スイスでは、グーグルとアップルが共同開発したAPIを用いて接触者追跡アプリの開発が進められている。 REUTERS/Denis Balibouse グーグルとアップルは、COVID-19発症者との濃厚接触の可能性を知らせるAPIを共同開発して公開した。それを利用したアプリを最初に開発した国はスイスだった。 現時点ではまだパイロット版だが、スイス当局は6月には広く普及させる計画だ。 グーグル・アップルが5月初旬にAPIを公開した際、22カ国の公衆衛生当局から、APIの利用許可について打診があったという。 グーグル(Google)とアップル(Apple)が公開したCOVID-19発症者との濃厚接触の可能性を知らせるAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス:プログラムの連携を可能にするもの)を利用した初めてのアプリ「SwissCovid」の開発が、スイスで進められている。 この
英国政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新たな取り組みをアナウンスした。4月12日、マット・ハンコック保健相は英国のNHS(国民保健サービス)が独自に開発した、感染者を追跡するアプリを間もなくリリースすると発表した。 「新型コロナウイルス感染症を発症した人はまず、このアプリに情報を入力する。すると、アプリは過去数日間に、その人物と接触を持っていた人々に、匿名でアラートを発信する。これにより、感染した可能性がある人々に適切な対処を促せる」と、ハンコック保健相は述べた。 同様なアプリは既に他の諸国でも導入され、感染の拡大を防いでいる。この仕組みを用いれば、無症状の人々がウイルスを拡散することも防止できる。ただし、個人の行動履歴を蓄積するシステムは、プライバシー上の懸念を生じさせる。 イギリスの国民保健サービスであるNHSは、クオリティの高い医療を無料で提供し、人々から高い信頼を獲得し
新型コロナウイルスの感染者の急増を受け、欧州の研究者らが共同で、ウイルスの感染経路を把握するためのアプリの開発を開始した。4月1日の声明によると、このアプリは利用者の付近に感染者が居る場合、アラートを発するという。 今回のプロジェクトはPan-European Privacy Preserving Proximity Tracing(PEPP-PT)と呼ばれるもので、8カ国にまたがる約130人の研究者らが、EUの一般データ保護規則(GDPR)に準拠しつつ、感染者をトラッキングすることを目指している。 PEPP-PTのアプリは、早ければ4月5日からの週に公開される。 スマホを活用した感染者の追跡は中国やシンガポール、韓国などで既に成果をあげている。英国政府もオックスフォード大学の研究者らと共同で、独自のトラッキングアプリを開発中だ。 しかし、英国政府のアプリは市民らの自発的参加を促すもので、
英当局が、新型コロナウイルス感染者と接触した(つまり自主隔離が必要な)人に通知を送る接触追跡アプリの導入を検討していると報じられている。 英Sky Newsは現地時間3月31日の記事で、英国国民保健サービス(NHS)のイノベーション部門であるNHSXが、米国企業のPivotalと連携してこのアプリを開発していると報じた。英政府が現在のロックダウン措置を緩和する際に、このアプリがリリースされる可能性がある。Sky Newsによると、このアプリを使用するにはオプトインが必要だが、NHSは人口の少なくとも50%がオプトインすることを望んでいるという。 NHSXの広報担当者は、「アプリベースの対策がコロナウイルスの追跡と制御に有効かどうかを検討しており、これをできる限り迅速に進めるために内外の専門家を集めた」と述べた。 このアプリは、Bluetooth信号を使って、近くにある他のすべての端末を匿名
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