安倍晋三(あべ・しんぞう)内閣総理大臣は2013年1月11日、兵庫県神戸市にある理研計算科学研究機構及び理研神戸研究所を、世耕官房副長官、赤羽経済産業副大臣、西村内閣府副大臣らと共に視察しました。 最初に訪れた計算科学研究機構では、井戸兵庫県知事と矢田神戸市長が同席する中、野依理事長が理研の概要説明を、平尾機構長が計算科学研究機構と「京」の概要説明を行いました。安倍総理からの質問を受け、「京」の出現により産業界でのスーパーコンピュータの活用が活発化していることなどの説明がありました。その後、見学者ホールから「京」本体を視察し、先端技術に注力し人材を絶やさないことの重要性などについて意見交換が行われました。 神戸研究所では、竹市雅俊所長が発生・再生科学総合研究センター(CDB)での取り組みを説明しました。竹市所長は、「発生生物学研究(基礎研究)の基盤の上に今日の再生医療研究や創薬につながって
厚生労働省の再生医療等評価部会は5日、他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、損傷した角膜の再生を試みる大阪大の臨床研究計画を条件付きで承認した。早ければ3月中にも厚労相が実施を認める通知を出す。手続きが順調に進めば、阪大は6~7月にも1例目、年内に2例目を実施し、それぞれ1年間にわたり経過を観察して安全性を調べ、治療効果もみる。 計画は、阪大の西田幸二教授(眼科学)のチームが1月に届け出ていた。臨床研究の対象は「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者。黒目の表面を覆う角膜を作る幹細胞がけがなどで失われて角膜が次第に濁り、視力が低下する病気で、失明の可能性もある。角膜移植以外に有効な治療法はないが、ドナー不足などの課題がある。
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