常特に問題はない。 ここ広州では地中海産の輸入オリーブオイルを橄欖油(簡体字は橄榄油)と漢字表記し 地元広東省産の橄欖(カンラン)の実も売っているから混乱する。 ウィキペディア中国語版では橄榄 (橄榄科)、橄欖 (木樨科)と書いて区別している。 ちなみにオリーブは果実から油を抽出するが、 橄欖は果実を生食に、種から油を抽出することが出来るらしい。 スーパーで売っている橄欖。表記は橄欖果(olive fruit)、産地は広東省。 中国製の油。橄欖とひまわり油のブレンドらしい。 さて中国には橄欖菜という漬物もある。 橄欖菜。材料はカラシナ、橄欖、植物油、塩…となっている。 レスト
瓶に入ったプルケ プルケ(Pulque)は酒の一種。リュウゼツラン科の植物の樹液を発酵させて作る、メキシコの伝統的な醸造酒である。メキシコ高原ではイスタク・オクトリ(白い酒)とも呼ばれる。 特徴[編集] アルコール度数は4パーセント前後であり、あまり日持ちがしないため多くは産地の近くで消費される[1]。アガベから作られる上質のプルケはプルケ・フィノと呼ばれ、それ以外の種で作られたプルケはプルケ・コリエンテ(普通のプルケ)、トラチケと呼ばれる。 醸造されたプルケは粘液質の白い液体だが、アニスやトウガラシなど香辛料を入れるなど様々な方法で加工されて飲まれる[1]。また、糖蜜や果汁を混ぜた甘いプルケはテパチェと呼ばれる。 以前はプルケを蒸留したメスカル・デ・プルケが作られていたが、基となるプルケのアルコール度数が低いため薄い蒸留酒しかできず、メスカルに駆逐され今日は作られなくなった。 製法[編集
へそほやとはほやの根元の部分で、贅沢にもへそほやだけを集めた商品です。ほやの中でも内臓が付いていないので臭みが少なく、味が凝縮していて旨味が濃い部分になります。解凍して、そのままポン酢をかけてお召し上がり下さい。 商品のご紹介 ホヤとは ホヤは「貝」だと思っている方も多いと思いますが、実は脊索動物と分類される食品です。先端にデコボコとした突起物がある見た目から「海のパイナップル」とも呼ばれています。 食用に食べられるホヤは大きく北海道産の「赤ホヤ」と三陸産の「マボヤ」の2種類で、当店で扱うのは生産量の8割を占める宮城県産の「マボヤ」になります。肉厚で甘みが強いのが特徴で、新鮮なほど臭みが少ないです。当店で扱うホヤは新鮮なものをすぐに加工し、瞬間凍結させているので独特な臭みが少なく美味しさだけを味わえます。 ホヤってどんな味? ホヤは複雑な味わいを楽しめる食材で、なんと5つの味覚を一度に味わ
自然愛好家が自宅付近の森を散歩中に、偶然「新種のリンゴ」を発見しました。 New variety of apple discovered by Wiltshire runner | Fruit | The Guardian https://www.theguardian.com/food/2020/nov/28/new-variety-of-apple-discovered-by-wiltshire-runner Apple found by chance on woodland run is ‘interesting' new variety - The Irish News https://www.irishnews.com/magazine/daily/2020/11/28/news/apple-found-by-chance-on-woodland-run-is-interesti
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:天然のマキビシ、ヒシの実を採って食べたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 コノミタケを求めて能登までやってきた ほぼ奥能登でしか食べられていないというコノミタケの謎を解くべく、私を含めて合計4名のプロジェクトメンバーが集まった。 同行することになった二人は東京と佐渡に住む友人で、キノコ狩りは大好きだが奥能登の土地勘や人脈はない。北沢さんはキノコ狩り歴は無いものの、珠洲市に移住してから様々な場所を訪れているし、地元と良好な関係性を築いている。 この組み合わせなら一本くらいはコノミタケを発見できるのではと、例年なら最盛期となる十月上旬に北沢さんの家に集結した。どんなキノコかよくわかっていないけど。ちなみに東京から車で向かったら
カミキリムシ(髪切虫、天牛、蠰)は、コウチュウ目(鞘翅目)・カミキリムシ科(Cerambycidae)に分類される甲虫の総称。ごく一部の種を除き草食で、成虫の体は前後に細長く、触角、脚、大顎が目立つ。 卵→幼虫→蛹→成虫という一生を送る完全変態の昆虫である。 概要[編集] 全世界の熱帯から亜寒帯まで、陸上性の多年生植物がある所にはたいてい分布する。名前がついているものだけで約2万種、日本だけでも800種ほどが知られる。 成虫の触角は長く、英名"Longhorn beetle(長い角の甲虫)"または"Longicorn"もここに由来する。また、漢字表記の一つ「天牛」は中国語に由来し、長い触角をウシの角になぞらえたものである。触角の長さは種類やオスメスによって異なり、体長の半分くらいのものから体長の3倍以上に及ぶものまで変異に富む。同種では雄の方が長い。ただし、クロカミキリやトラカミキリなどは
今日は3月に千葉でシロスジカミキリの幼虫を採って食べた時のお話です。テレビのロケも兼ねてました。 なんか最近の投稿は一年を振り返る…みたいになりつつありますが、年末ということで。 シロスジカミキリは日本産カミキリムシの中でももっとも体長が大きくなる立派な種です。そのぶん幼虫も非常に大型で、食べ応えがあります。 カミキリムシの幼虫を食す文化は世界中に広く見られ、あのファーブルでさえその食味を絶賛したほどです。 ▲フィールドは千葉県某所の果樹園。 ただ一点、採集に関して問題が…。シロスジカミキリの幼虫は主に生きたクリの木、しかも幹の内部に穿孔して暮らしているのです。 つまり、捕まえるためにはクリの木を伐採しなければならない。 ただ、シロスジカミキリに食われ続けたクリは衰弱して実りが悪くなる。そしてやがて枯れるか内部が中空になって風で折れてしまう。そのため、クリ農家の方々もある程度木が弱ると見切
今回は、美味い美味いと言われる昆虫 「カミキリムシ幼虫」について触れたい。 カミキリムシ幼虫。昆虫食の界隈ではよく『マグロのトロ』と形容されるほど旨味が強く、中身の肉のクリーミーな濃厚な味わいに驚く人も少なくない。 昆虫食経験者らが『美味しい昆虫ランキング』なる格付けを始めると、大抵の人が上位にカミキリムシ幼虫をノミネートさせてしまうほどの超人気食材。 現在の日本では、食品として一般流通されておらず採集でしか手に入らないという入手困難さもあってか、『食べてみたいけど、なかなかお目にかかれない』という方も多いかもしれない。 ①カミキリムシ幼虫を捕まえる。 はてさてカミキリ幼虫はどこにいるのかしら。 かつての日本では「鉄砲虫」「ゴトウムシ」「とっこむし」等と呼ばれ、薪割りをしている際に割った木材からカミキリ幼虫が出てきた!という目撃例が多かったようだが、近年は薪割りするシチュエーションもごく一
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