「それにしてもあの社長はなんであんなキレイ事を言うのですかね? あれだけ儲かっていれば、そんなキレイ事ですむわけないに…」あるベンチャー企業の講演会の後に開かれた懇親会でとある方からこのような質問をうけた。 私もこの講演を聞いたが、確かにこの方が指摘された通り、あれだけ儲かっている企業のお金のにおいを感じさせない、キレイな技術主義的な講演をされていた印象を受けた。では、どうしてこの企業の社長はキレイな技術論をいうのだろうか?それは、私も含めてこのようなインターネット・技術系のベンチャー企業の話を聞きに来る方は、そういうキレイごとを聞きたいからのだと思う。 これはもしかしたら、私だけなのかもしれないが、個人的な感覚として、インターネット系やエンジニア系の人間は「結局、世の中金ですよ、ギャハハ」という感覚に生理的に嫌悪感がわく人が多いのではないかと感じている。 それはなぜだろう? 恐らく、ギー