世界で初めて熊本大学の研究チームが不妊の原因に関わる遺伝子を特定しました。不妊治療への応用が期待されます。 熊本大学の研究チームが特定したのは、精子と卵子が作られる際に繰り返される細胞の分裂を促す遺伝子で、「マイオーシン」と名付けられました。このマイオーシンが正しく機能すると少なくとも400個の遺伝子に作用し、細胞が分裂していきますが、正しく働かないと分裂が起きなくなってしまうということです。研究チームの石黒啓一郎准教授によりますと、これまで精子や卵子の細胞分裂のメカニズムは解明されておらず、今後、マイオーシンが作用する遺伝子の働きを調べていけば、不妊治療の発展につながるということです。
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