「今回のG7は『びっくり箱』」[ロンドン発]主要7カ国首脳会議(G7サミット)が24日午後、フランスのビアリッツで開幕しました。米中の貿易戦争だけでなく、イラン核合意、自由貿易、気候変動問題を巡り米欧の溝も深まっています。 日経新聞によると日本政府関係者は「今回のG7は何が出てくるか分からない『びっくり箱』だ」と話しているそうです。 ビアリッツ周辺では、地球温暖化対策への取り組みを求めるエコロジスト、グローバル経済に反対する黄色ベスト運動、労働組合のメンバーら9000~1万5000人が抗議行動に参加しました。 保護主義とポピュリズムの中心人物ドナルド・トランプ米大統領と、リベラル・デモクラシーの旗手エマニュエル・マクロン仏大統領は「オテル・デュ・パレ」のテラスで予定外の2時間ランチ。 マクロン大統領は「リビア、シリア、ウクライナ、北朝鮮、イランについて話し合った」と報道陣に答えました。G7